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牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

支那そば 温洲軒 (荒木町)

2007年05月29日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
連休明けの5月8日に荒木町に開店した「支那そば 温洲軒」に行ってみました。

外苑東通り沿いで杉大門通りの入口あたりにあります。「らぁめん 赤道」の右隣で、道路の反対側から見ると、横断歩道を中心に建物がほぼシンメトリーになっていることがわかります。
それゆえ、店内が超狭小なのもらぁめん 赤道と同じで、カウンターが5席程度のコンパクトさです。

もともとは移転する前の文化放送のはす向かいの若葉にあった店で、550円の支那そばが中心。素朴で懐かしい味のスープ、シンプルな具材、かんすいが多めの黄色いコシのある細めの麺など、こころ落ち着く一杯でしたね。

らぁめん 芳久 (四谷)

2007年05月11日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四谷見附の界隈を歩いていたところ、しんみち通りとの間で「手打ちの味らぁめん専門店」とある看板に目がとまりました。

洋食 エリーゼ」のしんみち通りを隔てた反対側にあるビルなのですが、2階にあるため今までその存在に気づきませんでした。

「らぁめん 芳久」という店で、コシが強くソフトな味わいの佐野青竹打手もみ麺とあっさり和風の煮干スープがウリとのことなので、とりあえず入ってみました。
しかしながらメニューを見ると、店長一押しのメニューが四川わんたん麺だったり豚骨スープも用意されていたりと、店としての特徴がわかりませんでした。

いただいたのは青竹打のざるらーめん。つけ麺とのことだったので、手打ちのコシのある麺を期待したのですが、出てきたのは普通のラーメンと同じ細目の麺。
スープはピリッとした刺激のコクのあるもので、麺自体も味は悪くないのですが、つけ麺といえば、もう少し太目の方が合うのではと思いました。

味は悪くないものの今ひとつ目立たないのは、あまりにも普通すぎて特徴がどこにあるか方向性が定まっていないからかもしれません。


洋食 エリーゼ (四谷)

2007年04月26日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
午後に新宿で打合せがあると、自宅や学校がすぐ近くにあるためか、わざわざ勤務先に戻ることはないのですが、月末ということもあって珍しく残業モードになっていました。

四ッ谷駅で乗り換えのために途中下車して、どうせなら腹ごしらえでもしようとまわりを見渡したところ、目に入ったのがしんみち通りの入り口近くにある「洋食 エリーゼ」。お昼前後はいつも行列ができている店です。

店内はカウンター中心で、メニューを見るとハンバーグやメンチカツ、オムレツやカレーといった洋食の定番が揃っていました。目についたのが880円の「ビーフトマト定食」という一品。
ビーフトマトといえば、西早稲田「ULTRA CAFE/うるとらカフェ」の看板メニューで好物の「牛トマト」が思い出され、トマト好きとしては迷わず選択しました。

ULTRA CAFE/うるとらカフェ」の牛トマトとは違い、やややわらかめの肉を酸味を活かしたトマトスープで仕上げた、例えればビーフストロガノフのトマト味といった感じでした。

フライものがかなり美味しそうだったので、次回は人気のアイテムであるメンチカツを試してみたいと思います。

らぁめん 赤道 (荒木町)

2007年03月21日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
新橋で痛飲した後、珍しくタクシーにも乗らず電車で帰宅しました。

銀座線に乗り、赤坂見附で丸の内線に乗り換えて四谷三丁目で下車。
時計を見るとすっかり日付が変わっているのになぜかラーメンが食べたくなってきたのですが、「一心らーめん」は敬遠したいなぁと思いつつ、歩いていると目に留まったのが「らぁめん 赤道」。柳新道通り入口辺りにある小さな店で、昔そば屋のスタンドがあったところに昨年の春頃、開店したと記憶しています。

三角の超狭小の敷地に無理やり建てたようなコンパクトな店で、前を通るたびに店の人と目が合いそうな感じだったので、何となく敬遠していました。

店の前にある自販機で、普通のラーメン700円のチケットを購入。予想通り狭いカウンターに座ると、目に飛び込んできたのは「トッピング無料サービス 野菜、醤油だれ、脂 多め・少なめ」の貼紙。こんな夜中にもしかして二郎系?と後悔したところ、厨房に立つ二人の男性が着ている黒いTシャツの胸には「ラーメン二郎 小滝橋通り店」の文字が刺繍されていました。

出てきたラーメンは、二郎らしく太目のもそもそする麺で、覚悟したほど脂っぽくはありませんでした。醤油だれも甘めで、もやしもシャキシャキしており、普通のラーメンとして美味しくいただけました。

私の横でいい感じに酔っ払った紳士が、店の方が「ウチの大盛りは多めですよ」と注意を促していたにもかかわらず、大盛りを注文していました。出てきたのは二郎らしく見る者を威嚇するような大盛り。
頼んだ手前、涙を浮かべながら必死に大盛りラーメンと格闘する紳士の姿が、ちょっとコミカルでした。

中華 福昇亭 (四谷)

2007年03月20日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四ッ谷の新宿通り沿い、税務署の近くにある「中華 福昇亭」に行きました。

どこにでもあるようなごく普通の素朴な中華料理屋で、鉛筆のように細い建物のため、1階は小さな厨房とカウンターのみ6席しかないコンパクトな店です。2階と3階にも席があるようなのですが、入ったことはありません。

確定申告の帰りに久しぶりに寄ろうかと思ったのですが、あいにく閉店していたため、久しぶりの訪問です。

頼んだのは790円の五目チャーハン。年配のご主人は体力がないためか、派手に中華なべを振ってご飯を華麗に舞い上がらせることはできませんが、手馴れた手つきで食材を手際よく混ぜて調理していきます。
その様はまさに熟練。見ていて飽きません。

たっぷりの野菜で出汁をとり生姜を隠し味にしたスープや、口直しにもなる品のいい味の浅漬けなど、一品一品にていねいな仕事が垣間見られ、満足のひと時でしたね。

手打ちそば 角萬 (左門町)

2007年03月19日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四谷三丁目交差点の左門町寄りにある「手打ちそば 角萬」に行きました。
麺屋 とみ吉」と同じテナントビルの隣り合せで、昨年末に開店したのですが、もともとは新大久保にあったのが移転したそうです。

暖簾をくぐると入り口右手にそば粉を挽く大きな臼があり、その隣にオープンキッチンの厨房があります。それを大きく取り囲むようにしたカウンターが中心で、小さなテーブルが3つありました。

一杯ひっかけながら、最後にそばで〆るような楽しみ方をする店なのでしょうか、思い思いのスタイルでゆっくりとした時間を過ごす先客が数組いました。

頼んだのは肉せいろ。そばはやや白めで、非常に繊細な細切り。舌ざわり、歯ごたえもよく、端正な印象でした。厚めのバラ肉とねぎの入ったつけ汁の味加減との調和も取れており、ご主人のそばにかける熱意が伝わる一品でした。

欧風カレー オーベルジーヌ/Aubergine (四谷三丁目)

2007年03月17日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四谷三丁目の新宿通り沿いにある「欧風カレー オーベルジーヌ」に行きました。

たまねぎをじっくりと炒めて丹念に煮込んだコクのあるカレーが、ちょっと高級なカレーの代名詞であるポットに入って供され、蒸した皮付きのジャガイモが付け合せで出てくるような、よくある欧風カレーの店です。

思い出したように食べたくなるので、年に数回は訪れます。

雑居ビルの2階にある店内は喫茶店のような風情、各テーブルにはランプが置かれます。
頼んだのはチーズカレーの辛口。ちょっと辛めのスパイシーなルーとまろやかなゴーダチーズとのハーモニーが好きで、必ず頼むメニューです。
刻んだ福神漬けやラッキョウの薬味が効果的で、最後まで美味しくいただけました。

とはいえ、お値段は1,260円。新宿 中村屋のような高級感があるならまだしも、ちょっと美味しいだけのカレーが1,000円オーバーだと説得力が欠けるかもしれません。

麺屋 とみ吉 (左門町)

2007年02月03日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四谷三丁目交差点の近くにある「麺屋 とみ吉」に行きました。
四谷警察のほぼ正面で、「魚久」と「ぺぺ」との間くらいにあります。

勤務先からバスで帰宅する際にこの店の前を通るので、いつも気になっていたのですが、スープがなくなってしまうのか、比較的早く閉まってしまうので、なかなか訪れる機会がありませんでした。

北海道ラーメンの店とのことで、味噌、醤油、塩の他に坦々麺もあるようです。券売機で食券を買おうとしたところ、カレーラーメンというメニューに目が釘付けになったのですが、まずは看板メニューの味噌ラーメンを注文しました。

店内に貼られた店主口上を読むと自家製にこだわっているとのこと。
スープは鶏ガラをベースに豚骨、野菜を数時間煮込んだもの。豚の背脂と野菜を煮込んだ自家製ラードが味の決め手のようです。
味噌ラーメンというと、もやしや大量の野菜がのせられたものをイメージしていたのですが、具はいたってシンプル。その分、麺とスープをじっくり楽しむことができました。

スープにはうっすらとラードが浮かんでいたので少し構えていたのですが、それほど脂っこくはなく、その分コクがあり濃厚で美味しかったですね。
麺は中太の卵縮れ麺で、コシがあって歯触りもよく、スープとの相性もよかったです。

私好みの味だったので、次回は是非、カレーラーメンに挑戦したいと思います。

妻家房 (四谷三丁目)

2007年01月24日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
明け方までレポートと格闘していると、妙に刺激物が食べたくなります。
新宿での打合せの後、途中下車して四谷三丁目交差点近くの「妻家房」に行きました。

ランチに入るのは久しぶりなのですが、その充実ぶりにびっくり。定番から工夫を凝らしたものまで、12種類ものメニューが楽しめるようです。
オジントッパ(甘辛く炒めたイカ)定食が気になったのですが、オススメという石焼春雨ビビンバ定食を注文。チャプチェがのせられたボリュームのあるビビンパです。

最初の半分は歯ごたえのあるさつまいもでつくった韓国春雨の食感を楽しみ、後半戦はこれでもかとコチュジャンを投入してホットな刺激を楽しみました。

チャプチェを食べながらも気になったのがオジントッパ。試験期間中に、あと数回は韓国料理を食べに行きそうな勢いです。

香港食堂 (四谷三丁目)

2007年01月22日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四谷三丁目交差点の角にある「香港食堂」に行きました。

なか卯やしゃぶ禅が入っているビルの2階にある広東料理の店で、屋台風にも見えるシンプルなインテリアの気取らない店です。
スタッフは皆、現地の方。本格的な中華料理をリーズナブルに楽しめます。

おかずとご飯にデザートまでついたランチのメニューが一日中、深夜であっても850円で楽しめます。

いただいたのは、腰果鶏丁(鶏肉カシューナッツ炒め)のセット。
辛味が効いてとても美味しかったのですが、あまりのボリュームに少し残してしまいました。

この界隈の隠れた穴場かもしれませんね。

ラーメン むろや (四谷四丁目)

2006年12月07日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
御苑前で打合せした後、当然のことのように意識は荒木町の方に向かっていました。

どこに行こうかと思いをはせつつ歩いていたところ、四谷四丁目の交差点のあたりで、まだ行ったことがなかった「ラーメン むろや」を思い出したので、行ってみることにしました。

四谷四丁目の信号を富久町の方に向かった左手、マンションの1階にあります。

醤油味のつけめんとラーメンだけのシンプルな構成で、それぞれ並盛(1玉)、中盛(1.5玉)、大盛(2玉)が用意されていました。
並盛と中盛は同じ値段なのですが、いつものようにつけめんの並盛、麺少な目を注文しました。

つけ汁は、ほのかなゆずの香りがするダブルスープ系。麺は少々縮れた弾力のある感じで、とてものど越しがよく美味しかったですね。

それほど便利な場所ではないのに客の入りが絶えないのは、確かな味と店主の努力のたまものだと思います。
うっかりして、オプションの辛み油を頼み忘れたので、次回に是非、挑戦したいと思います。

長崎飯店 (麹町)

2006年11月08日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
二番町での打合せの後、久々に麹町の長崎飯店に行きました。

麹町駅と半蔵門駅のちょうど中間、新宿通り沿いの麹町三丁目の信号の近くにあります。

本場長崎のちゃんぽんと皿うどんが看板料理の中華料理店で、永田町に勤務先があったときには、昼に夜にとお世話になった店です。

いただいたのは、皿うどんの硬い麺。かりっと揚げた細麺に、海鮮の風味がするあんかけがかけてあるだけのごく普通の皿うどんなのですが、なぜか妙に後を引く美味しさです。
半分くらい食べて、麺が少しやわらかくなった頃に、いつものようにお酢をかけていただきました。

ちゃんぽんにするかどうか、さんざん迷ったので、近いうちに再訪してちゃんぽんをいただこうと思います。 

宇な米 (荒木町)

2006年11月06日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
荒木町の車力門通りを歩いていたところ、新宿通りからすぐの左手に「宇な米(うなよね)」という鰻屋があったので、入ってみることにしました。

こじんまりとした店内は、清潔で不思議とリラックスできます。鰻専門店とのことで、メニューは基本うな重のみ。鰻の質と大きさで1900円の梅から3000円の松、その上に特上が用意されており、真ん中の2400円の竹を注文しました。

待つ間、香ばしいにおいがどこからともなく漂ってきて、食欲をそそられました。
出てきた鰻は、それほど大きくはありませんでしたが、やわらかくふっくらしており、タレの甘辛さ、香ばしさともに、非常に上品でしたね。

食べ終わった後に、ほんのお口汚しですがと柿とさしかえたお茶をいただきました。
そんな気遣いが、心豊かにさせてくれるひとときでした。

名代 たいやき わかば (若葉)

2006年10月31日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
荒木町から四ッ谷駅に歩いていたところ、ふと坂本和菓子店の角の路地に目を向けると、いつも混雑している「たいやき わかば」の前に誰も並んでいませんでした。

たいやき わかばは、昭和28年から営業しているたいやきの老舗で、天然物と呼ばれる1匹ずつ焼ける型を使っています。そのため、皮はカリカリで薄く、尻尾まであんがギッシリとつまっています。

このあんがまた秀逸で、甘過ぎずやや塩気があるつぶあんです。我が家の近くにある六角玉屋のいちご豆大福のあんと甲乙つけがたい、上品な美味しさですね。

会社のお土産に数匹買い求め、自分用のおやつに焼きたてのを1匹、お店でいただきました。

久々にいただきましたが、何匹でもいただけそうな美味しさでした。

四谷ラーメン 蛍 (三栄町)

2006年10月14日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
久々に四ッ谷駅で下車し、ラーメンでも食べて帰ろうかとしんみち通りの「こもり」の前を通ると、あいにくの満席。

こうなるとどうしてもラーメンが食べたくなり、三栄町の税務署近くにある、同じ旭川ラーメンの「四谷ラーメン 蛍」に寄りました。

頼んだのは看板メニューの味噌ラーメン。やわらかめにゆでられた黄色い縮れた麺と、少し甘めのコクのあるスープが、なぜか懐かしいほっとした気分にさせてくれましたね。