Ver.3が、わが家に来てから一月半。
初代との仕様の違いを細かく書こうかとおもったんですが、
そういうことはもういいかな、と感じてしまいました。
ふつうの使用に不足のない内容に、
きちんとバージョンアップされています。うん。
水漏れもないし、水滴もたれないし、朝まで加湿するし。
水がなくなればスイッチが切れるし、電源スイッチはついたし。
ようやく、ふつうの使用感になりました。
ってことが書ければ、じゅうぶんかなぁ。と。
寝室のベッド脇の棚に置いているのですが、
新型は、本体下回りのデザインが、
すこし「ごちゃっ」としているので、
高めの位置に置くと、ちょっと目につきます。
ひさびさに床に置いてみたら、やっぱこっちのほうがいいな。
色は迷って白に。
青にしておけばよかったかな。
初代の青よりもくすんだ色味で、迷ったのだけれど。
2台を比較しておもったんですが、
加湿器って、原理的には単純なようで、
きちんとしたものをつくるのは、
意外と難しいんじゃないかと。
結露した水滴のコントロールとか。
どんどん溜まる、結晶状の水垢の対策とか。
ほぼ毎日行う、給水の導線とか。
厳しく言うと、
初代のトラブルは解決されているけれど、
とにかく設計変更してパーツを増やしてコストを上げて…
という対策なので、あまり根本的な解決ではない、
という印象。
ゴムパッキンが追加されて、
劣化したら取り寄せて交換できる、とか。
水を入れすぎると、警告音が鳴って、
本体の水をいったん全部捨てないと起動しない、とか。
水垢がたまるから、
「ポット洗浄中」が使えるようになりました、とか。
…
スーパーノーマルとか、いろいろあって、
もうデザイン家電を無邪気に愛でられないというか、
満たすべき条件を満たしていないことに、
どうも厳しくなるんですが。
でも、ほかにほしい加湿器もないし、
やっぱり気に入っています。
この加湿器のカタチは、水滴のようでいて何ものでもないですが、
なにかが「吹き出す」カタチとしてはすごく「正しい」。
違和感がないのです。
この蒸気の吹き出し口は、
つるっとした丸みの「張り」の勢いが、ぎゅっと凝縮されていて、
さらにそこから吹き出す蒸気はいつも、
「もくもくもくもく」と、すごい勢いなのです。
ひっくり返したら、飛ぶんじゃないかとおもうような。
寒い窓際で、すごい勢いで「もくもく」してる姿は、
「働いてまっせー」感があって、
「こいつ、いいヤツだなぁ」とおもってしまいます。
あはは。
…
問題は、トラブルだらけの初代を、
いったいどうしたものか、ということだけ。
使う気にはなれないし、捨てるに忍びないし、
誰かにあげて事故があっても困るし…ねぇ。
いただいています。
この加湿器、気になってはいたんですが、
初代の詩人さんの日記を読んで二の足を踏んで
ました。デザインは、ほんと素晴らしいと思うんですが・・・
やはり、加湿器って、長谷部千彩さんが
ブログに書かれてる意見に、どうも流れてしまいます。
http://d.hatena.ne.jp/readymade_hsb/20061210
パソコンを起動させて、
メールをチェックして、
Yahooのニュースを覘いてから見てます。
朝のまず最初の楽しみです。
いつもありがとうございます。
加湿器ですが、
僕も使っています。
去年の末に茶色を買いました。
ポエトリーさんも書かれている通り、
使用感も心配していた程問題ではありませんでしたし、
何より働いている姿が素晴らしくて、
惚れてしまっています。
そして、いつか使えなくなったとき、
捨てるに忍びないと思わせるデザインは、
何より素晴らしいと思ってしまいます。
ポエトリーさんはどうするんでしょう。
僕ならそれでも仕方なく捨ててしまうと思いますが、
そういう気持ちで捨てることが、
何か大切な気がしています。
僕もそういうものが、
いつかつくれればと思っています。
余談ですが、
初代は花活けとかにならなるかもしれませんよ。
確か±0の最初の発表会の時にトイレに入ったら、
初代の赤色に、
真っ赤なバラが刺さってました。
まー、日常にはキツイかもしれませんが。
それでは、
思わず長くなってしまいましたが、
これからもお身体に気を付けて、
長く続けられることを期待しております。
愛着があるだけに、辛い所ね~。
うちは出来るだけリサイクルショップ活用です。
アンプとかデッキ系ならハードオフで多少壊れていても引き取ってくれて、部品なんかに分解されて売られています。ゴミになるよりはマシ。
加湿器とかの家電はどうなんだろう?
自分で分解して、外側だけでも再利用するとか、いかがでしょ。
コメントをいただくのは、いつもうれしいものでございます。
この加湿器は、なかなか罪なヤツです。
美しく故障がちな、ちょっと古いイタリア車のような。
しかし、そういう「やせがまん好き」だった私の価値観も、
変わりつつあります。
このVer.3は、そのきっかけの、ポイントになっています。