牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

龍泰禅寺 (佐賀市)

2007年01月03日 | 日々雑感
今年も例年の如く佐賀市赤松町龍泰寺大隈重信候の墓参りをしました。

いつも感心するのですが、掃除と手入れが非常に行き届いた禅寺で、歴史の重みだけではない心張りつめる様な緊張感があり、神聖な気持ちになります。

たまたま正月休みに齋藤健の「転落の歴史に何を見るか」を読み、明治の元勲の生き様について考える機会がありました。

この世代の偉人に共通する特徴は、武士の最後の系譜に属するということ。武士というと軍事関連のスペシャリストのように聞こえるものの、実際は、政治、経済、社会、教育、科学といったさまざまな面に長けたジェネラリストの統治者であったとのことです。

これまでの自分の偏った経験を反省しつつ、いつもとは違った気持ちで墓前に立ったような気がします。


最新の画像もっと見る