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永年、埃を被った重石の山を整頓と日々意気込。
図書目録作成奮闘日記の目論見。

鎌倉訪問Ⅰ…北条氏終焉の地を訪れる

2008年04月15日 | 紀行
北条氏終焉の地を訪れる
 4月11日~13日の3日間。鎌倉探索の小旅行に85才の母・女房と3人で出かけた。鎌倉に親戚のお宅があり一度御うかがいしたいと母の希望で、足腰の動く間にと思い立ち出立。 富山から鎌倉まで休憩・食事を入れて遅くても8時間と踏んでいたのですが30分ほど超過。安房トンネル→中央高速→八王子IC→16号線とルートをとった。八王子ICから2時間半ほど要し誤算だった。
 お宅を訪問。剣岳をはじめ日本100名山を完登されたご夫婦で、奥様がちぎり絵の教室を主宰しておられます。お土産にご自作の五月人形のちぎり絵を頂いた。桃太郎・鯉のぼり・菖蒲が3枚セットになった絵で元気な孫が生まれるようにと心使い。母がさっそく我が家の玄関に。


探索日程
 12日、鎌倉大仏→長谷寺
 13日、江ノ島弁財天→江ノ電→大功寺で安産祈願→日蓮上人辻説法跡→東勝寺跡で北条氏滅亡に手向く→宝戒寺→鶴岡八幡宮→建長寺→円覚寺→若宮大路→小町通り→腰越萬福寺
 14日、畑宿→旧東海道石畳→箱根関所跡・杉並木

 土曜日に大仏と長谷寺詣でを済ませ、日曜日早朝弁財天の裸体を拝観に江ノ島に出かけたが8:30からの公開で拝観出来ず残念。まあ、弁財天の嫉妬をかって夫婦別れなんてことにならずに済んだと喜ぶべき。江ノ島は、丸々太った猫が彼方此方にいて餌を強請ってすり寄ってくる。是だけ大きいと鳶にも襲われないのだろう。江ノ島を訪れる方は猫缶を忘れずに持参されんこと望みます。肝心の弁財天の位置が分りにくい。江ノ島神社の奥にあった。

 腰越駅から鎌倉駅に向かって江ノ電に乗る。旅館の前の道路を江ノ電が通っており、また民家の軒をすれすれに通る電車の長閑さ・唱歌「七里ケ浜の…」を口ずさみ母一段と喜ぶ。
 北条政子が安産祈願したという大功寺でお札を頂き、日蓮上人辻説法跡の前を通る。

 青砥藤綱の故事が残るアーチ型の東勝寺橋を渡り。

 東勝寺跡、腹切りやぐらに手合わす。「やぐら」は大きな洞窟を想像していたが2m程の間口奥行で、非情な終焉を象徴するかのようであった。不信心な小生も思わず北条氏一族の冥福を祈る。

春嵐に濡れて淋しい東勝寺 腹切りやぐらに手合わせる

 北条氏邸宅跡の宝戒寺(はぎ寺)。


 幕府政所跡を通り鶴岡八幡宮に至る。
<Ⅱに続く>





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