おきらく

まんまるが思いつきでいろんな事を書くブログです

現場じゃないと判らない事

2010-10-22 | 舞台・ライブ
今日は待ちに待ったフィギュアスケートNHK杯観戦の日。
私の席はジャッジ席…テクニカルの真後ろの位置にあり、PC画面が丸見えでした。
選手もジャッジ席に向けてアピールするので、ものすごく見やすくて、テレビと同じ映像がスクリーンに映っているのですが、スクリーンよりも生の方が見やすかったです。

さて初めての試合観戦、一緒に行った友達もアイスショーは何度も観ても試合は初めてで、2人とも同じ感想だったのですが、試合は観るだけで体力を使う!
選手の気合いがこっちまで伝わるのか、アイスショーと違ってじっと見つめてしまうのか…理由はよくわからないのですが座って観るだけで疲れました。
それから、試合中にすごいビニル袋のガサガサした音が聞こえて来て、私は「誰?パン食べようとしてるの?」って思ったし「友達はお菓子食べてんの?」って思ったそうなのですが、実はカメラマン席からのシャッター音なんです。
演技開始前の静寂の中、カシャカシャ…、選手が近くでジャンプとかスピンするとカシャカシャ…にぎやかな曲ならいいのですが、静かなバラード調の曲の時なんて本当に邪魔だと思いました。
選手はああいう音とも闘っているんだって、現場で観ないとわからないものなんですね。

あと、テクニカルのジャッジがコンビネーションスピンなどで、スピンの数を指折り数えているのを見て、何だか微笑ましく思えました。
さて、そのジャッジについてちょっと思った事と面白いお話を…。
アイスダンスやペアって最近はテレビでもなかなか放送してくれなくて(特にアナログ)、最初点数の水準がどんなもんかわからなかったんです。
その後、数組が登場して、だいたいこのぐらいの演技だったら前の組より上とか高得点が出るんじゃないかとか予測ができて、だいたいその通りに点数も出るんです。
問題は女子シングル。
点数の出方がよくわからないんです。
村上佳菜子ちゃんなんて、3-3決まったと思ったし、スタオベもしたし、60点越えかな…って思ってたんです。
でも実際は60点切っていて、「シニアだから厳しいのかな…」って話していたんです。
さっきネットで知ったのですが、ダウングレードなんですよね。
はぁ?って思いました。
他の選手もパッと見は決まった様に見えていて、初戦だし悪くない出来だと思っても得点が思いのほか低く、友達と「見た目の印象と得点が離れ過ぎて理解できない」って嘆いていました。
アイスダンスやペアとは採点法が違うんじゃないかと思ったくらい。
「これだけのギャップって回転の判定が厳しいのかエッジの厳格化がすごいんじゃないか…」と話していました。
だから、真央ちゃんの演技でも3Aの両足とフリップの抜けたのは仕方ないとして、3-2は決まっていたと思ってたので、予想外に点数が低くてびっくりしました。
最後に爆笑話。
私達の位置から花を投げようとすると、ジャッジ席の分だけリンクまで距離があって、なかなか届かないんです。
真央ちゃんの演技終了後、ある観客が投げた花がものの見事にテクニカルジャッジの後頭部に直撃。
しかも、おもりが付いた方が直撃していて、ジャッジに対する無言の抗議の様に思えて爆笑していました。

真央ちゃん、練習では3A決めてました。
男子選手並みの着氷の音にその衝撃のすごさを感じました。
フリップもフワっと舞う様に決めてました。
4回転の練習してるかと思うくらい綺麗だっただけに、本番でアピールできなくて本当に残念でした。
でも、私の目には点数ほどの危機感とか悲壮感はなくて、矯正が順調だなって思いました。
それにしても、観客の皆さんは色んな国旗を持って来ていました。
どこかに『万国旗セット』なるものが売られているのか…というくらい。
日本・アメリカ・ロシア…これは基本セットみたい。
そこに中国・カナダ・イタリア…好きな人は持ってるよね。
グルジア…どこで入手してるんだろう?バナーも結構出てるしゲデバ二シビリ選手のファンって結構いるんだ。。。
って感じでした。
あっ、そう言えば関係者席に小塚選手いました。
佐藤久美子コーチもいました。
モロゾフコーチの隣に安藤選手もいました。
結構豪華でした。

今日のSP3種目でこれだけ疲れるんだから、明日なんて心臓持たないだろうね。
チケット取れなくて命拾いしたかも…。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿