ソチ五輪まであとわずか。
日本選手団の壮行会がありましたが、私が応援している浅田真央選手の姿も見られるかと思ったら欠席。
フォレさんが来ているとの事なので、フリーの手直しってことかな。
高橋大輔選手もローリーさんが来てるから欠席らしいので、もしかしたら浅田選手のSPも見て下さるのかしら?
タイトルの事。。。メディアって全然学習しないのね!
ヨーロッパ選手権でリプニツカヤ選手が今シーズン最高得点で優勝したことで、「真央に難敵」とか「真央表彰台に黄信号」とか『何を今更』感な記事がたくさん。
ここ数年ロシアのジュニア選手が実力をつけてきている事も、アメリカにもカナダにも同世代の良い選手が育ってきた事もフィギュアスケートを見ている人なら周知のこと。
グランプリファイナルだってロシア女子4人ですから、その時点でわかりそうなものなのに結局は点数しか見ていないんだって思った。
バンクーバーシーズンは『真央VSヨナ』的な取り上げ方でも仕方がなかったと思う。
セカンドループの判定も厳しかったし、他の選手が3−3を跳びにくい状況だったし、3Aはあの時も今も浅田選手しか挑戦していない。
でも、今回は違うとフィギュアファンはわかってますよね。
3−3を跳んでる選手はたくさんいるし、若い選手でも技術がしっかりしている選手も多い。
ソチ五輪では若手の選手が精一杯の高難度に挑戦して来るからこそ、浅田選手も3Aをフリーで2回やりたいと考えたんだろうと思う。
若手だけでなく、ワグナー選手だってコストナー選手だって同じ。
なのにほとんど『一騎打ち』路線を貫こうとしていたメディアにはうんざり。
とは言え、時々東スポあたりが特定ジャッジに言及したり、少しはまともになったのかと思った。
中庭健介さんのコラムは選手目線の良い記事が多くて、嬉しかった。。。のに。。。
非常に残念ですが、『スケート知らない記者が適当に書いてフィギュアファン(特に浅田選手のファン)を怒らせる典型』の記事を書かれていました。
私がいう典型とは。。。
・浅田選手はキム選手に勝つ為に3Aを跳ぶ (3Aは浅田選手の矜持、勝負以前の話です)
・ISU公認大会の得点と非公認の国際大会・国内大会の点数を比較する
・キム選手について「スピードとジャンプの高さと幅」と「表現力」がすごいと言う
・その上スピン・ステップ・スパイラルの劣化には触れない
こんな感じです。
それに加えて、中庭さんは「村上選手ら日本の選手は4大陸選手権をステップアップとして…」と書いています。
五輪の代表選手を発表した時、四大陸には浅田・鈴木両選手が選ばれてない事もわかってたはず。
事実としては村上選手のみ四大陸をステップアップにするのです。
正直、中庭さんがこんなミスするのかな、ゴーストがいるのかな?と疑った。
他のメディアで適当な記事を書かれる以上に残念だった。
やっぱり、ソチは点数とか結果よりも悔いのない達成感を重視した方がストレスが少なそう。。。