甲状腺検査で「悪性ないし悪性の疑い」(19歳未満で発見されたもの)と診断された子供がついに90名となりました。 政府は放射能との因果関係は明らかになっていない、被曝していない地域と比べても有意な差は見られないとの立場をとっています。
しかし、通常100万人に一人と言われる非常に少ない甲状腺がんの発生が1万人に3人の計算になります。 これまで日本では今回のように大規模に甲状腺の検査をしたデータはないので、これまで見逃されていたものが出てきたという面も否定できませんが、300倍という発生率は異常に多いと考えるのが普通ではないでしょうか。 ましてや多くの子供が罹患しているのですから今できる対策を最大限行っておくことは当たり前のことでしょう。
広島・長崎の被爆者の健康調査やチェルノブイリの子供たちを支援し、また福島原発震災後は福島県内で健康調査や相談に取り組まれている振津かつみ医師を招いて相馬市で下記のように講演会が開催されます。
講師 振津かつみ (内科医師・医学博士)
と き 6月15日(日) PM.2時~4時
ところ 相馬市小泉 はまなす館(相馬市総合福祉センター)
参加費 無料
子供たちのために今私たちにできることは何かを振津かつみ医師とともに考えてみませんか。 将来に後悔しないために。