ぶらいやWATTY 探求の泉

人生も残り少なくなってきたので、単なる近況報告となります。

日馬富士による貴ノ岩暴行事件と貴乃花親方の徹底抗戦

2017年11月25日 17時08分58秒 | スポーツ-格闘技についての感想
これは「日本社会」にとっては、厄介な問題だぞ。。

日本相撲協会は「八百長談合」「密室・隠蔽体質」を克服できず自浄能力の無い組織ということが明白となったのも問題なんだけど、改革が困難を極めるのは、日本文化の「ドカルト体質」に直撃弾を与える必要があるからだ。

参考になる例としては
◯昭和~平成初期のプロレスにおける、全日本・新日本プロレスと新生UWF(神社長時代)の設立と崩壊

そして、以前に投稿したが、日本人が本当に熱狂するのは、単なるスポーツでなくて「人間・社会ドラマ等も含めた総合競技」である。自分達が本当に共感できなければ熱狂できないのさ。

[参考投稿]
清原和博、巨人への完全復讐達成より

>純粋な野球競技では「盟主」になれても、人情・社会派野球ドラマや
>権勢争奪戦を含めた「総合格闘技」ならぬ「総合野球競技」では
>西武は「盟主」になれず、したがって、野球の実力と人気の相関が、
>他の要因で大きくズレる"弱小球団"では日本最高のスーパースターを
>目指すことはできなかった。

そして、これかな。
箱根駅伝に見る日本の特異性より


今回の事件は、スバリ、「モンゴル八百長互助会の邪魔になる貴乃花部屋の貴ノ岩を、モンゴル3横綱が罠を仕掛けおびき出し暴力で制裁し怪我を負わせ、正当な行為(可愛がり)と嘯いていること」に間違いないだろう。

日本社会は精神修養・所属団体飛躍の為なら、「しごき」や「苦悶苦闘」を容認する傾向があるが、第15代時津風部屋新弟子暴行死事件のように、死に至らしめてはいけないと思う。
ただ、このときはリアルタイムでニュース見ていたが「蘇った戸塚ヨットスクール」という側面もあった。

真の悪ガキ(被害者はそこまでのワルでは無く優しい青年だったという意見もあった)だったなら。。。そうなると私の意見は揺れる。。

(以下、追記)
私の立場は貴乃花「擁護」である。但し「支持」でない。
稽古以外での過度の暴行・暴力は、公法の裁きを受けるべき。
でも、この一連の行動が改革というなら「改革」の手法、方法に異議あり!である。「物言い」をつけたい。

・肝心の貴ノ岩関の意向はどうなのか??相撲を続けたいのか??
・「八百長」撲滅が本当に「正義」なのか??かなりの抗議・物議を醸すと思うが「星の貸借や買取」を制度化、システム化をする発想は無いのか。本場所90取組中15迄とか制限付で。
・改革の為、正義の為、飯が食えなくなる事態を招くことが本当に必要なのか??必要と判断するならしなきゃならぬが「阿修羅」(※阿修羅は元々は天界の神だった)になっては駄目だ。政治でも喫緊の場合を除き、選挙の勝敗を分けるのは「経済」である。まず富と安全を考慮すべき。
・SMAP問題でも思ったことだが、暖簾分け・利益分配という、双方の経済的利益確保・納得できる職場環境の確保(香取さんが信頼できるプロデューサー兼マネージャー、すなわち飯島女史やスタッフと一緒に仕事ができる等)で話がつくのに、罠をしかけ混乱・不信・泥沼、相手を滅しなければ納得できぬ、ジャニーズ事務所のメリーやジュリーの腐った性根が「戦」をもたらし、不毛の結果をもたらす。貴乃花親方も怒りに妄執し「阿修羅」のように人間以下に墜ちないように願うばかりである。

(一部、訂正2017/11/26 5:46)


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