トーク・アバウト・アメリカン

トークアバウトボーラ→300C→アメリカン。最近はアメリカからだいぶ外れてきています(笑)

至高のカーディーラー

2011-08-19 22:32:00 | ノンジャンル
さて、ゆるやかに、車ネタに戻すお(笑)
仕事が車とは全く関係ないことをしておりますので、ご紹介できる車ネタは少ないのですが、たまには車にかかわることもご紹介。しかも久々の長文(笑)

四国をお遍路さんのごとく4か国周る仕事の合間に・・ネッツトヨタ南国さんにお邪魔しました。
ここは、2002年11月に日本経営品質賞を受賞したカーディーラーさんで、現在でも日本全国のトヨタ販売会社(295社)の中で12年連続お客様満足度ナンバーワンを取り続けている販売会社さんです。
お客様満足度が高い=結果として、トヨタ車の国内販売台数が不況の影響で落ちる中、毎年何十%もの販売の伸びを記録し続けています。その秘密はなんなのでしょうか?

ショールームの外には車が置いていますが・・(画像のくもりは、例によって携帯写メのため、レンズに指紋?が(笑))

なんと、ショールームに車を一台も置いていない!

しかもここはレクサスでつか!!(笑)っていうくらいのくつろぎの空間。

しきつめられた庵治石が重厚感を醸し出していて落ち着きます。

ショールームに車がない理由については、
「ショールーム内でエンジンかけれるわけでもないですし、ちょっと乗ったり降りたりしただけでは車の良し悪しわかりませんよね?また試乗だってそこら回っただけでは意味ないですし。ですからお気に入りのお車あれば48時間試乗OKです」
御意(笑)

ここのお客様は、ショールームに入ってきた時出迎えたスタッフから名前で呼ばれます。駐車場で出迎えたスタッフが無線で車種と下4桁のナンバーを店内のスタッフに伝えると、入り口のパソコンにそのお客様の情報が。
喫煙有無、好みの席、ドリンク、本・・そして顧客の担当者の情報が表示され、全スタッフに共有されます。このシステム、レクサスディーラーではナンバー自動読み上げだそうですが。
まぁ、個人的な経験では、某外車ディーラー(←もう数年行ってませんが)に修理や相談に訪れても待たされるわ、揚句、電話で話した話通ってないわ・・庶民にとってなけなしの大金払っても、向こうにとって屁みたいな価格と認識されれば、サービスは期待できません。
それなら、最初からその方面は期待しない、並行のアメ車でいいやって。一足先に行ってしまいました(笑)そこまで行くと気持ち楽です(爆)
でも、こういうディーラーに早く巡り合っていれば・・。

戻しまして、くつろぎの徹底さは、コーヒーとサンドイッチ、サラダ、デザートのモーニングも驚きの250円!しかも、美味しい・・らしい。
本もこのとおり読み放題!喫茶店も顔負け(笑)

週末は一店舗で500名もお客さんが訪れるといいますが、これが凄いのかどうかは、ディーラーにしばらく行ってないのでわかりません(笑)(←本日二回目(笑))

なるほど、これなら売れるね!なんて、こうした顧客サービスに注目が行きがちですが、その顧客サービスを生み出すのは人。
ネッツトヨタ南国さんでは早くから「CS(顧客満足)はES(従業員満足)と連動する」との信念を持ち、全社員を人生の勝利者にすること」を理念の一つに据え、まずは従業員満足度を上げることを優先。
その勝利とは仕事の中に幸せを見出し、個人の可能性を最大限に発揮できることだと。
そして、現在では、顧客満足がさらに高まり、「顧客幸福(CH)」という言葉に進化しています。ここまでくるのに一朝一夕にはいきませんが・・。

お客様が、学べる、楽しめるイベント(←しかも車とは一切関係ないイベント)も多く企画されているのも特色。
すでにこのような至高の域にあるディーラーがある高知のトヨタユーザーがうらやましい(笑) 
え?ディーラーにしばらく行っていないお前が言うな?(笑)