ろうそくの炎

管理人ろうそくの炎が好きです。

今は明りは、電気
指一本でつけたり消したり
そして気が付くと
電球が切れてたりするわけです^_^;

とても便利ですが
たまには
ゆらゆら揺れる炎の明りもいいものです。
心が暖まります。

誕生日のろうそくは消すためにつけます。
停電の時は電気の代わりの明り
別のものを見るために使います。
誕生日でも停電でもない
ただ、ろうそくの炎を楽しむ日もいいものです。

今はハーブの香りのろうそくもあり
リラックス効果もあるようですので
たまには一杯のお相手にいかがでしょう
ろうそくの種類を語ると長くなるので・・・

管理人の友人に
「疲れ」をお相手に飲むなんて人が居ます。
疲れさんとまずは乾杯して一杯やるそうです。
今度は蝋燭をお勧めしましょう。
疲れさんよりはおしゃべりのようですから^_^;

ぼんやりしたい時にお勧めです。
深く考えることに疲れたとき
ぼんやりと静かに
脳を開放してあげるのにお勧めです。

漂う空気の流れさえにも戯れ揺れる。
儚そうに、頼りなさそうに
ゆらゆら揺れるろうそくの炎が好きです。

今にも消えてしまいそうで消えない
しっかり芯を捕えて燃える
ろうそくの炎。

ゆらゆら揺れるその炎が好きです。
青や赤やオレンジや
いろんな色が層になって一緒にゆれます
炎の周りの空気も一緒になってゆれます。

高くのびたり
小さくなったり
右へ左へ
ゆらゆら揺れながら
まるでおしゃべりでもしているように
暖かく優しい光で辺りを包んでくれます。

いつもこんな時
幼い頃読んだ
「マッチ売りの少女」の姿が目に浮かびます。
マッチの炎の消えるそのわずかな時間の光を
ろうそくの炎の中に見ます。
そっと手で炎を包みます。
暖かい・・・

ろうそくの炎の寿命は
その長さで決まります。

いや、そうとも限りません。
人の手を借り、大切に扱えば永遠です。

ろうそくの炎は
幾つものろうそくに火を与えても
決して炎は減ることはありません。

ろうそくの炎が果てようとする時
新たな長いろうそくにその火を移せば
炎はまた新たな生命を受け
暖かく優しい光で辺りを照らし続けます。

でも・・・・
「フッ!」っと一息しただけで
炎はあっけなく消えます。

さっきまで、
決して消えないと思うほど
しっかりとろうそくの芯を捕えていたのに

糸のような煙が天にすっと登り
驚くほど、あっけなく消えてしまいます。

一瞬の内に闇が広がります。

炎を繋ぐことも消すことも
自らは決して出来きないろうそく。

何かに似ています。
何かに・・・
誰かに・・・
似ています。


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