Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

シャクれても好きな人。

2005-11-19 11:06:40 | 日本のロック・ポップス
1969年生まれのワタシの世代にとって、岩崎宏美というヒトは、小学生から中学生にかけて、人気歌手(←コレも死語っぽいですね)として盤石の存在でしたので、この時期のヒット曲はほとんど覚えているんですけど、改めてCD買ってきちんと聴くとやっぱり素晴らしいデス。

そんでですね、三枚目のシングルだった「センチメンタル」(1975)を聴いていてガツンと来るのが、サビの最後、「じゅぅうななさい~」と歌うトコロ。衝撃。
歌い方のハナシではなくって「17歳」という事実。

この完成されまくった歌唱力で17歳だったとは!!!
あぁ、天は才能と容姿という二物を与え給うた。
(コロッケ登場まではシャクレも気にならなかったよねぇ)

普通、初期の岩崎宏美の代表曲と言えば、「ロマンス」(1975)になると思うんですけど、歌声が伸びやかでグルーヴしている、という点ではこの「センチメンタル」とか「未来」(1976)の方がキテると思います。モノスゴク良いです。
まず鳥肌。

あと、割と最近ハマっているのが「万華鏡」(1979)。
これは、ンもぉ、ホントウに素ン晴らしいです。まさに天才歌手。
もちろんウマイってだけのハナシじゃないですよ。上手いのなんか、このヒトにとっては当たり前。とにかく、「万華鏡」、改めて聴いてみて欲しいと思います。
特に後半、サウンドがラテン化して行くあたりからエンディングに掛けてが凄いデス。
ホントに凄いです。
なんか、ホントに凄いとしか言えませんが、そのぉ、本当に凄いです。
大きく鳥肌。

ベスト盤CD(「New Best One」というヤツ)を買ったのはホンの数年前。
90年代初期に出たベスト盤ですが、買って良かったデス。ほんと。


<COLEZO!>岩崎(益田)宏美
岩崎宏美
ビクターエンタテインメント

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コメント (7)
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