日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

9月に読んだ本 前半

2009-10-02 | 本と漫画の話
9月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:4784ページ

ハリセンボンの逆襲 (文春文庫)ハリセンボンの逆襲 (文春文庫)
★★★☆☆赤マントシリーズは、読んだ端から内容を忘れてしまうくらいお気楽に何も考えず読める。
読了日:09月04日 著者:椎名 誠

匣の中の失楽 (講談社ノベルス)匣の中の失楽 (講談社ノベルス)
★☆☆☆☆ 最後まで、気持ちが乗らないままだった。一体どう決着をつけるのかと、我慢して最後まで読んだものの、作中作の繰り返しで披露されては打ち消される推理に食傷し、結末さえ「どうせこれもまた真相では有り得ないんだろう」と半信半疑で、ところがそれでどうやら終わってしまって、何だかあっけなく消化不良。あれだけ長く引っ張っておいて「なるほど!」と思わせるインパクトに欠けていた。自分の好みとは外れてました。
読了日:09月05日 著者:竹本 健治

ビロウな話で恐縮です日記ビロウな話で恐縮です日記
★★★★☆ この方のエッセイの語り口調は、かなり好み。擬音とか男言葉が入ってくる感じとか、仲のいい女友達と雑談しているような。男子は聞くな!みたいな(笑) 脚注が付いてるのも楽しかった。
読了日:09月06日 著者:三浦 しをん

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)
★★★★☆ 2巻までは、コミカルな中にも読んでて辛くなるような重さがあったけど、3巻は少し気持ちが楽だった。ほんわかした救いの部分が増えてきたのかも?あと、作者が猫を飼いだしたからか、猫の描写がより「猫らしく」なりました♪
読了日:09月08日 著者:羽海野 チカ

ぼのぼの 31巻(バンブー・コミックス)ぼのぼの 31巻(バンブー・コミックス)
★★★★☆ 一つ一つのエピソードが短く、テンポよく読めた。一時はなんだかどのキャラもイライラした感じというか、キツイ描写が目立ったけど、またほのぼのした感じに戻ってきたようでうれしい。
読了日:09月09日 著者:いがらし みきお

ぼのぼの (32) (バンブー・コミックス)ぼのぼの (32) (バンブー・コミックス)
★★★★☆ 2巻続けて出ていたとは気付かず!帯にあった、ぼのぼのとシマリス君の初めてのケンカがどうなることかと思ったら、意外とあっさりしてて肩透かし。でも各エピソードが簡潔で、ダラダラ続かないので、読みやすくて個人的には好きです。
読了日:09月09日 著者:いがらし みきお

巷説百物語 (角川文庫)巷説百物語 (角川文庫)
再読
読了日:09月13日 著者:京極 夏彦



長くて文字数制限をオーバーしてしまったので、後半に続きます
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9月に読んだ本 後半

2009-10-02 | 本と漫画の話
9月後半です

あたしンち 15巻あたしンち 15巻
★★★★★ おかあさんのキャラが強烈なんだけど、「あるある、うちのオカンも」という所が少なからずあるのがまた可笑しい。 それにしても、日曜版の連載でほとんど読んでるはずなのに、単行本であらためて読むと、半分くらい「読んだっけ?」という感じの不思議な感覚に襲われる。記憶力の問題だと思うとちょっと凹むけど、何度読んでも楽しめていいような気も…(笑)
読了日:09月19日 著者:けらえいこ

ホームズのいない町―13のまだらな推理 (FUTABA NOVELS) (FUTABA NOVELS)ホームズのいない町―13のまだらな推理 (FUTABA NOVELS) (FUTABA NOVELS)
★★★★☆ 短編や、間に挟まれる超短いショートストーリー13編が、少しずつリンクして、最後にまとまる感じ、面白いです。伊坂幸太郎も少しずつリンクさせるのが上手いけど、作風は全く違って、でもどちらも面白い。「あ、ここも繋がった!」と気付く時とか、「アハ体験」に近い感覚で、脳にいい感じがする(笑)
読了日:09月20日 著者:蒼井 上鷹

続巷説百物語 (角川文庫)続巷説百物語 (角川文庫)
再読
読了日:09月20日 著者:京極 夏彦


心ひだひだ (講談社文庫)心ひだひだ (講談社文庫)
★★★☆☆ 心理テストと、そのテーマにまつわる室井さんのエッセイと、何を選んだか、最後にテストの解答、という構成。室井さんのエッセイも面白いし、暇つぶしにはもってこい(失礼)です。
読了日:09月21日 著者:室井 滋

先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!
★★★★☆ 何かの書評で知り、図書館でたまたま目に入り、タイトルにインパクトがあって記憶に残っていたため、何気なく手に取った。学術的な難しい話が多いかと思えば、「はじめに」の「ヤギ部」のくだりでハートをわしづかみ(笑)即借りて帰りました。 真面目に研究もしてるんだけど、それを分かりやすくユーモアを交えて書けるこの先生は凄い!!さっそく既刊も読みたいと思います。
読了日:09月21日 著者:小林朋道

先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学
★★★★☆ 3冊目(先生、子リスたちが…)を先に読んで面白かったので、すぐ1,2作目を借りて一気読み。動物の意外な生態やハプニングを、ユニークな語り口で紹介。なんとも楽しそう。私も学生なら入学したくなります。
読了日:09月25日 著者:小林 朋道

先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!
★★★★☆ 一気に既刊の3冊を読んでしまった。早く続きが読みたいです。
読了日:09月26日 著者:小林朋道

 
嗤う伊右衛門 (角川文庫)嗤う伊右衛門 (角川文庫)
再読
読了日:09月27日 著者:京極 夏彦


ハンプティ・ダンプティは塀の中 (ミステリ・フロンティア)ハンプティ・ダンプティは塀の中 (ミステリ・フロンティア)
★★★☆☆ 留置場の中を舞台にした連作短編集。登場する人たちが個性的で面白い。刑務所などと違って、まだ刑が確定するどころか、起訴されるかどうかも未定の状態なのが新鮮だった。
読了日:09月27日 著者:蒼井 上鷹

読書メーター



小林朋道先生の「先生、……」シリーズ、動物の好きな方にはオススメです
鳥取環境大学って知らなかったけど、もし私が中・高校生くらいの時にこの本を読んでいたら、この大学に入りたい!と思ったはず…。
理科は苦手だったので、もっと真面目に勉強しないと絶対入れないけど
コメント
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