Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

ビリー・ミッチェルとアル・グレイがイイです。

2005-10-15 22:16:49 | Jazz / Cross Over
Lee Morgan - Wynton Kelly Septet
「Dizzy Atmosphere」(1957)

これ、ビッグ・バンドではないんですが、セプテットくらいの人数(7人)になると、かなりビッグ・バンドっぽいノリが生まれると思うんですが如何?
まぁ、このアルバムの場合、元々ビッグ・バンド畑の名人が多いという事と、ホーンの編成が、トランペットからバリトンまで、音域的に偏りがないという事も、ビッグ・バンド的に聴こえる理由ではあると思いますけどね。

そういう訳でして、ビッグ・バンド好きのアタクシとしては、かなり好きな一枚。
とにかく豪快かつ爽快。
豪快はホーン4本のアンサンブル。
爽快はウィントン・ケリーのピアノとチャーリー・パーシップ(Charlie Persip)のドラム。
ソロイストとしては、テナーのビリー・ミッチェル(Billy Mitchell)とトロンボーンのアル・グレイ(Al Grey)がカッコイイです。音もフレーズも豪快でブッといです。

しかし、いいリズム、いいグルーヴです。

有名盤ではナイと思いますが、ジャズを聴き始めたヒトに薦めるアルバムとしても、スゴクいいんじゃないでしょうか。
(だって、こういうアルバム嫌いだったら、ジャズ聴かないっしょ?)
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やはりスーパー耐久盤でした。

2005-10-15 09:01:37 | West Coast Rock
バーニー・リードン=マイケル・ジョージアディス・バンド(Bernie Leadon - Michael Georgiades Band)
「Natural Progressions」(1977)

さて、何回か聴きましたので、お約束通り書きます!

印象としては、こんな感じ。

アコースティック度:60%
ロック度:35%(意外に高い)
「ギンギンのロック(死語)」度:0%
カッ跳び度:3%
苦みバシリ度:50%
微妙な甘み:15%含有
ほのぼの度:15%(意外に低い)
体感温度:22度(季節を問わずドーゾ)
スルメ度:100%
消味期限:無期限

で、何が良いかと言うと、まず、曲。
シンプルなんですが、流石に玄人なメロディ。
キャッチーでは無いが一流品という感じ。(言っておきますが、オーソドックスですよ)
それから、やはりボーカルとギターの響きが深いデス。
バーニー氏、マイケル氏、ともに美声ではなく、魅惑の渋声でもないんですが、やっぱ、「歌」が分かってるんでしょうねぇ~。聴かせてくれます。
ギターも、ちょっとしたフレーズが、何て事はないのに、魅力的に聴こえる。(バーニー氏はこの点ではマサに「名職人」ですからねぇ)
リズム・アンサンブル的にはタイトではなく、空間を聴かせる感じですね。
こういうのって、ジワジワ来ます。

え~。最高級の賛辞を贈りたいと存じます。
「20年後にも間違いなく聴いている!!!」

20年後にまた書きます。

ぢゃっ。
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