お隣まで

目的は『愛媛県総合科学博物館』いつもより早めの8時出発。
高速に乗らず１94号線を北上。高知市内を抜けていの町。桜は終わり、モコモコとしたシイの花の山が目立つ。北上するに連れシイの山は少なくなり、落葉樹の新芽とヤマザクラが見える。フジのムラサキも目立っていた。この日も気温は低く寒風山を超えていくのだからと冬用のジャケットを羽織ってきたのが正解だった。
道路の下を流れる吉野川、岸には多分キシつつじだろうと思う花が沢山咲いているが遠くて上手く撮影できない。

途中長沢ダムのほうに寄り道。名前は知っていたが行くのは初めて。ダム湖を見ながら曲がりくねった道を走る。長沢郵便局のポストが懐かしくて撮影（笑）
キシツツジの写真差し替えました。
長沢で撮影じゃないですが同じ流域です（30日）

左はダム湖右すれすれに山が迫っている。岩肌に何かいいものが生えていそうな雰囲気だが、まだ花らしきものは見られない。
かなり進んで『まだ花の時期のは早いから引き返そう』Uターンしようにも狭い道なのでどこか広いところまで行ってくる間車を下りて歩いてみる。
有るいてみると小さなヤマルリソウ（ムラサキ科ルリソウ属）が咲いているのが見つかる。図鑑で見る花は瑠璃色で綺麗だけどどれもこんなような色だった。花期4，5月となっているのでもう終わりなのかもしれない。
　
そばにはユキワリイチゲの葉っぱも見られる。こんなところにもユキワリイチゲが咲くんだと思いながら撮影。そのそばにユリ科の植物が花はまだ咲いてないがチゴユリ？ホウチャクソウは見たことがあるがチゴユリにはお目にかかってない気がする。咲いたころまた来ようと言う事でお腹もすいたし先を急ぐ。
　
木の香でキジラーメンを食べる。美味しかったけど以前食べたときはもっと美味しいと思ったような。。。桑瀬川を泳ぐ鯉のぼり。何気にヤマシャクヤクがそこかしこに咲いていた（植えたものだと思う）目的地までまだ大分あるが、寒風山トンネル(5432メートル。四国最長。無料で通れるトンネルとしては日本最長）が新しく出来たお陰で随分楽に行けるようになった。（平成8年完成）

　　　
11号線を右に山道を上がると巨大な建物がそびえ立っていた。高知には博物館無いのよねえ（涙）高知の道の駅に置いてあったパンフレット『地衣植物の世界』これだけ見るのなら無料とのこと（気前いいよねえ）まずこれを見てから後のことを決めようと無料で入る。見たこと有るもの無いものよくぞこれだけ集めたものと感心しながら見せて貰う。広い館内見て回るのも大変だしショップで記念品を買って出る。
　
折角来たのだからと、西条市の産直店にも寄ってみるがやはりこういうお店は午前中に来ないと人気のあるものは売れてなくなっている。山野草コーナーが気になったが今回は買わなかった。
おまけで回った長沢ダムが良かったねえというのも何だか変だと思いながら帰ってくる。トップは帰り道で撮影したのでこれもやはり桑瀬川？このあたりは四国のてっぺんというキャッチコピーを掲げているだけあってかなり気温が違っている。西条では暑くてエアコン入れて走ったのにここでは窓も開けたくなかった。