AssistOnのページで見つけて(うそ。見つけてない。RSSしてるので更新されたら即チェック。「見つける」とか、そんな受け身じゃない)、あーこれはなんともAssistOn的だなぁとおもったのです。
ちょっとしたひねりとユーモアがあって、クールというよりはかわいくて、でも根は真面目で、すごく骨太。
というわけで、ずっと欲しかったんですが、久々にこまごまと買い物をした機会に購入。
webのイメージと実際の商品の印象が違うことがありますが、これはかなり、正確でした。強いて言うと、実際かばんにつけてみると、黒でもけっこう「かわいい」。うん。
反射するときはワッカ全体が、ビカーッ!と光ります。 模様や色が、反射をスポイルすることはない。
表裏はありません。同じ柄。
花びらの絵は、よくみると意外に手描き風味です。
あのー、リフレクターっていうのは、「品」が難しいとおもうんです。
バイクとか自転車で、つけまくってる人いますが、あれって安全のためにやってるんだろうけど、うーん、何て言ったらいいのかな。あのー、目立つためのものでしょう。その目立ちかたが、ちょっとアレというかなんというか。
でもこれは、すごく「スマート」です。目立つためのものだけれど、目立ってもいやらしくない。それってすごく、高度なことです。
このLifeSaverに出会ったのは、ヘルシンキの装飾美術館のミュージアムショップだったのですが、見つけた時には小躍りしましたね、いや、本当に。だって、浮き輪の形をしていて、名前がLifeSaverで、リフレクターですよ。これはまいります。
その後、これをデザインした方は、すでにアシストオンで販売している製品の娘さんだということが分かったり、うちのロゴマークなどのデザイナーの友人だったりと、話がとんとん拍子にいくかと思いきや、実際の販売までに1年もかかってしまいました(いろいろあったのですね)。
でもたくさん売れたので日本だけの柄を作ってくれたり、取り付けヒモをゴム製からシリコン製に変えてもらって切れづらく、汚くなりづらくなったりと、終わりよければ全てよし、です。
いつも自転車に乗っていますが、趣味のいいリフレクターをつかっているひとは、ほんとうにいないんです。
裏話をありがとうございます。