ドイツで買ったこのタイマーが、
最初から壊れていた。という話を以前書きました。
先日、ニコタマのダンスクで、ティーマのマグカップを購入したときに、
ふと思い出して、もしかして修理ができるかどうか、聞いてみました。
カッシーナに問い合わせてくれて、直るかどうかは「見てみないとなんとも」。
ということで、預けてみたんです。
2週間後、連絡が来て。
「直りません」と。
まぁ保証書もないしもう生産していないし買ったのは海外だし、しょうがないですね。
でも、カッシーナはおもしろいオファーをしてくれました。
「修理はできないがそれでは申し訳ないので、新品を半額でお譲りするというのはどうか」
すばらしい。すてきな対応です。
でも、問題が少し。
「お色が黄色しかないので色が変わってしまいます」
じつはこのタイマー、色によって音色が違うんです。
「それでオレンジのは返してもらえるんですかね」
「交換、というカタチになりますので…製品は本国に送り返すことになります」
「じゃ中身だけサシカエとか」
「うーん」
モノそのものに思い出があるのは確かなんですが、
鳴らなければただの「オブジェ」。
存在感はバツグンですが、存在感だけじゃねぇ。
思い入れがあるけど使えない飾り物と、
そのものではないけど使えるモノと。
夕方まで悩んだすえに、交換してもらうことにしました。
たいぶ安く買ったのだけれど、結果的に定価で買ったのとさして変わらない。
一秒単位で時間が設定できるので、タイマーとしてもなかなかいいです。
アタマの玉をクククとひねって設定し、甲のところのボタンでスタートです。
そして鳴った音楽は…
…
…
…なんじゃこりゃ!?
なんとも形容しがたい奇怪なメロディ。
というか、メロディか、これ。
リズムはあるっぽいけど、ううん、それも怪しい。
そしてものすごく耳に残る。
なんにせよ使えるようになって、よかったよかった。
電子レンジのおまけ機能のタイマーを使っていたけれど、
電子レンジが使えなくなっちゃうんだよね。
あまりにも耳にのこるので、
馴らしていると同居人がぱしっ。
と止めに来ます。
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