室戸へ

久しぶりの室戸路、室戸市に入ると、道路沿いに植えられている真っ赤なハイビスカスが美しい。
以前はアロエが沢山植えられていたが、今回はあまり見かけなかったような気がする。窓を開けて走りたくなるぐらいの陽気。
２９日の第一目的は、室戸市展をみるため。新聞に植物仲間の褒状受賞が出ていたので、行きたいなと思っても、列車は奈半利までだし、以前は高知市内から甲浦（かんのうら）行のバスもあったけど、それもなくなっているし（安芸市で乗り換えて行けることは行ける）まあとりあえず電話だけでもと、お祝いを言って、行けないので後で受賞作品見せてねと伝えた翌日、一緒に行かない？と共通の植物仲間が誘ってくれたので、最終日だったけど会場で見ることが出来た。
暫く会ってないもう一人の室戸の仲間に『あんた所にお邪魔して、市展を見せてもらおうと思いゆうけんど、あんたは見たかね』と電話したら、まだとのこと『まあ○○さんが褒状貰うちゅうのに、見てやらんかね』『お弁当買うて行くき、一緒に浜でお祝いするぞね』と姉ちゃんの権限で出てきてもらい、少し風はあるが、心地よい浜辺で、奈半利（なはり)のお勝手というかまどで炊いたご飯の美味しいお弁当を食べる。本来なら、心込めて美味しいお弁当を作っていくというところだろうけど。『手抜きでも心はこもちゅうきね（こもっている）』と適当にごまかして食べて貰う。初めて寄ったけど美味しかった。いつからできていたろう。まだ新しいと思う。（２，３年経っているろうか）

小笠原諸島辺りが台風の影響で云々と、天気予報で言っていた気がするが、高知には影響ないだろうと気にもしてなかったが、海はつながっている？いつもより波が高かったけど、食事を終えて撮影する頃には、だいぶ鎮まっていた。

ヤクシソウに似た花を咲かせる『アゼトウナ』はまだどれも花を咲かせてなかった。
折角のきれいな海だったのに、レンズが汚れていた？いつも息子に言われているカビをはやしたろうか？聞いたら嫌味を言われると思いつつ、これって汚れぜねえと言うと、『カビよ！』と言われたが、一応レンズを拭いて今朝家の花を撮影してみたら、こんな汚れはついてない気がするけど、どうやろうか？
もう一度、アゼトウナやシオギクが咲いたら、リベンジ撮影に行きたいので、連れて行ってと言ったけど、返事はない。

室戸の彼女が、見つけた『ミズオオバコ』の場所に連れて行ってくれた。以前見たのは結構水深のある池だったが、此処は畑の縁の溝で、じわっと水は湧いているが、流れるほどでもなさそうで、へばりついている感じだった。

↓帰り道『志国土佐時代（とき）の夜明ものがたり』を偶然見かけ、今日は走る日だったということで、慌てて撮影できる場所に止めて撮影。小さすぎますねえ。それに場所も良くない。もう少しいい場所を研究してこれもリベンジしたい気もするが。思うだけで日は過ぎていくかもしれない。

室戸では、彼女に運転して貰いお家にも寄らせて貰い、彼女ご自慢の畑から、どっさりの植物を見せて貰い、水菜や春菊を頂いてくる。
百姓の娘の私は作りがヘタで、一人娘のお嬢様の彼女が上手に作っている。
室戸スカイラインには、アサギマダラがあちこちにいたが、残念ながら撮影する時間がなく通り過ぎる。皆さんのおかげで楽しい１日でした。
高知県内コロナ感染者さっきニュースで４人と言っていた。どうしてもゼロは続かないねえ。