エコバック。
エゴバック。
いや、エコバック。
なにせコストが安いうえに、社会的に「正しい」という免罪符までついているので、ブーム炸裂していますね。エコバッグ。
かくいうわたしもスーザン・ベル愛用中です。
あ、スーザン・ベルは、サイズ(大)のほうがいいとおもいます。買い物袋としては。
でも思い出してみると、子供のころ、乾物屋や八百屋におつかい行くのに、ナイロンの買い物袋持たされてたような気がするなぁ。ビニール袋って、なかったよね。ね?
以前もちらっと書いたような気がしますが、エコに関してはもう「多様性」しかありません。
皆が「コッチが正しい」と突き進むと、もしそれが間違ってたら、「全滅」です。
じぶんが「こうだろう」と信じるエコを、実践するしかないんです。
たとえそれが、ほかのひとと違っていても。
こぼれたコーヒーを、ティッシュで拭くかふきんで拭くか、という有名なギロンがあります。
ふきんで拭いたほうがエコっぽいけど、洗うのに大量の水を使うので、ティッシュで拭いて燃えるごみで捨てて焼却炉で焼いちゃったほうがエコ。という見解もある。どっちが正解かなんてわかんない。
そうかんがえると、たとえば「コンビニ弁当」と「自炊」のどっちがエコか? とか、わかんなくなってくるわけです。
だから、じぶんで信じるほうのエコを実践するしかないんです。
だめなのは、「どうせなにやってもだめなんだからさ」と、さじをなげてしまうこと。
暮してゆくこと自体に、無駄な罪悪感をつのらせること。
なんでもいいんです。じぶんがエコだとおもうエコを実践してください。
たのしくね。
これだけ「エコバッグ」と称されるものが氾濫していると、よく自家用車が「都道府県別1人あたりの保有台数」で云々されることを思い出します(ちょっと論点は違うかしら?)。エコバッグなるもの皆さんはいくつお持ちでしょうか?
我が家はいまのところ「時々」レジ袋もらいます。だってゴミ袋買うほど馬鹿らしいことないと思うからです。「レジ袋1枚つくるのに必要な原料&エネルギー」と「市販のゴミ袋1枚つくるのに必要な原料&エネルギー」どっちが地球によろしくないのか、今度本気で調べてみようかと妻と話していたばかりです。
どっちがエコかとかって、ぼくは知らないけど、
食料とか燃料とか、いろんなものが不足している世界だから、
安いののほうがいいよ。
じぶんにとって信じられることは、なんなのか。
否定も肯定もアリですけど、
肯定的に生きてゆきたいな、とはおもいます。
イエー。
なんでもかんでも斜に構えて否定から入る、というふうにはなりたくないなぁ とおもったのさ。
すなおにほめる というのは時として、 とりあえずケナす ことよりもむつかしい場合があるとおもうし。