Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

デヴィッド・クロスビーというオッサン。

2005-11-29 23:23:05 | Rock / Pop
デヴィッド・クロスビー(David Crosby)というオッサンは、サイケの申し子と言いましょうか、異常な緊張感を伴った曲しかほとんど書きません。
(注:ムカシからオッサンだった訳ではありません。念のため。)

一番ポピュラーなトコロでは、CSN&Yの「デジャ・ヴ」(1970)での「Almost Cut My Hair」とか、タイトル曲「Deja Vu」でしょうが、一度、聴いて欲しいのが、バーズ時代の曲。
特に、「Younger Than Yesterday」(1967)での3曲は怖過ぎ。
曲名も凄くってサ、「Everybody's Been Burned」、「Mind Gardens」、「Renaissance Fair」。ココまで行くとホラーの領域です。
ほんと、マトモなタイトルじゃないっしょ。

当然、背景には「ヴェトナム」ってモンがあると思われますが、このヒトの曲は、トニカク緊張感が高い。

音楽的には、ギターで紡ぐハーモニーの複雑さが、やはりモノ凄くピーンと張りつめた緊張感。
「刃」とか「氷」とか、そういうコトバが連想されますね。

あの、「アート・ロックの時代」において、その中でも「スーパー・グループ」と言われた、CSN&Yで最も尖っていたのがクロスビーですからね。アートの中の、アートですね。
CSN&Yの中では、ニール・ヤングは、切れなくても気迫でブッタ斬るというパンク的なアブナイ人だったように思えるのに対し、クロスビーは「オマエはクスリそのもか?」と言いたくなる、そういうアブナサ。
とにかくイッっちゃってますね。

コワイくらいに凄みのある静かなロックを聴きたかったら、デヴィッド・クロスビーはオサエテおくべき対象だと思います。
あぁ、怖っ。


Younger Than Yesterday
The Byrds
Columbia/Legacy

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コメント (2)
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