タクシーに乗るときはいつも、
シートのすきまに手をつっこんで探し物です。
いや小銭じゃなくて、シートベルトのバックルを。
3回に一回は、挟まって出てきませんね。
信じられないことに、けっこうな確率でアンカーが「ない」。
根元だけ残っててバックルがない。
切ったのか外したのか壊れたのか、いずれにしても車検通らないとおもうんだけどなぁ。
これは「好きずき」だとおもっているので、特に人にはススめませんが、
私はどの座席に座っても、必ずシートベルトをします。
「なんで?」とよく聞かれます。
後部座席なら「オッケー」な理由が、一ミリも無いとおもうからです。
まぁそうは言わずに「自分だけ助かりたいから」とか言ったりしますが。
皆じぶんが、じぶんだけが少しでも「トク」するために一所懸命なのに、
こういうところは「死角」だなぁとおもうわけです。
ほんとうは自分だけでなく、
身近なひとや運転手や、ひいては加害者のダメージをも軽減することなので、
自分だけのことではないんですが。
よく自動車評論家が、「後席中央は3点式ではなく2点式シートベルトなのでよくない云々」なんて指摘をしている記事を目にしますが、そんなの指摘する前に「後席でのシートベルト着用」を「啓蒙」すべきじゃないのかジャーナリストとしては。
川崎和男は、タクシーで事故にあってクルマ椅子になりました。
知ってますよね?
なぜでしょう?
私もシートベルトする派ですよ。