トーク・アバウト・アメリカン

トークアバウトボーラ→300C→アメリカン。最近はアメリカからだいぶ外れてきています(笑)

「ソウルにて」その①

2005-11-13 12:12:00 | アジアン
韓国のソウルへ出張で行ってまいりました。10ヶ月前の出張時に比べ、円安とウォン高で円ウォン交換レートが悪くなっていました。どのくらい悪いかといいますと、1年前は1万円で10万ウォン少々と交換できたものが、8万6千ウォン(2005/11/11現在)となっています。ちょっと前まではウォン表示を10分の1すれば円になったので覚えやすかったのですが・・。こうしたウォン高に加え、輸入車に対する関税も縮小、何より経済発展による所得が向上したのもあるのでしょう。今回出張で目についたのが、韓国から見て輸入車、特にドイツ車が目につきました。新型のアウディA6なんかは日本以上に走っている感があります。またレクサスGS↓

も初めて間近でみました(笑)
その所得についてですが、出張先の企業の方によりますと韓国の大手企業においては、大卒初任給は年収で250万ウォン、今の日本円レートで約290万円、課長で600万ウォン(同640万円)、部長で800万ウォン(同930万円)と日本の大手企業の8~9割程度といったところでしょうか。遜色ないものとなっているようです。っていいますか、韓国のエリートサラリーマンの方、私よりははるかに高年収です(笑・・泣)置いときまして、韓国経済を引っ張っている輸出業、特に車などの製造業においてはウォン高、高賃金による競争力低下は今後の課題になってくると思います。これは日本がかつて辿って道でもあり、例えばトヨタのレクサスのように、ヒュンダイの何か・・付加価値の高い車、モノ造りができるかが、今後の韓国の課題なのかなと思います。

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