牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

ふっくらご飯

2006年01月06日 | 日々雑感
佐賀県神埼郡にある吉野ヶ里歴史公園の土産物屋で見つけた、ちょっと怪しげな調理グッズ「ふっくらご飯」です。

有田焼セラミックス製の丸い陶器で、茶碗にふたをかぶせた香炉のような構造で中が空洞、上下にたくさんの穴がしているだけの代物です。販売元には陶舗 有和堂とありましたが、有田焼 アサヒ陶研有限会社が企画製造しているようです。

使用方法は、炊飯器の水を張ったお米の表面の中央に「ふっくらご飯」を置いて炊くだけ。

使用マニュアルによれば、炊き上がりと食感はモチモチとして、一粒一粒のご飯の美味しさがわかるほどに炊ける、とのことでした。
多少、大げさな能書きのようですが、実際、ご飯のつやが普通に炊いたときよりも良かったような気がします。

炊飯中の水流や、蒸気排出を物理的にコントロールする技術がその秘密だとのことで、特許を出願中とのこと。
確かにアイデア商品ではありますが、これで1,200円はいかがなものかと思いました。買ってもいいかなぁと言う微妙な値付けを見ると、いい商品だけに商売っ気丸出しなのが残念です。