Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

再び登場。

2005-10-24 22:34:34 | 日本のロック・ポップス
当ブログも開設から半年を過ぎましたので、そろそろ、二回目、三回目繰り返し登場ってのもやります。
別にネタが詰った訳ではなく(一応、ン千枚のコレクションはアル)、特にお気に入りの音楽をある程度は頻繁に登場させたい、というコトです。

と、言う事で、太田裕美サン、「スカーレットの毛布」、再び登場。

アルバムとしては、「海が泣いている」(1978)に収録されております。

コレは、絶対、クラブ受けもする曲だと思ってまして、微塵も古臭さがなくって、70年代後半のメロウ&ファンキーのイイとこだけが感じられる、本当にスペシャルなサンダー・メロウ・チューン!!!

アレンジ面においては、メロウ・ポップ・ソウルと言える、ボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)の影響もあるかな。(具体的には「Lowdown」)
管の鳴っている距離とか、シンセ・ストリングスの鳴り方とか(あっちのストリングスは生ですが)、ギター(エレクトリックです)の、ミュート・カッティングとか、ソウルフルな女声コーラスとかが、そういう感じがする。あと、ハイ・ハットの残し方(ミックスのね)。

でも、この曲を完成させているのは、当然ですが、裕美さんの声ですね。
この声がなければね。ココまでのダイナマイト・メロウ・チューンにはならなかったでしょうねぇ。

これに聞き惚れると、旗の台駅の乗り換えを乗り過ごす事になりますので、気を付けなくてはなりません。
そういうコトです。

いやぁ~、ホント、いいワ、この曲。
いくら書いても、うまく伝えられなくて、もどかしい気すらしますワ。
コメント (2)
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インタビュー集「ポップ・ヴォイス」

2005-10-24 07:49:42 | 音楽・映画・アート・本 その他
今回は本です。

ジョウ・スミス(Joe Smith)
「ポップ・ヴォイス」(新潮文庫版 1995)

ミュージシャンからレーベル経営者まで、音楽業界の大物163人へのインタビュー集。
地域的には英米の人物に限られますが、ジャンルはロック、ポップスに限らずジャズ、ソウルまで含むので、多くの音楽愛好家にとって楽しめる物になっていると思います。

その163人と言うのが一部並べてみるだけで確かに凄い。

まずはジャズ方面。
エラ・フィッツジェラルド、ウディ・ハーマン、スタン・ゲッツ、ハービー・ハンコックなどなど、などなど。

R&B~ソウル方面。
レイ・チャールズ、クインシー・ジョーンズ、ジェイムス・ブラウンなどなど、などなど。

ポップス方面。
マイク・ラヴ、バート・バカラック、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、ポール・サイモンなどなどなどなど。

ロック方面。
ボーノ、スティング、ドン・ヘンリー、ポール・カントナー、ボブ・ディラン、ロッド・スチュアート、などなどなど。

レーベル関係者、プロデューサー方面。
アーメット・アーティガン、デヴィッド・ゲフィン、ジェリー・ウェクスラー、フィル・ラモーン、ジョージ・マーティンなどなど。

これでも、まだまだ全然ほんの一部。

内容がまた、なかなかに生々しい話も多くて、音楽業界を生き抜いて来たヒトたちのシタタカサとか無謀さもよっく分かる。
ホント面白い。

古本屋サンでぜひ探して下さい。
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