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新旧の鉄道&風景の撮影紀行

鉄道のある風景、京都をはじめ自然のある風景をカメラに納めてます!

トワイライトエクスプレスと北海道の旅(6) 富良野,美瑛

2011年09月12日 | 北海道

北海道旅行のもう一つの目的は夏の北海道である美瑛、富良野の風景やお花畑を見ることにありました。

美瑛,富良野は丘の農地であり、農家が種々の作物(麦、ビート、じゃがいも、豆など)を曲線のある畝に植え付けるので

その作物が醸し出す風景がパッチワークのようで立体的な景色を作り上げているわけです。

7月に訪れた時期は、秋撒き小麦は一面茶色の絨毯を、じゃがいも畑は白い花をつけ、ビートなどは緑色の畑を色づかせて

ペイントで描いたような風景の中で、真っ青な青空に白い入道雲が浮かんでいます。また、そのアクセントとして1本の木々や

赤い屋根の小屋などが主役えお引き立てています。その風景をカメラで切り取って印象を深くするように心がけました。

      

 

                      秋蒔き小麦の茶色、緑の絨毯と作業するトラクターに夕日が差し込む!

                      じゃがいもの白~薄紫色の花が緑の葉っぱに浮き上がっている!

観光農園であるファーム富田は、かって香料用のラベンダーを栽培していましたが合成品の台頭により一時は栽培を中止しようとしていた

時に、ラベンダーのある風景写真が国鉄のポスターに掲載されたのを機会に多くの観光客が訪れて現在に至っています。

特に「彩の畑」は紫色、オレンジ色、白色、緑色、ピンク色などが層を曲線の層をなしている光景は一度はカメラに納めてみたかった風景です。

農園では、メロン、ラベンダー入りソフトクリームを賞味して、目、花(匂い)、味覚で自然の恩恵を堪能した次第です。

 

        

 

                           「彩りの畑」のカラフルな花々が美しい!

                                  種々の花が美しく競演している!

以下次に続く!

 


トワイライトエクスプレスと北海道の旅(5) 大雪山系の旭岳展望

2011年09月11日 | 北海道

 旭岳のお花畑に感激!


今回の北海道旅行の目的の一つは、北海道の山に咲く「お花畑」を見ることです。北海道の山は、内地にくらべて1000m程高い山に相当するそうです。

その場所を探す為に旅行雑誌を見ていると、一つは層雲峡から行く黒岳、もう一つは美瑛近くの旭岳がありました。

いずれもロープウエイで手軽に上れますが、黒岳の場合はかなり歩かないとお花畑に行けないのに比べて、旭岳は歩く距離が短いために旭岳に決めたわけです。

昨日に塩狩峠へ行った後に高速道路で旭川で降りて、大雪山系の一つ「旭岳」の麓にあるホテル(ホテルベアモンテ)に宿泊しました。

翌日はホテルから歩いて2~3分のところにある旭岳ロープウエイに乗って山頂駅(姿見駅)に数分で到着です。


               

   ロープウエイ         今なお多い雪渓

私は、カメラ1台と軽めの望遠レンズ、三脚で軽装で上りました。一方妻は雨具、水筒など私の分まで持ってくれたので重そうなリュックでした。

山頂駅からは1周1時間の自然探勝路があるのでそのコースに沿って散策します。7月中旬の季節でも、山は雪渓が残っていました。   

高山植物は、ピンクの色が可愛い「エゾノツガザクラ」、黄色い花の「チングルマ」、ピンク色の小さい「エゾコザクラ」などが群生していたので、

色々な角度からカメラのシャッターを切りました。花の名前は地名を入れて呼びます。北海道は「エゾ」がつきましが、内地では「ハクサン」が多いです。

北海道は「エゾノコザクラ」内地は「ハクサンコザクラ」のように同じような花もところ変われば呼び名も変わるということです。

              

エゾノツガザクラ    チングルマ     エゾコザクラ    チングルマと旭岳      旭岳の噴煙

                          姿見の池に残る雪と主峰旭岳

第1~第5展望台では雄大な360度が展望できる景色で見られ、噴煙の出ている旭岳(標高2291m)が雄大にそびえており、

二つの沼(夫婦沼)や姿見の池に映り込む旭岳の綺麗な姿を見せてくれました。

                             姿見の池に映る旭岳

                        エゾノツガザクラを前景に旭岳をがそびえる

そして帰り道付近の道に入ると一面にチングルマ、エゾノツガザクラが咲いているお花畑に出会いました。それは今まで見た事もない花の多さです。

TVアニメのハイジがスイスの山で見る花畑を想像するような光景に感動、感激してさかんにシャッターを切りました。

写真を撮りながら1周するのに約3時間かかって素晴らしい風景を満喫しました。

      高山植物であるチングルマ、エゾノツガザクラが一面に群生しているお花畑に感激!

 (この写真は、後日NHKFMの「きままにクラッシック」の番組な中で「日本一景」として紹介されました 8/8放送分)

今回の旭岳散策は絶好の晴天に恵まれ美しい風景を見せてくれました。(先週は天候が悪くて旭岳を眺望するこのような景色が見られなかったようです)

素晴らしい眺望を見せてくれた旭岳い感謝してロープウエイで下山しました!

皆様も機会があれば是非旭岳に登ってはいかがでしょうか! きっと素晴らしい出会いが待っていますよ!



山陰本線の稲穂風景

2011年09月10日 | 北海道

台風一過から、今週は近畿地方は快晴の日々が続いています。

自宅を朝6時30分に出発して京都縦貫道路(高速)で一区間の千代川I.Cで降りて後はR9で胡麻駅付近まで行きました。

周辺の稲穂は、たわたに稲穂が黄金色に輝き収穫の時期にきているが、一部の田んぼは既に刈り取りを終えたところもあります。

次に和知の道の駅(和)へ立ち寄り野菜を購入して家内への土産としました。

この道の駅は由良川沿いにあり、この時期は鮎の塩焼きが河川敷きで食べられるので夏場の今の内です。

また冬の時期は、中にある食堂で猪鍋が提供されるので冬の楽しみです。

次にR27を綾部方面に進むと、「山家」という駅に立ち寄る。この駅から綾部方面に稲穂と電車を絡めて撮影できる場所に

着いたが、残念ながら稲穂は刈り取りを終えており撮影せずに帰ることとしましたが、帰り道に「園部」付近で夕日が綺麗で

あったので1時間ほど待っている間に日が落ちて、目的の電車は暗い中での撮影となりました。

               夕日が電車の車体に輝き、空は青空と白い雲がきれいな秋景色!

             今時珍しい稲穂を干す風景の背景に183系が快走する!

             コンバインにより稲刈りが行われており、収穫が楽しい!


トワイライトエクスプレスと北海道の旅(4) 塩狩駅

2011年09月10日 | 北海道

塩 狩 駅 (宗谷本線)

 

トワイライトエクスプレスは翌朝10時前に札幌駅に無事等到着しました。

駅付近の営業所でレンタカーを借りて、札幌から高道道路で旭川を経由して一路和寒I.Cに向かいました。

実は最初は旭川から直ぐに美瑛の花畑を見に行く予定でしたが、かねてから行きたかった塩狩駅が比較的短時間

で行けるのが解ったので和寒経由で塩狩駅に直行することにしたわけです!そして昼過ぎに待望の塩狩駅に到着です。

塩狩駅は平坦な場所にあり、その前後に急勾配があるとは感じられませんでしたが、勾配は20/1000の急勾配があり標高256mです。

塩狩駅を一躍有名にしたのが、三浦綾子作の小説「塩狩峠」です。これは、明治時代にあった実話をもとに作られました。

国鉄職員(事務職員)であった長野青年が、和寒ー蘭留間で、たまたま乗り合わせた列車の連結器が外れて客車が急勾配を

逆走して脱線する恐れがあったときに、自らの体をレールに沈めて列車を停止させ乗客の生命を救ったと言う逸話です。

私は、数十年前に宗谷本線のSL撮影に出かけた時、塩狩峠越えは補機にDLが付いていたので下車せずに名寄近辺でC55を撮影しただけなので、

一度は塩狩峠に来たかったわけです。以降に小説を読んでからさらにその思いは増しました。

また駅付近には、かって三浦綾子さんが住んでいた旭川にあった住居(店舗付き)を移設して塩狩峠記念館として公開しています。

列車の撮影は、各停325D(13:08)を撮影後、塩狩峠記念館を見学して在りし日の三浦綾子さんの姿を思い馳せました。

また駅付近にある長野政雄氏遺徳顕彰碑を訪れてその遺徳を忍びました!

再び、和寒I.Cから高速道路に乗って旭川へ向かいます。

                       宗谷本線の塩狩駅駅舎 (旭川起点 28.4キロ)

                   325D名寄行き  DC2両(キハ40型気動車)

                         塩狩峠記念館

                   長野政雄氏の顕彰記念碑と塩狩峠の標識

                       宗谷本線 名寄駅付近ににて  C5547号機牽引の上り普通列車 (昭和46年3月 撮影)

 

            宗谷本線 名寄駅付近にて  D51915牽引の上り貨物列車 (昭和46年3月 撮影)

 

以下次回に掲載!