CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

震災26年継承「遺構・神戸の壁が語る影絵展」観覧記 on 2020-11-20

2021年01月11日 04時44分14秒 | 神戸情報

標題の展示会(会期は2020年11月17日~12月14日)が神戸市長田区腕塚町5丁目1

WALL GALLERYで開催されていました。

私は2020年11月20日に観覧し写真を撮らせていただきました。写真紹介します。

上の3枚の写真は展示の遠景です

上の3枚の写真は影絵の内容

上の写真はDVDの内容

上の写真はWall Galleryの常設展示より

上の写真は主催者の「リメンバー神戸プロジェクト」代表の三原泰治さんの宣言文

上の写真は「神戸の壁ベンチ」の展示とWall Galleryの常設展示の遠景

 

神戸の壁は昭和2年(1927)頃、市場の延焼防止壁として建設されました。

先の大戦の終期、1945年3月17日の神戸大空襲、阪神淡路大震災でも耐え残りました。

平成7年(1995)1月17日の阪神淡路大震災から約1か月後にリメンバー神戸プロジェクト

が立ち上げられ、震災遺構の保存活動が開始されました。

以下、三原泰治さんが纏められた活動の年譜を添付しておきます。

1995年5月15日、市場の延焼防止壁は神戸の壁と命名されました。

1995年11月14日、「神戸の壁」保存実行委員会設立の集い

1998年3月9日、旧津名町(現淡路市)が神戸の壁本体の受け入れを決定

1999年3月5日、移設工事着工、壁本体は津名町へ搬送

1999年3月30日、神戸に基礎を遺すため、地元協議会支援で掘り出す

1999年11月21日、基礎をベンチの背もたれとした「神戸の壁ベンチ」アスタくにづか地下に設置

 現地への訪問記(2017年12月17日)を下記ブログで書いています。

 新長田アスタくにづか 神戸の壁・鎮魂と復興のベンチ on 2017-12-17 - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)

2000年1月16日、津名町に移設の工事が竣工し、竣工式が行われる

2001年6月24日、神戸の壁の跡地に基礎を台座にした復興住宅完成記念碑を建立

 下記のブログで現地訪問記(2020年11月7日に訪問)を書いています。

 神戸長田・フレールアスタ若松 北入り口の「復興記念碑」 on 2020-11-7 - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)

2002年4月22日、人と防災未来センターに「神戸の壁ベンチ」を設置

2009年1月17日、「神戸の壁」の本体が旧津名町から北淡震災記念公園に再移設

2015年1月10日、「神戸の壁」ライト点灯北淡震災記念公園で再開

2015年11月2日、北淡震災記念公園、野島断層、神戸の壁、継承・発展実行委員会を設立

2019年3月17日、「神戸の壁」再移設10周年で「神戸の壁が語る影絵」を壁に投影

2019年7月6日、「神戸の壁ベンチ」と資料をWall・Galleryに開設

2019年11月22日、「神戸の壁ベンチ」人と防災未来センター南側へ移設

 

 

サンテレビの報道(2020年11月17日10時から行われたオープニングの集いの様子を紹介

遺構・神戸の壁が語る影絵展 震災の記憶を伝える

 

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