クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

ロスタイム1分で同点に・・・ここからがベルマーレユースの底力のみせどころだ!(Jユース・2-2甲府)

2007-10-21 23:47:55 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 Jユースサハラカップ 予選リーグCグループ 第3戦
2007/10/21 14:00開始 南アルプス市・櫛形総合公園陸上競技場
ヴァンフォーレ甲府ユース2-2(前半1-1)湘南ベルマーレユース
【得点】35分頃(湘南)10鶴見正樹、39分頃(甲府)、
50分頃(甲府)、89分(湘南)3阿部悠紀


行きの中央道からも、競技場からも、帰りの中央道からも
富士山やいくつもの山々がみえる快晴の好環境。
ただ、空気がかなり乾いていた。
あと、帰りは中央道が大渋滞だったのでR20~R413を
しぶとく橋本まで抜けて帰宅。
競技場は屋根こそないが、新しくて芝がきれい。
私は車を出し、ユースでは1都3県以外では久しぶりの4人での参戦。
いらしていた父兄の方の数は、鹿島のときよりはわずかだが多かった。


この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通り。
背番号、名前、(学年)の順。

          1内山賢斗(3)

13井上雄貴(1) 6鎌田翔雅(3) 31伊藤義恭(2) 18澤田勇人(3) 

       3阿部悠樹(3)  14桂川直人(1)
11岡正道(3)                12齋藤聖也(2)  
           
       10鶴見正樹(1) 15西野嵩志(3)


選手交代は
45分 13井上・12齋藤→2中澤高也(1)・22新村賢祐(1)
(中澤・新村は中央MF、阿部がCBへ)
60分頃 22新村→33岡崎亮平(中3)
(岡崎はCB、阿部が中央MFへ戻る)
73分頃 14桂川→34磯村朋宏(中3)
??分頃 15西野→32渡辺敬也(中3)
(渡辺は右MF、岡がFWへ)


後半のロスタイム目安はわずか1分。
相手選手の負傷で若干伸びたとはいえ、このロスタイムで
阿部が放ったグラウンダーのミドルシュートでの同点ゴールは
とても貴重なものだった。
ロスタイム自体が短かったので、この後のキックオフの10秒前後のうちに
タイムアップとなってしまったが、最大勝ち点が「9」と「10」とでは
予選リーグ突破の可能性はかなり違うと思う。
残り3試合、すべて勝たなければ望みは小さいが、
この試合で得た建て直しへの(少しかもしれないが)手ごたえを胸に、
ホーム3試合を戦ってほしい。

個人的には、05年10月のJユースで、川崎戦の敗戦の翌週の名古屋戦(大神)で
後半ロスタイムに猪狩がロングシュートで得た同点ゴールを
思い起こさせた、阿部のゴールだった。
(この年は、最後の最後でなんとか予選リーグ突破を果たせた)


試合は、前半同点→失点するまでは湘南が優勢。
サイドの空いたスペースへの展開もスムーズで、攻め込まれても決定機までは許さない。
先制点は右サイドのスペースに飛び出した齋藤がそのまま持ち込み、
最後は齋藤のラストパスをファーサイドで鶴見がゴールへ押し込んだもの。
しかし・・・39分頃、自陣右サイド・タッチライン近くで与えたFKへの
マークがあまりに甘く、あっという間にペナルティエリア内深くへ侵入されて
そのままシュートをサイドネット右内側へ叩き込まれた。

さらに後半、左CKからゴールエリア内のファーサイドに流れたボールを
クリアできずに相手に奪われて結局押し込まれて逆転されてしまう。
さらに左ポストを直撃するシュートもあり、決して相手優勢というわけでもないのに
いつの間にか試合を決められかねない状況になっていた。
阿部の同点ゴールはまさに執念によるものではないかと思う。

前の試合と比べて、明らかにチームは復調していると思うが、
課題はやはり残る。
まずは守備。セットプレーから明らかに自らのミスで2失点し、
自らゲームを難しくしてしまった。
そして攻撃。特に前半、先制した後にペナルティエリア内のゴールが見やすい位置に
2回持ち込みながらも結局シュートへ行かなかったのはいただけない。

個々の選手では、岡がまだ無得点ながらも「らしさ」を取り戻しつつある。
とはいえまだ無得点で、決定機で1度シュートをふかしてしまってもいる。
彼の得点の多寡がやはりベルマーレユースのバロメーター、次こそは・・・・・
あと、ジュニアユースから選ばれた3人、彼らはその特徴を少しは出せたのではないだろうか。

次は来週の日曜、13時半から馬入(天然芝?)で甲府と対戦。
私は次はトップチームのJ2戦のため山形へ行く為、馬入へはいけないが
次こそは今年のJユースで初勝利をあげられると信じている。
ここからが、ベルマーレユースの底力のみせどころだ。