牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

インデアンスパゲッティ (INDIAN CURRY/丸の内)

2007年01月16日 | 食べ歩き (その他)
丸の内での打合せの後、たまには関西系のメニューで変化のあるランチにしようかと東京ビルTOKIAに向ったのですが、気付けば「インデアンカレー」の看板に吸い込まれていました。

いつもならルー大盛り+玉子にするのですが、今回は初めての「インデアンスパゲッティ」にしてみました。もちろん、ルーは大盛りに玉子のオプション付きです。

パスタはかなり太めでボリュームがあり、普通盛りでも十分にお腹がいっぱいになります。なめらかでカレールーがよくからむので、最後まで美味しくいただけます。

そして、あっという間に至福のときは過ぎ、口の中に残る心地よいヒリヒリとともに、達成感と充実感に満たされました。
とはいえ、やはりカレーは白いご飯に限りますね。

喫茶 アリカ (西早稲田)

2007年01月15日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
大隈通り商店街にある「喫茶 アリカ」に行きました。

レストラン マリモ」の向かい側にある、何の変哲もない喫茶店です。

頼んだのは、看板メニューのアリカ丼。深皿に盛られたご飯の上に、玉子でとじた肉野菜炒めがのせられたものです。
旨みが何の出汁からのものなのかはわかりませんが、単なる肉野菜炒めがご飯の上にのせられるだけで、何故こんなに美味しくなるのかが不思議です。

この味、このボリュームで650円。
今日も学生街の良心を味わったような気がしましたね。

らあ麺 やったる! (高田馬場)

2007年01月14日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
高田馬場の駅近く、神田川の方に歩いてすぐのところにある「らあ麺 やったる!」に行きました。

ベースはとんこつ。醤油と塩が選べるとのことなので、塩味で具は店のイチオシというもやし味付玉子にしました。

作っている途中で、背脂を景気よくチャッチャと入れているのが見えたので、これはしまったとおもったのですが、それほど脂っこくはありませんでした。

単なるとんこつではなく、コクと旨みがあるので最後まで美味しくいただけましたね。
ただ、具のもやしはシャキシャキとして食感がいいのですが、麺を楽しみたいのであれば、入れないほうがいいかもしれません。

油そばもラインナップされているとのことなので、機会があれば是非、試してみたいと思います。

洋食 麦星 by グリル満天星 (新宿)

2007年01月13日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
新宿西口で手短に食事を取らなければならなかったので、小田急百貨店の12階にあるレストラン街を訪れました。

韓国料理の「妻家房」とどちらにしようかと迷ったのですが、待たなくてもよさそうな洋食の「麦星」に入ることにしました。

麦星」は麻布十番に本店を構えるグリル満天星の姉妹店で、一皿で2つの洋食が楽しめるワンプレートミックスのように、デパートの食堂らしく手軽に洋食が楽しめるメニュー構成になっています。

頼んだのは、名物オムレツライスデミソースがけ。
ふんわりとろけるような玉子にプリプリとした食感の小エビと貝柱。その下にはケチャップの風味が懐かしいチキンライスがあり、ブラウンのデミソースとの相性も抜群でした。

いつの日か、このようなふんわりしたオムレツが作れるようになりたいものです。

フジヤマ製麺 (高田馬場)

2007年01月12日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
昨年末、馬場口交差点にあったスガキヤラーメンの跡地に開店した「フジヤマ製麺」に行ってみました。
インド料理「DURGA/ドルガ」の早稲田通りを隔てた反対側にあります。

昭和テイストの看板やインテリアは、さながらテーマパークのような雰囲気。
架空と思われる合資会社 富士山製麺所の由来や、「他店より二倍高い粉を使って製麺している」という看板など少々やり過ぎの感はありますが、それが奏功しているのか、普通は若者や男性が多いつけめん屋がファミレスのような客層で賑わっていました。

まずは基本のつけめんを注文。麺は200gの並と300gの大盛りが750円。それ以上は追加料金になりますが、逆に150gのレディースサイズだと650円です。
いつもは並で麺少なめでオーダーするのですが、恥を忍んでこれ幸いとレディースサイズを注文しました。
メニューには、やたらとオプションやバリエーションが多いので、本格的なつけめん屋ではないのかと、それほど期待はしていませんでした。

ところが、製麺所を店名に冠するだけあって、太目の麺はもっちりとしており、歯ごたえのど越しもよく美味しいものでした。
つけ汁も定番の魚介ととんこつ系のダブルスープに、ゆずの香りがとてもマッチしており、スープ割りの最後まで楽しめました。

やはり、つけめんの美味しさは、麺の出来に左右されるものだと再認識しましたね。


アトリエとき (湯布院)

2007年01月11日 | 日々雑感
正月に家族の実家に帰省した際、湯布院にある木のクラフトショップ「アトリエとき」を訪れました。

木工作家の時松辰夫さんが主宰する工房で、有名な温泉旅館「玉の湯」の裏手のまがりくねった路地にあります。


山里の雑木を素材にして作った箸や皿など、普段使いの暮らしの道具ふがたくさん並んでいました。どれも温かみのある作品ばかりで、そこで見つけた小さめのサラダボウルにひと目ぼれして買いました。

雑木をくりぬいて作ったもの。手に自然となじむかたちで、手作りのならではの温もりが感じられます。
お菓子用にと思ったのですが、上薬を何層にも塗ってあるので、油やしょう油の染みもつかず、料理に使っても安全で丈夫だとのこと。

和え物やちょっとしたオードブルに使ってみたいと思います。

特急ロマンスカー

2007年01月10日 | 日々雑感
平塚市で所用があったので、小田急電鉄の特急ロマンスカーに乗りました。

年末に大学院の仲間と箱根に行った際も特急ロマンスカーを利用し、そのときはたまたま最新の「VSE(50000形)」に乗ることができました。
今回は運悪く、昭和55年運行開始と最も古い「LSE(7000形)」だったのですが、だったらダメもとでと展望席をリクエストしたところ、運良く最後尾の窓側席を確保することができました。

子供の頃、住んでいた板橋区の保養所が箱根にあり、祖母に何度もロマンスカーに乗せてもらった記憶があります。そのときもわがままを言って展望車に乗せてもらったのですが、それ以来ですから35年ぶり?でしょうか。

ドーム型の窓は想像以上に広く、子供に戻ったようにワクワクしました。
書類を読み込もうかと思ったのですが、ついつい車窓に映画のように流れる風景に見とれてしまったことは言うまでもありません。

元祖中華つけ麺大王 (早稲田南町)

2007年01月09日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
早稲田南町にある元祖中華つけ麺大王に行きました。

地下鉄早稲田駅の神楽坂寄り出口の向かいあたりにある店で、学部生時代にその脇の路地に友人の下宿があったため、何度か訪れたこともある店です。

この界隈には美味しいラーメン店がそれなりにあるため、あえて再訪することもなかったのですが、懐かしさもあって数十年ぶりに入ってみました。

頼んだのは味噌つけめん。味噌ラーメンそのもののつけ汁で、それなりに美味しくいただいたのですが、麺もラーメン用ものだったため、つけめんにするには少々頼りなく、物足りない感じがしました。
また、スープ割りを頼んだところ、ほとんど着色されたお湯のようなレベルでした。

懐かしい思いをしたものの、日々の努力と研究を怠ってはいけないと、この経験を他山の石としなければという思いを深めましたね。

じんめん (高田馬場)

2007年01月08日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
明治通り沿いの関東マツダの近く、「北狼」の向かいくらいに新しいラーメン屋が開店したらしく花輪が飾ってあったので、入ってみました。

「じんめん」という店で、1月7日に開店したそうです。
思い起こせばこの場所には、以前「まねきや」があったと記憶しています。
ラーメン激戦区の高田馬場・早稲田地区とはいえ、路上駐車がしにくく学生の通学の流れとは少し離れているので、立地としては少々、難しかったのでしょうか。

「じんめん」のらーめんとは、韓国から取り寄せた唐辛子の辛さと、白菜、ニラなどの甘さのコンビネーションがウリとのこと。
スープは豚と鳥をベースにしょう油と唐辛子でアレンジしたもの。関西風の薄味しょう油のじんめん本家と、それより濃い目の関東風しょう油のじんめん東の2種類があります。

まずは基本のじんめん本家を注文。
開店記念とのことで、ライスか生玉子がサービスとのことだったので、玉子を選びました。

唐辛子で真っ赤に染まったスープは見かけほど辛くなく、しょう油の風味と相まって、なぜか懐かしい味がしました。白菜がたくさん入っているため、韓国料理のなべ料理風にも感じます。
ただ、白菜のくきの部分が半煮えで水っぽく、ラーメンの具材としては今ひとつそぐわない感じがしました。麺もゆですぎなのか歯ごたえがなく、おいしいラーメンの共通点である、スープと麺、具のコンピネーションがうまくとれていない感じがしました。
我慢して麺は食べたものの、白菜はほとんど残してしまいました。

他にはないオリジナリティあふれたラーメンを作りたいという熱意は感じ、唐辛子に着目したのはいいのかもしれませんが、企画倒れになりそうな気がしてなりません。
今一度、スープの構成、それにあう麺の種類と固さ、具と調理方法を見直した方がいいでしょう。
まねきや」は2年経たずに撤退しましたが、この店は何年頑張れるか、暖かく見守ってみたいと思います。

麦の薫り

2007年01月07日 | お気に入りの食材
丸正の店頭で、コンビにではあまり見かけないビールがあったので、試しに買ってみました。

サントリーの新ジャンル「麦の薫り」で、冬季限定醸造です。

酒税が安いことで話題になった新ジャンル(第三のビール)に関しては、小西真奈美のCMの愛くるしい表情にまんまとやられて「アサヒぐびなま。」を買ったものの、あまりのまずさに一口飲んで捨ててしまった苦い経験があります。

この「麦の薫り」は大豆ペプチドを原料とする「アサヒぐびなま。」とは異なり、発泡酒に小麦スピリッツを加えたもので、缶のままだと少々キツいものの、グラスに注げば何とか飲めるものでした。水っぽい印象は否めませんが、それなりに旨みとコクがあります。

とはいうものの、プレミアムビールに慣れてしまった今となっては、少々物足りない気がしてなりません。

もつ義 (恵比寿)

2007年01月06日 | 食べ歩き (その他)
残業の後、後輩3人と深夜に恵比寿の「もつ義(もつよし)」に繰り出しました。

何度電話してもなかなか予約の取れない人気店らしく、今回も予約が取れたのが深夜22:30からで、その時間でも2時間半の制限があるとのこと。

ガーデンプレイス裏手の路地にあり、隠れ家的ロケーションも人気の秘密なのでしょう。店内は、木材を効果的に使った和の趣。狭いながらも板の仕切りで個室風のスペースに通されました。

博多名物の鉄鍋餃子、もつ焼きなどを楽しみながら自慢のもつ鍋をいただきました。
プリプリした小腸、センマイ、ハツとたっぷりのニラ、キャベツが入り、具材の上には落し蓋の役割を果たす餃子の皮がかぶせてあります。
博多水炊き風スープとポン酢の相性がよく、あっさりといただけました。
4人分をいただいた後、追加の野菜ともつの代りに豚肉を入れたのですが、これもまた美味でした。

味には満足だったのですが、もつ鍋は人数分以上注文しろだの、時間制限があるだのと店側の押し付けが多いのが少々、気になりました。また、焼酎をたくさんいただいたとはいえ、たかだかもつ鍋で一人当たり6500円はいかがなものかと思いましたね。

DURGA/ドルガ (高田馬場)

2007年01月05日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
早稲田通りと明治通りとが交わる馬場口の信号近くにあるインド料理「DURGA/ドルガ」に行きました。

以前はもう少し駅よりの吉野家の路地を入ったあたり、フレンチのL'A MITIE(ラミティエ)近くにあったと記憶していますが、定かではありません。

最近できた店なのですが、あまりにも下品な外装の「GREAT INDIA/グレートインディア」とは対象的に、比較的落ち着いた感じの小さな店です。

ランチのメニューもリーズナブルで、カレーにナンかサフランライス、サラダがついて700円。ワンドリンクがついて850円、さらにタンドリーチキンをつけても950円です。

カレーはチキン、キーマ、ベジタブル、日替りの4種で辛さもマイルドからベリーホットまで4段階に選べます。
ベジタブルのベリーホットにナンを選んだのですが、辛いもの好きの私にとってはマイルド的な程よい辛さ。ナンもあらかじめカットしてあり、とても食べやすかったですね。

スタッフは全員、現地の方のようで、本格的な味と雰囲気が700円で楽しめるのはありがたいことです。

呼子 甘夏ジュレー

2007年01月04日 | お気に入りの食材
義母から「呼子 甘夏ジュレー」をいただきました。

佐賀県唐津市の呼子町名産の甘夏を使用したゼリーで、容器には天然甘夏の皮を使用しています。

甘夏の果汁がたっぷり使用されており、甘みはあくまでも自然。夏を思わせる香りも豊かで、美味しさが口いっぱいにひろがります。

甘夏はちょっとした酸味と苦さが苦手だったのですが、これならたくさん楽しめそうです。

龍泰禅寺 (佐賀市)

2007年01月03日 | 日々雑感
今年も例年の如く佐賀市赤松町龍泰寺大隈重信候の墓参りをしました。

いつも感心するのですが、掃除と手入れが非常に行き届いた禅寺で、歴史の重みだけではない心張りつめる様な緊張感があり、神聖な気持ちになります。

たまたま正月休みに齋藤健の「転落の歴史に何を見るか」を読み、明治の元勲の生き様について考える機会がありました。

この世代の偉人に共通する特徴は、武士の最後の系譜に属するということ。武士というと軍事関連のスペシャリストのように聞こえるものの、実際は、政治、経済、社会、教育、科学といったさまざまな面に長けたジェネラリストの統治者であったとのことです。

これまでの自分の偏った経験を反省しつつ、いつもとは違った気持ちで墓前に立ったような気がします。

a bientot/ア・ビヤントのお節料理

2007年01月02日 | 食べ歩き (牛込界隈)
祖父母のところには毎年、中華のお節をプレゼントするのですが、今年は趣向を変えて、曙橋にあるフレンチレストラン「a bientot/ア・ビヤント」のオードブルを試してみました。

津の守坂下の路地にある隠れ家的な店で、無農薬・無添加の野菜を使ったフレンチが評判の店です。

きのこのマリネや 無農薬野菜のピクルスから始まり、活〆スズキと八つ頭のトマト風味のエスカベッシュ、仔牛ホホ肉のピリ辛ゼリー寄せなど全部で9品、繊細な味だけではなく、いろどりも最高でした。

からだにやさしく脂っこさを感じないので、親族の評判も上々でしたね。