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牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

餃子の店 

2008年02月09日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
毎日のように中国製ギョーザ中毒事件の報道を耳にすると、不思議と餃子が食べたくなるものです。

どこかで美味しい餃子が食べたいなぁ、と考えながら荒木町の杉大門通りを歩いていたところ、普段は気にならない「餃子の店 」の看板がどうにも気になり、気づけば暖簾をくぐっていました。

(みんみん)といえば、あけぼの橋通り商店街の中ほどにあり、フジテレビ移転後もほそぼそと営業していたのですが、つい先日店じまいし跡地は福しんになっています。

いただいたのは餃子と半炒飯。中華料理屋によくある餃子なのですが、食べたいとイメージしたものを食べると不思議と満足感が高いですね。

麺処 常楽園 (荒木町)

2008年02月07日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
荒木町の杉大門通りを歩いていて、ふと見つけた立ち喰いそば屋「麺処 常楽園」に入ってみました。
通りの中ほどで、私が愛してやまない支那そばの「まるいち」の少し外苑東通り寄りにあります。

この道は四ッ谷から歩いて帰宅するときには数え切れず通っているのですが、なぜ気づかなかったのだろうかと営業時間を確かめてみると、早朝の8:15から夕方の18:30までの営業とのこと。道理で今までその存在を見落としていたわけです。

立ち喰いとはいえ小さな椅子が用意されており、店全体に何となくのんびりとした雰囲気が流れていました。

そば以外にはうどんではなくきしめんが楽しめるとのこと。久しくきしめんを食べていないのでとろろこんぶのトッピングで注文してみました。

だしは関西風のあっさりとしたもの。ひと口いただいて、何だかほっとした気分になりました。

荒木町の新たな穴場を発見したようなひとときでしたね。

きなり屋 (四谷)

2008年02月06日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
新宿通りの四谷一丁目の交差点をしんみち通りの方に少し曲がったところにある「きなり屋」に行きました。

昨夏にできた比較的新しい店です。
間口は狭いのですが、券売機を買って奥に入ると、鰻の寝床のように奥にたくさんの客席がありました。

いただいたのは焦がし醤油らーめん。麺はやや太目のストレート。スープはあっさり目のごく普通のもの。そのシンプルさが何故かしら新鮮でした。

途中でテーブルにある辛子パウダーをこれでもかと入れてみると、これまた美味でした。私の味覚は麻痺しているのでしょうか。

これと言って特徴のない一品でしたが、1,000円を超えるラーメンも少なくない中で、600円という値段は評価すべきなのかもしれません。

手打草部うどん のらや (四谷)

2008年01月22日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四谷からの帰り道、あまりにも寒かったので「手打草部うどん のらや」に寄りました。

四谷二丁目信号近くで、「太陽のトマト麺」のタイヤ屋をはさんだ隣にあります。

初めて来たのに懐かしい店」をコンセプトにした、大阪が本部のフランチャイズ店とのこと。古民家から移築したような不思議と落ち着くインテリアです。

きつねうどんからカレーうどんまで定番メニューが揃っていたのですが、冬期メニューの「紀州梅卵とじあんかけうどん」を頼んでみました。

塩の加減がちょうどいい梅干のほどよい酸味と、とろっとした卵のあんかけが冷え切った身体を温めてくれましたね。

支那そば屋 こうや (三栄町)

2008年01月13日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
しんみち通りの奥にある「支那そば屋 こうや」に行きました。

2回も火事になったり、食中毒を起こしたりと何かとお騒がせの店ですが、人気は相変わらず。閉店間際にもかかわらず、たくさんの客で賑わっていました。

いただいたのは700円の支那そば。青島啤酒も一緒に注文しました。
改めて食べてみると、麺はゆですぎだし、スープもこれといった特徴もなく、こんな味だったかなぁ、という感じでした。
振り返れば、2年ほど前も同じ印象だったことを思い出しました。
学習効果がありません。

お通しに出たスパイシーな肉団子スープの方が、まだ美味しかった気がしましたね。

旭川らあめん こもり (四谷)

2007年12月28日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四ッ谷駅からの帰り道、久々にしんみち通りにある「旭川らあめん こもり」に寄ってみました。
高田馬場店にはときどき行くのですが、四谷店は3年ぶりくらいでしょうか。

何味にしようかとメニューを見たところ、新しいメニューに「こもりブラック」なるものがありました。ブラックにも3種類あり、味噌、塩、醤油が選べるとのことなので塩味、麺は数量限定という平打ち麺にしました。

運ばれたラーメンは予想をはるかに超えた真っ黒なスープ。ところどころ、粉末のようなものが浮いています。
恐る恐るスープを口に運んでみると、とても香ばしく、ベースの味がしっかりしているせいか、コクがあって美味しかったですね。
コシのある平打ち麺もスープによくからんで、正しい選択肢だったかと思います。

何の黒さなのかが最後までわかりませんでしたが、イカ墨ではないようですし、香ばしさから想像すると竹墨か何かだと思うのですが。美味しかっただけに気になるところです。

バンビ/RESTAURANT BAMBI (四谷)

2007年12月08日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四谷で食事をしようと思い、しんみち通りにある「洋食 エリーゼ」に向いました。

ところが残念なことに、店頭にはすでに4~5人の行列ができていました。
お昼どきでもないのに相変わらずの人気です。

並んでまで食べるのは性に合わないので、支那そば屋「こうや」にでも行くかと、しんみち通りを三栄町方面に歩いていたところ、ふと目についたのが「バンビ/BAMBI」の赤い看板です。

通りの真ん中あたりにあり、真っ赤な大きな看板が帯のように路地の角を彩っているので、そこにあるあたり前の存在というか、通りの風景の一部として認識はしていたのですが、入るのは初めてです。

メニューはハンバーグや鉄板焼きなどのボリュームのありそうな定番の洋食です。「ドカン鉄板焼き」「スタミナ鉄板焼き」というネーミングからして、この界隈の若者の胃袋を満たしているのでしょうか。
入ってすぐのところに食券の自販機があったので、フライものとハンバーグ、ボークソテーがセットになった「ゴールデンミックス」を注文しました。お値段は1,000円ちょうどです。

店内は大きな厨房を囲むようにカウンターが配されており、調理の様子をつぶさに見ることができます。観察していると、実に手際よく作業が進んでいました。
まずフライものを揚げはじめると皿を用意し、その後で6~7割調理済みのハンバーグや豚肉に仕上げの火を通します。あれよあれよという間に出来上がりました。

味はそれなりでフライものは口の中が痛くなるような気もしましたが、値段とボリュームを考えれば十二分にリーズナブルでしょう。

のみくい処 二葉 (四谷三丁目)

2007年12月06日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
舟町にある「のみくい処 二葉」でお昼をいただきました。

杉大門通りへの入口より少し四谷三丁目寄り、「FAIRFAX GRILL」の外苑東通りを隔てた反対側のビルの2階にあります。

サラリーマンの集まる街ではお約束の飲み屋の昼定食なのですが、勤務先が住宅地にある私にとっては新鮮に映ります。

ロースカツやエビフライなど定番のボリュームのあるメニューが、すべて700円。
季節限定のカキフライも同じ値段ということなので、頼んでみました。

店内には台場に移転する前に訪れたのであろうキャスターの色紙がたくさん並んでいました。黄ばんだ色紙の様子から、過ぎ去った年月が感じられます。

ほどなくして運ばれた皿には、大振りなカキフライが5つ並んでいました。
味は値段なりなのですが、700円で旬の味が楽しめたのでよしといたしましょう。

由々粋酔 蕎麦善 (四谷)

2007年12月04日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四ッ谷駅から三栄通りを税務署の方に歩いていたところ、四谷一丁目のローソンの向かいに小料理屋風の小洒落た外観の店ができていました。

由々粋酔 蕎麦善(ゆうゆうすいすい そばぜん)という石臼挽き 手打ちそばの店とのこと。たまには蕎麦もいいかと入ってみました。

漆喰壁に間接照明の落ち着いたインテリアとゆっくりと流れるジャズのBGMが、大人の雰囲気を醸し出しています。いただいたのは穴子天せいろ。
この店の蕎麦はすべて石臼で挽いたそば粉を手打ちしたもので、「せいろ」が二八、「生粉打ち」が十割の二種類あります。

すこし辛めのつけ汁、やわらかなてんぷら、香り高いそばとすべてにおいて神経の行き届いた美味しいものでした。

最後に蕎麦湯をリクエストすると、期待に違わず白濁したどろっとしたもの。
まさに至福のひとときでしたね。

中国家常菜 麻辣房 (四谷)

2007年11月10日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
麹町から歩いてわが家まで戻る途中、四ッ谷駅前の三井住友銀行が入っているビルで「麻辣」という文字と唐辛子の絵が書いてある看板を見つけました。

辛いものに目がない私は、条件反射のように地下のレストラン街の中にある「中国家常菜 麻辣房(マーラーファン)」という店に吸い込まれました。

麺類や飯類だけでなく、一品料理も充実した中華料理屋なのですが、メニューの中に唐辛子マークのついた坦々麺を頼むことにしました。辛さは小辛、中辛、大辛の3種あります。
メニューを見たときから「大辛」に決めていたのですが、念のため店の人にどのくらい辛いか聞いてみました。すると「小辛はあまり辛くない、中辛は普通に辛い、大辛はとても辛い」とあまり参考にならない答えが返ってきました。時間の無駄だったようです。

ものの数分で運ばれてきた坦々麺の大辛は、一瞬たじろぐような暴力的な色。スープの表面は真っ赤に染まり、ひき肉と一緒に大量の輪切りの唐辛子がのせられていました。
ただ、食べてみると見かけよりは辛くなく、ごまの風味と麻辣の刺激が美味しかったですね。細めの中華麺との相性も悪くなかったです。

スープの表面に浮いた油が気になって、あまりスープを楽しむことはできませんでしたが、久々に本格的な坦々麺を味わえた気がします。

Sucre Sale/スクレサレ (荒木町)

2007年09月30日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
荒木町のフレンチレストラン「Sucre Sale/スクレサレ」でランチをいただきました。

四谷三丁目交差点から外苑東通りを曙橋方面に向った右手、「一心らーめん」のにあります。
雑然として歩道まではみ出さんばかりのラーメン屋とは対照的な店で、それほど広いとは言えない店内も、窓から差し込む光と明るめの壁のためなのか窮屈には感じません。
夜遅くまで開いているので、徒歩で通勤していたときには、会社帰りにこの店の前を通ると妙に安心した覚えがあります。

牛込に居を構えた当初は何度か訪れたことがあるのですが、この界隈はフレンチレストランの選択肢が多いので、最近はご無沙汰していました。

いただいたのは1890円のプリフィクスのコースメニュー。
メインは魚か肉のどちらか一種類なのですが、一品のポーションが比較的大きいので、私にはこれで十分です。

前菜からデザートまで、今回も十分に楽しんだのですが、カリカリに焼いた塩漬け豚バラ肉がとても印象的でしたね。

太陽のトマト麺 (四谷)

2007年09月05日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四ッ谷駅から新宿通りを荒木町方面に向った左手四谷二丁目信号の正面に7月末に開店した「太陽のトマト麺」に行きました。

やたらに派手な看板と煌々と明るい店内がひときわ目立つ店です。街の景観を台無しにしかねないこの手の外観は苦手なのですが、トマト好きということもあり、興味本位で入ってみました。

メニューを見ると、トマトスープベースのトマト麺と鶏ベースの鶏パイタン麺の2種があり、チーズやアサリをトッピングしたものがおススメとのことでした。

まずは基本である「太陽のラーメン」を注文、730円でした。
イタリア産有機トマトを3個も使ったというスープは、程よい酸味とやわらかな味わいの中でイタリア料理のようにトマトの旨味が上手に引き出されていました。
ベースである鶏スープとの相性がよいのでしょう。とても美味しかったですね。

麺は、博多とんこつラーメンのようなごく細麺ですが、やややわらかめにゆでられていました。やや白っぽいその麺は豆乳が練りこんであるそうで、中華麺とは違う、にゅうめんのような味わいを狙ったのでしょう。

これだけだとややボリュームが足りないと読んだのか、〆にご飯を入れトマトリゾット風にする「らあリゾ」や、鶏のからあげなどのサイドメニューも充実していました。

ラーメンと呼ぶには少し個性的過ぎますが、健康に留意した新しいフランチャイズの店としては注目すべき店でしょう。

長崎ちゃんぽん 満てん (信濃町)

2007年07月07日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
信濃町駅前の「長崎ちゃんぽん 満てん」に行きました。

神宮外苑休憩の中にあり、長崎料理の「銀座吉宗(よっそう)」の経営によるものです。

メニューは、長崎ちゃんぽんと長崎皿うどんを中心にカジュアルに長崎の味が楽しめる構成になっており、比較的リーズナブルな値段でした。
ちゃんぽんはノーマルと味噌味、伽哩(カレー)味の三種類。その中から、伽哩(カレー)ちゃんぽんを頼んでみました。

丸鶏、豚骨、野菜を長時間煮込んで作ったコクのあるまろやかなスープにかれーのスパイスがちょうどいいアクセントになり、とても美味しかったですね。
どちらかといえば、「古奈屋」のカレーうどんのような系統の辛さでしょうか。

次回は長崎皿うどんを試してみたいと思います。

kitchen オニオン (荒木町)

2007年06月23日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
荒木町にある「キッチン オニオン」に行きました。

車力門通り沿いの荒木公園の向かいにある店で、数年前にできた小さな洋食屋です。
何度か入ろうとしたのですが、荒木町にありがちな非常にコンパクトな店内のため、運悪く行こうとするとタイミング悪く、いつも満席でした。

ランチのメニューは、定番のカレーとハヤシの他、ハンバーグかカニクリームコロッケを中心にしたコンビネーションが中心で、揚げ物を避けるため、ハンバーグとミートオムレツのコンビにしました。

ご主人は湘南出身で波乗り好きのようで、店内にはサーフィン関連の雑誌やDVDがたくさんありました。メニューの端に「湘南江の島 しらす丼」がありましたが、ご主人が幼少の頃からのソウルフードなのでしょうか。

自慢のハンバーグはとても柔らかくてジューシー。味付けはややロコモコ風というかややスパイシーで、ご飯がすすみます。
油を控えめにしてるのか、ボリュームがある割には胃にもたれることがなく、とても満足なランチでしたね。

アジア大衆料理 稲草園 (四谷)

2007年06月22日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
軽く食事でもとろうと四谷のしんみち通りを歩いていたところ、「アジア大衆料理 稲草園」の店頭に飾ってあったメニューの写真があまりにも美味しそうだったので、それに誘われるように入ってしまいました。
我ながらわかりやすい客です。

洋食 エリーゼ」の少し先にある黄色い看板のチープな外観の店です。

学生街の喫茶店のような雑然とした店内ですが、多くの客で活気がありました。
メニューを見るとタイ料理とベトナム料理のハイブリッドな店のよう、まさにアジア大衆料理なのですが、店名が「稲草園」というのが不思議なところです。

何を食べようか迷ったのですが、初志貫徹で店先で私を誘惑した「鳥肉ホリバジル辛口炒めかけご飯(カラパオ ラッ カオ)」を注文。

それほど期待していなかったのですが、味はかなり本格的でとても美味しく、ボリュームもありました。この味で850円はお値打ちでしょう。

意外なところに意外な穴場があるものです。