ぶらいやWATTY 探求の泉

人生も残り少なくなってきたので、単なる近況報告となります。

【妄想かも】誰だってできる限り大きな権威や守護を得たいのさ

2020年02月16日 11時43分58秒 | 妄想
故・小室直樹博士の引用とかとっくの昔に連載が終わった「さよなら絶望先生」からの引用で思いついたが、興味がないのに学問する意味について投稿してみた。ただ、普遍的なものか疑問があるので、あくまでも自分の意見や妄想ということにしておく。

大統領とお気に入り牧師の礼拝話の中で、「もしこれが日本で将軍とお気に入り坊主だったら首が飛ぶ」(小室氏著作から)とか、「上に逆らい成功するより、上に従い失敗する。それが公務員の出世の道なのです」(「さよなら絶望先生」から)とあるが、何も江戸時代や公務員の話でなくとも、ブラック企業~大企業でも会長や社長、組織のトップや権力者に異心を唱えれば、ろくな目に合わないことはいくらでもある。
それがドラマのヒーローでなくて、実際の社会で上に箴言できる奴とか文句言う奴は、腕に自信ある職人気質とか喧嘩上等の奴とか人生を捨てた奴とか権力とはかけ離れた価値観のある奴、信念や宗教心ある精神的柱、背骨がある人だろう。

組織内で例えば不正が行われている(車メーカーだと無資格者による完成車検査(スバル)とか材料品質データ改ざん(神戸製鋼や東洋ゴム工業)とか)告発する際、組織の維持を考慮して怯むでしょう。もし最終製品点検方法や材料品質が過剰に厳しいなら規定の見直しを先に唱えるべきで、作業内で暗黙の了解で不正を続けていくのは問題だ。

自分の"良心"に従って生きるということは、実はとても大変なことである。
軽薄な弁護士が、赤の他人が殺されたときは加害者の境遇を過剰に弁護して死刑反対していたけど、自分の肉親や友人を殺されたときは一転死刑賛成派に回る。業務上の弁護は仕方ないが、死刑賛成・反対を簡単に転向できるのは、そこまで物事を真剣に考えていないんだろうね。
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