トーク・アバウト・アメリカン

トークアバウトボーラ→300C→アメリカン。最近はアメリカからだいぶ外れてきています(笑)

Hyundai IONIQ 5試乗

2022-05-02 20:48:08 | カー CAR

時間軸はジャガーi-paceへの箱替えより少し遡りますが、長い納車待ちの間に、話題のヒョンデアイオニック5に試乗してました。なので箱替えにあたってはBEVありきではなく、BEVを購入してからBEVに興味が出た分野と言う事になります(笑)

試乗した結論からですが、性能と価格のコスパで見ると我がジャガーi-paceは比較にならないっす(笑)人気は、なんでもヨーロッパでは、3月の数字にはなりますが24万台とか爆発的な予約が入っているとか。今はヨーロッパでは予約止めしているほどの人気ぶりが良くわかる出来栄えでした。

総括すると、価格良し、性能良し、デザイン良し(個人的にジウジアーロデザイン好き)、空間良し、便利(V2Lは標準)良し、ですから。。
これ、ジャガーと試乗が前後してたのなら多分購入するところだったかも。危なかった。って危なくはないか(笑)

操作系で関心したのは、右ハンドル、右ウィンカーとかの気合いもgoodですが、回生ブレーキの効きを5段階で、パドルでクイックに変えられる事とかもポイント高かったです。なんせ比較対象のジャガーi-paceは2段階で、しかも切り替えは画面操作で2アクション位要りますし。ヒョンデの方もこういう良い所満載感はヒョンデの方が後発の強みと言ってました(笑)

しかし、何より魅力は、半導体不足の中、納期の速さかな?と。3月にヒョンデの方と会話したところ、「〇〇様がおっしゃられるよう、捲土重来で日本市場に帰って来た以上頑張りたい」と。「今はヨーロッパの予約を断ってでも、彼らを待たせても、右ハンドル車は特別生産をして対応する」との事。なので、ヨーロッパの方は絶望的に待たされるようですが、日本では結構納車は早いかもしれません。少なくとも日産アリアを待たされ方よりはマシかと(笑)
まぁ、ここから先は実際予約した方しか分かりませんが、、ご参考まで。

総論ですが、価格は、車の中では決して安くはない。が、性能との見合いではコスパ抜群では?と思います。
565キロの航続距離持つベースモデルで479万。
これ、東京都の方なら国(85万)と東京(45万かな?)から補助金でますし、仮に国の分だけでも300万円代に突入しますよね。例えば、スバルのアウトバックとか、三菱のアウトランダーの売れ方を見ていると、彼らが売りたい台数に対しては価格はあまりネックにならないかな、と思います。
ここまでは褒めておいて、ネガティブ面を。
ネックとしては日本では100%EVと言う事ですかね。日本の住宅の半分はマンションなどの集合住宅。また、集合住宅の場合、駐車場問題もありますよね。全幅1890mmは、多くの方が選択肢の篩から落とすことでしょう。300万超えると、やはりブランドイメージも大事で、、

最後にいろいろ悔しいので他に粗を探してみた(笑)

これ。チリ大きすぎでしょう。そして、スポット跡とか見せすぎでしょう、と(笑)
あと、試乗したのは冒頭の黒のアイオニック5でしたが、パッと見、日本車では見ないような塗装ムラがありました。「これ、凹みですか?」と思わず聞いてしまったのは内緒(爆)
補助金入れても300万超えると日本人は、チリや塗装には厳しいですよ〜(笑)
まぁ、それほど短時間の試乗では欠点が見つからなかったと言う事です。
日本市場では、まぁ、他にもいろいろあって国産メーカーの脅威になるシェアにはならないでしょう。
しかし、グローバル視点では、業界にいない素人リーマンが脅威に感じる出来である訳で(余計な心配ですが)トヨタさん、日産さんなど、流石に脅威を感じて無いはずはないかと。知らんけど(笑)