Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

細くなかった「Delightfulee」

2005-10-31 22:38:22 | Jazz / Cross Over
リー・モーガン(Lee Morgan)
「Delightfulee」(1966)

ハイ、本編です。

細くなかったっすな。
1966年のこのリー・モーガン。

このアルバムの印象がイマイチだったのは、一曲目と最後の曲の印象のせいだったと判明致しました。(だって軽過ぎるんだもん。・・・っていうか安い、アレンジが。)というコトですので、他は悪くないので聴いておくべ。
とか言いつつ、最後に入っている「イエスタデイ」(←ビートルズの「イエスタデイ」よ、ジャズで「イエスタデイ」よ。趣味悪いべ!)のモーガンのラッパは意外に歌っていて悪くない。

そんでもって、そのリー・モーガンのラッパは、初期の、マイクに近寄り過ぎかぁ?みたいなああいうトリックかもしれない音の太さはありませんが、そういう意味ではなくても、音は少々アノ頃よりは弱い。が、弱いと言ってもねぇ。リー・モーガンですワ。普通に強い。
フレージングというか、湧き出るメロディっていうか、アドリブ・フレーズは、見事に全然悪くない。金メッキのギンギラのビカビカのイイ意味で悪趣味リー・モーガン炸裂。(二曲目の「Zambia」の8小節交換に入るアタリはあまりにもモーガン節なので笑ったが。・・・自己パロディかって。)

他のプレイヤーとしては、ジョーヘン(Joe Henderson)のテナーが耳に残ります。フレーズに色気があって、しかも音色がいいです。(当然、ブルーノートなので、ナチュラルには録ってナイ)
あと、ドラムのフィリー・ジョー(Philly Joe Jone)とは、相性がいいんだと思いましたワ。煽らなくても少々ウルサイところがイイのかもしれない。(このアルバムでは、ビッグバンド編成と、コンボ編成があって、フィリー・ジョーはビッグバンド編成の方のみ参加)

私が持ってるこのアルバムは、1995年版のCDですが、ボーナストラックは今出てるヤツも同じなのでしょうか。ボーナストラックが、またなかなかイイのでサ。特に「Need I?」。音の太さは、この曲のが最も初期モーガンに近いと思えます。

というコトで今回も、また結論無く終わります。

ぢゃっ!
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Delightfulee

2005-10-31 07:45:46 | Jazz / Cross Over
リー・モーガン(Lee Morgan)
「Delightfulee」(1966)

久しぶりに聴きましたが、ムカシ聴いた時の印象より悪くなかったッス。
モーガン本人はちょっと「細い」かなとも思いますけどね。

今日、あと二回くらい聴いてもう一回書きます。
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