日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

あんずさん危機一髪!

2020-09-05 | あんず&レン
9月1日の夜中、そろそろ寝ようかな、という時間帯。
あんずさんがやってきて、私の横にある椅子に飛び乗ろうとしました。
しかし机の下の隙間から上がろうとしたからか、うまくジャンプしきれず、ズルッと落ちそうになり。
その瞬間、ギャワワワワワ!!と凄い悲鳴が!!

私の横にあった椅子というのが、金属製のパイプの脚で、二本のパイプが下に向かってカーブしながら細くなって一本になっているという、ちょっとオシャレデザインの椅子。
リビングの椅子が壊れて数が足りなくなり、間に合わせで昔お店で使っていたものを引っ張り出して、そのまま使っていて、これ1個だけ違うタイプ。

問題はそのパイプの脚!
落ちそうになった時にあんずさんの後足がパイプの間に嵌り、下に向かって細くなっているので挟まって抜けなくなり、パニックに!!
ギャワワワワワ!!という悲鳴に振り向くと、足が変な方に曲がっている?!

慌てて抱き上げるとすぐ足は外れ、ダッシュで逃走。後足を引きずってる!!
そのまま私のベッド下へ逃げ込んだ。

うわ、折れた?!

しかし今は深夜。
明日朝一で病院に連れて行くしかない。
でも私仕事だし、3人体制の職場で明日は1人休みだから、私が休むと1人になっちゃう。
だけど両親は猫捕まえて病院に連れて行くのは難しい。
明日、忙しい日だったっけ?予定あったっけ?
…多分大丈夫な日…かな。
朝一で病院連れてって、戻り次第出勤させてもらおうか。
夜中なのでもう1人の人に連絡するのは朝にして、今夜は様子見しながら寝るしかない。

そうこうしていたら、あんずさんが出てきた。少し歩き方が不自然だけど、怪我直後のように引きずってはいなくて、抱き上げてそっと足を触ると、嫌がる素振りはあるけど、思ったほど痛がらないので、折れてはいないかもしれない、とちょっと安心。

しかしやはり心配でほとんど寝られないまま朝に。

ちなみに怪我の瞬間はとっさのことで、どっちの足が挟まってたか、記憶があやふや。
逃げて行く時の残像は、左足を痛がって引きずってたような気がしてたけど、触れてみてもどちらも嫌がるし(なんともない時でも足触られたら嫌がるのと同じ感じ)、朝確認すると、見た目には、右足の先が少し腫れているような。
歩き方も、左右ほとんど分からないくらい回復してて、思ったほどダメージは無さそう。
でも猫は痛みに我慢強いし、分からないようにしてるだけで万一という事もある。
安心のためにも病院には行った方がいい。

職場の人に連絡すると、「大丈夫」と言ってもらえたので、A病院(歴代の猫のかかりつけ、予約はできないけど電話で順番取りができる)の受付時間を待って電話してみると、前日から順番取りできるようになってて、すでに6人待ちと…。それは下手したら昼になってしまう。

一旦電話を切って、次に診察開始時間が30分遅いB病院(あんずさんとレン君を引き取った動物病院。こちらも予約はできず、順番待ちが発生している時だけ順番取りができるらしい)にかけてみる。しかしまだ電話が通じない。

その時点でB病院の診察時間まで1時間弱。
早めに行って外で待てば1番に診て貰えるかも?と、30分前に到着するくらいに家を出て、病院へ。
道中電話してみると、今度は応答あり。順番取りはできないけど、まだ待っている人はいないので、すぐ着けば多分1番に診られるとのこと。
病院に着くと、外でお掃除中のスタッフさんがいて、「先ほど電話した者です」と言うと、診療時間までは外で待ってくださいと。でも診察券を預かってくれ、1番確定!
その直後、他の車が次々到着。タッチの差でした。

実はあんずさん、家を出る時からずっと不安がって大声で鳴きっぱなし。
車中はエアコン効いてても暑くて、呼吸が荒くなり、段々熱中症も心配に
(ちなみに家に残されたレン君も、ずっと玄関で鳴いてたらしい)
それから開院までの10分5分が長かった!!

呼ばれて、先生に経緯を説明し、診てもらうと、「確かに少し腫れてるようだけど、それほど痛がらないので、おそらく折れたりはしてないと思います。このまま経過を見るだけでも大丈夫そうだけど、もしこのままでは心配なのであれば、レントゲンを撮れば、折れてるかどうかはハッキリします。費用もかかることだし、どちらでもいいと思いますよ」という感じ。

確かに、今朝の感じだと、歩き方もほぼ平常に戻ってて、このまま治りそうな気はする。
でもせっかく可哀想な思いさせて病院連れてきてるので、このまま連れ帰って心配しながら過ごすより、安心のためにも、とレントゲンをお願いする。

結果、問題なし!!
良かった!!

腫れがあるので、念のため3日分の消炎剤が出て、帰宅。

あんずさん、帰宅までずーっと鳴き続けたまま。
でもケージから出したらケロっと平常運転に。
猫によっては、狭い所に雲隠れして出てこなくなったりするので、この切り替えの早さは助かる。

よく頑張ったね、とちゅーるをあげて(留守番で鳴き続けたレン君にも)、大急ぎで出勤しました。

疲れた…。
でも大怪我じゃなくて本当に良かった…。

完全室内飼いでも、家の中に事故の危険はあるんだな、と学習しました。
椅子の脚は、母がその日のうちに応急処置でガムテでぐるぐる巻きに。


オシャレ椅子、見る影もないけど、安全には変えられぬ。

薬も3日分飲み切り、あんずさんはもう普段通り。大丈夫そうです。
良かった良かった。


↑事故数日前、問題の椅子の上で


ところで、あんずさんを救出する時、咄嗟に抱き上げたけど、パニックになってたあんずさんに、左腕をガブっ!と噛まれました。
歯形の穴が4つ。結構出血も。
すぐ消毒したけど、グッと強く噛まれたせいか、内出血で腫れと痣がまだ引きません。
あんずさんより、重傷だったのは私かもしれません



噛まれて4日目、腫れと痛みは引いてきて、左側の痣が少し目立つくらい。
歴代の猫さん達に付けられた傷で私の両手は傷痕だらけ。少々の傷はどうってことない境地です。

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