日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

4月に読んだ本

2014-05-03 | 本と漫画の話

4月もあまり読めませんでした…
久しぶりに小説(伊坂幸太郎)を1冊だけ読みました。この調子じゃ読書が趣味とか言えないなぁ…(汗)



2014年4月の読書メーター

読んだ本の数:15冊
読んだページ数:1786ページ
ナイス数:286ナイス

ふたりのねこ ねことニャンコのまんまるサテンバッグ付 ([バラエティ])ふたりのねこ ねことニャンコのまんまるサテンバッグ付 ([バラエティ])
★4 最近ド嵌りしているヒグチユウコさんの初の絵本に、バッグがセットになったもの。買うしかないッ!  ◆まず絵本。《大好きな「ぼっちゃん」とはぐれ、ボロボロになったぬいぐるみ「にゃんこ」は、公園に住む「ねこ」に拾われる。二人は友達になり、ぼっちゃんを探して回るけれど…》序盤は定番っぽい話の進み方で、何となく拍子抜けしてたら、後半から急展開。切なくて優しくてほろ苦い絶妙なラスト。
【以下ネタバレ→    あの後、ふたりが一度でも再会できますように!】 
 
◆バッグについて。ラウンド型のデザインに綺麗な色使いと繊細なプリント、作りもちゃちっぽくなくて、すごく素敵なんだけど、黄色いサテンはやっぱり派手だった(笑)。ツヤツヤと蛍光のようで目に眩しい(^^;) 若い女の子が持つには本当に可愛い!と思う。でも…いい大人が使うには勇気がいるな~。あと、右肩に掛けて持つと、肝心の可愛いねこの顔の部分が見事に肘で隠れちゃう。これはデザイン的に超残念!(><;)
あと、「豪華化粧箱」は、蓋付の物入れとかに再利用できるタイプかと思ってたけど、左右を開いたらペタンと折り畳めちゃう薄いボール紙のちゃちなものでした。イラストのプリントは可愛いけど、印象は単なる包装材。絵本とバッグで十分満足感はあるんだけど、「豪華化粧箱」なんてうたうから期待しちゃった…。

読了日:4月1日 著者:ヒグチユウコ


球場ラヴァーズ~私を野球につれてって~ 3 (ヤングキングコミックス)
球場ラヴァーズ~私を野球につれてって~ 3 (ヤングキングコミックス)
★4 2013年終盤、初のCS進出と前田智徳引退。もっと話が続くと思っていたので、帯を見て「もう完結しちゃうの?」と驚いた。星形君のエピソードも、ミッキーの家庭の事情も、随分あれこれと早送りした感じで、シーズンを持ち越さずに纏めちゃった。ただ、元々この日南子のシリーズは、前作よりカープとの絡め方がしっくり来ないような気がしていたので、このまま続けるには話が弱かったのかも? とは言え、カープエピソードの描き方は相変わらず素晴らしく、その時の感情がまざまざと蘇った。前田の守備、泣き笑いしたなぁ。
読了日:4月1日 著者:石田敦子


ねぬ
ねぬ
★3.5 タイトルと表紙に惹かれて。《猫になりたいと思い猫のように生きる犬「ねぬ」。犬からも猫からも受け入れられず、孤独だけど気ままな日々。ところが捨てられた子猫や弱った野良犬が集まってきて、図らずもねぬの周辺は賑やかに。ある時、駆除しに現れた人間から逃れ森に逃げ込むと、そこには先客が…》 変り者、半端者、弱い者達が居場所を見つける話。絵もお話も、嫌いではないけど、いいようなそうでもないような、微妙な…。セリフが関西弁な所はわりと好き。
読了日:4月14日 著者:こしだミカ


使いたくなる消しゴムはんこ 毎日がホリデー (小学館クリエイティブ単行本)
使いたくなる消しゴムはんこ 毎日がホリデー (小学館クリエイティブ単行本)
★3.5 シンプルで彫りやすそうな絵柄だけど、組み合わせやグラデーションの付け方、押すバランスなどがセンスよくて可愛い。彫り方もどこから彫り始めてどう彫り進めるか部分ごとに分けるなど、かなり丁寧に説明してあるので、初心者には最適かも。
読了日:4月14日 著者:とみこはん


ダヤン画集 タシールエニット博物館
ダヤン画集 タシールエニット博物館
★3.5 過去に刊行された画集『タシール・エニット博物館』に、愛蔵版として限定発売された『ダヤンとわちふぃーるど物語』から抜粋したイラストを再収録した新装版とのこと。不思議な博物館を冒険するダヤン、文章は添えてあるものの、物語というより散文詩のような趣で、場面場面を切り取った感じ。「画集」であるので、絵をメインに楽しんだ。うつむき加減の無表情に見えるダヤンが定番だけど、たまに上向きで口元のベンツマーク(鼻の下と口のラインが交わる、逆Y字の部分)が見える絵になると、一気にリアルな猫らしくなってツボ♪
読了日:4月14日 著者:池田あきこ

首折り男のための協奏曲首折り男のための協奏曲
★4 アンソロジー『Story Seller』1,2で登場した「首折り男」。その2編と他の媒体で書かれた短編5編が黒澤も介して緩やかに繋がる短編集。ラストで全てがパズルのように繋がって驚愕!というようなカッチリした構成ではないので、若干物足りなさはあったけど、ゆるめの伊坂ワールドが楽しめた。黒澤さんの出番も多かったし♪ *イジメの話が度々登場して、その陰湿さ残酷さと比べたら、何となく首折り男の方が余程まともな人間に見えてきてしまう不思議。『人間らしく』の「天網恢恢疎にして、そこそこ漏らす」はいいなぁ。 
【収録タイトル】首折り男の周辺/濡れ衣の話/僕の舟/人間らしく/月曜日から逃げろ/相談役の話/合コンの話

読了日:4月14日 著者:伊坂幸太郎

人生はニャンとかなる! ―明日に幸福をまねく68の方法人生はニャンとかなる! ―明日に幸福をまねく68の方法
★4 古今東西の著名人の名言と、そのシチュエーションに合った猫の写真を組み合わせた本…と思って読んでたけど、途中「あれ?」っと思って前書きを見返したら、言葉は「偉人の名言」じゃなくて、「猫が教えてくれる大切なこと」で、裏にはそれに纏わる「偉人エピソード」が入る、という体裁だった。どうりで、意訳にしても変だなと思った…。犬の方もそうだったのかな? そこはまあ私の勘違いなのでともあれ、猫の写真の方が、何となくいい味出しててしっくりくると思っちゃうのは、猫派の欲目でしょうか(笑)。
読了日:4月14日 著者:水野敬也,長沼直樹

BABIESBABIES
★4 身近な犬や猫から、始めて見るような珍しい動物まで、いろんな動物の赤ちゃんがいっぱい。1ページに1種なので、1つ1つは物足りないけど、どこを開いても可愛い赤ちゃん、というのはひたすら和む。動物好きにはオススメ。
読了日:4月15日 著者:内山晟,PANA通信社

カープルールカープルール
★3.5 カープに関するネタ的な情報を集めた本。カープ黎明期のエピソードなどもちゃんと押さえてあり、胸が熱くなる。「広島」と呼ぶのはにわかファン、というのは言われてみればそうなのかも? というか他チームファンが「広島」と呼ぶイメージ。ネタごとの通し番号が背番号になっていて、ちゃんと選手名が入っている所などは芸が細かい(笑)。あ、スラィリーは、初めて見た時は「何じゃあの訳わからん生き物は?」とドン引きしましたが、球場で実物を見たら、愛嬌たっぷりでたまらなく可愛いと思い、今やすっかりファンです(*´艸`*)
読了日:4月15日 著者:鯉党制作委員会

CARP@中国新聞 2009CARP@中国新聞 2009
★4 中国新聞発行、記事で1年を振り返る冊子。ページ数は少ないけど、要所の試合が押さえてあるので、どんなシーズンだったか思い出すには最低限にして十分な感じ。2009年は、新球場元年で、ブラウン監督のラストイヤーだった。個人的に当時はまだカープ熱再燃とまではいってなかったので、主力メンバーってこんなだったんだ、この時は成績の良かった彼が…とか、マエケンの躍進の兆しが見えたりとか、感慨深い。
読了日:4月15日 著者:

CARP@中国新聞 2010CARP@中国新聞 2010
★4 中国新聞発行、記事で1年を振り返る冊子。野村監督一年目、マエケン沢村賞獲得の年。前書きに「低迷するチームで孤軍奮闘するマエケンの活躍を…」みたいな事が書いてあって、「孤軍奮闘て、あまりにもな言い草(笑)」と思って読んだら、マジ孤軍奮闘としか言いようがなくて苦笑。まあ援護がない。本当に0点に抑えて完投しないと勝てない。よく15勝もできたなぁ。マエケンほんまによう頑張ったなぁ、な一年だった。
読了日:4月15日 著者:

CARP@中国新聞 2011CARP@中国新聞 2011

★3.5 中国新聞発行、記事で1年を振り返る冊子。開幕ダッシュに成功したカープ。それも交流戦まで。チーム状況はかなり悪かった。とにかく貧打。44イニング無得点やら10連敗やらで、0封負けの数22試合。先発が好投しても、1点取られたら負け。悲惨だ…。そんな中でも、丸や今村など若手が頭角を現し始め、世代交代の気配が漂う1年に。
読了日:4月28日 著者:

図書館の主 7 (芳文社コミックス)図書館の主 7 (芳文社コミックス)
★3.5 安定感。全巻からの続きで西野さんの母へのコンプレックスと人形劇との関わり方、中学生・大樹と正義の友情、神田さんの姉登場、板谷さんの元同僚の自衛官・阿藤の後輩の悩み、御子柴兄妹の話。個人的に、自由奔放に見える神田姉の姉としての悩みと、末子成功型が多い童話への疑問がリンクしている所が面白かった。
読了日:4月28日 著者:篠原ウミハル

昭和元禄落語心中(1) (KCx ITAN)昭和元禄落語心中(1) (KCx ITAN)
★4 ちょっと気になってた漫画。図書館にあったので、とりあえず1巻を借りてみた。面白い! 気難しい八雲師匠が気まぐれで採った弟子・与太郎。おバカで愛嬌があり素直でへこたれず、師匠と落語への愛はまっすぐ揺るぎない。まるで犬みたいな愛すべきキャラ。師匠が引き取り同居している小夏の過去はワケありで、両者のピリピリした関係性に与太郎が加わった事で、物語がどう動くのか、先の展開が楽しみ。 *絵柄や作風が、師匠の艶っぽい所やシリアスな面がオノナツメ、与太郎の奔放で無邪気なキャラや周囲との親しみ易さが勝田文っぽい。
読了日:4月28日 著者:雲田はるこ

きょうの猫村さん7きょうの猫村さん7
★3.5 小さな波風は立ちつつも、犬神家に大きな動きはなし。猫村さんは相変わらず真面目に家政婦をしながらも、ちょっとズレてて、時々動物らしく思考が散漫になったり、場の状況に流されたり。昼ドラチックだった展開がやや日常化して落ち着いて来てる気がするけど、話はちゃんと完結するのだろうか。ぼっちゃんに会える日は来るのか?(^_^;)
読了日:4月28日 著者:ほしよりこ

読書メーター

コメント (2)
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槇原敬之! ■Twitter,5/2

2014-05-03 | Twitter

野球見に行く予定の日、槇原敬之さんの始球式が決定したそうで、楽しみが増えた♪ でも始球式って歌は歌わないんだよね…(^^;) →book.akahoshitakuya.com/post/13/105094… #bookmeter


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