穏やかに。

わたしも 世界中 穏やかに・・。

ちょっと 嬉しい お話

2015-11-06 20:18:09 | にっき
今年1月に 母が旅立ち


そのときは 1人で 歩いていた父が


半年も過ぎた 7月の ある早朝


 『もう・・ ダメだぁ 立てない・・』と 


それから 4か月あまり


何とか 立ち上がることは できるけど



痴呆も 大分 進んでしまった・・。


来年 3月に入所できる 特養に申込みをし


どうしても 老後という 想像もできない 


まだ 経験の全くない 『老後』『介護』という 


とてつもない 『課題』に どうしても キモチは 落ちてしまう・・。



自分も あのように 老いていくのかな・・とか


お金のことを 心配してみたり・・


ちゃんと 健康長寿で 歩いていけるだろうか・・とか・・



そんな こんなを 毎日 気にしているのは 確かなこと・・・。




そんななかで 10年位前に 75歳にもなるのでと


もんじゃ おでんの お店の お母さん。


その当時は 笑うことも 無駄みたいな・・・


愛想なしだけど 働き者の お母さん、 おばちゃんだった。



スーパーで会うと 信じられないほどの 笑顔いっぱいで


85歳になったそうだけど 


びっくりするくらい 元気で 溌剌としている。


74歳で プールで 泳いだこともなかったのに


近くにある 市営のプールに通い出したそうだ。



『高い授業料を出して 生まれて 初めて 泳ぎを 教えてもらったのよ』


 『今では 300メートルくらい 泳げるし その後 プールに来ている人たちと おしゃべりするのが


  もう・・ とっても 楽しくて・・ 楽しくて・・。 みんな 年下だけど とっても あたしを

  大事にしてくれるのが 嬉しくて 嬉しくて・・。 土日を除く 毎日 泳ぎに 行ってるよ』



その顔の 本当に 嬉しそうな 正直な顔に わたしまで 嬉しくなってきた。


こんな85歳の おばあちゃん・・  どうも おばあちゃん・・には 見えなくて・・。


服も 普通の おばちゃんが着ているような Tシャツに ジャージみたいな ズボン。


顔も 全く化粧もしていなし・・。


それでも 姿勢だけは とても シャンと 背筋を伸ばしていた。


なんで あんなに 若々しいのかな・・って。



  『プールから 帰ってくると 苦虫つぶしたような 亭主がいるのよ



   何にも 家事は やらないで ブスっと 家に居るのよ イヤになっちゃうよ あははは




旦那様の こと そんな風に 話しても  その後 明るく笑ってる



そうなんだ・・


本当に 辛くても  コトバの最後には 笑いという チカラで



吹き飛ばしてしまってる あの おばちゃん




わたしも あんな風に 活きたいな・・って。



そっかぁ・・


今は まだ まだ とっても 無理だけど  



プールで 泳ぐってことも いいな・・って。


そうそう・・・


太極拳  ちゃんと やってみよぉーと