無精髭

無精者の日記です

焦点深度合成ーこの素晴らしいフリーソフト その2カメムシ

2016-11-03 17:47:35 | 日記

 庭のばらに水掛けをしているとなにやらカッコいい虫がいるではないか。
きっとカメムシの仲間でしょうが、よく見るカメムシとは雲泥の差・・・なんて言ったらいつものカメムシに叱られそうですが (*´ω`*) 。

 これは最近見つけたソフト、焦点深度合成を使う絶好のチャンスとばかりに実体顕微鏡やらカメラや準備を始めました。 生きた相手なのですが寒さのせいか動かないようです。 シメシメ。 散々手こずってやっと準備ができてみると色々問題が・・・上の写真のようなアングルで拡大写真を撮りたいのですが実体顕微鏡では難しい。 顕微鏡自体を自由な角度に設置できないと、カメムシ君は「ハイ横向いて」というわけにはいかない。 横にしても体制が悪いのだろう動いて下を向いてしまう・・・当たり前ですがねぇ。 散々弄り回した挙句今回はスタンダードに上からで我慢しました。

 やはり本格的な絵をとろうとしたら「虫の目レンズを作らないとだめみたいです(購入する選択肢はないー高額)。 ウーン敷居が高い(*´Д`)

 実体顕微鏡では拡大率が大きすぎてこんな感じです。

 背中の模様が面白い。

 

 尻尾っていうか背中でしょうね、縁の模様が特徴的で目立ってます。

 触覚だけ拡大してみました。
今回はISO感度400くらいで高解像度で撮ったせいかぼかしを掛けなくともゴミが出ませんでした。

 このソフト、問題はフォルダの使い方とファイル名。フォルダはこのプログラムが入った「Windows Program File」の中にデータフォルダを作るのが無難と説明されています。どうやらこのソフトは日本語に対応していないので「デスクトップ」とか日本語名のフォルダは認識しないらしいです(なのでデスクトップに作ったフォルダは使えない)。 で、そのフォルダの中に合成後の完成ファイルを保存するんですが、これを直接ドラッグしようとしたりコピーしたりしようとすると「ファイルが見つからない」というエラーが出てしまいます。 この「CZM」のソフトの中では見えているのにソフトを離れるとフォルダ自体が見えなかったりします。システムの中のProgramファイルの中なので他の扱いとは違っているのかもしれません。(隠しファイルにチェックを入れてもダメ)

 せっかく作っても取り出せないのでイライラしてしまいます。 ところが写真加工ソフトで「ファイルを開く」でやると問題なく開けるんです。どうなっているんでしょうね。
いつもちょっとした手直しに使っている便利なフリーソフト「Jtrm」でやっと取り出せました。 

 全体像を最初の写真の時に焦点合成用に撮っておけばよかったなぁ・・・もうカメムシは逃げちゃったし (*´ω`*) 。