武道・禅の心で臨床を読み解く(武道、禅、心理療法、ボディワークを学ぶ理学療法士)

21年間の運動指導・700冊の書籍からリハビリ・トレーニングを読み解きます。
良書の書評、稽古・訓練方法、研修報告など

第二回武道PT勉強会の参加者アンケート結果

2011年02月13日 | 武道PT・OT勉強会(ワークショップ)
先日開催した第二回武道PT勉強会参加者からのアンケート結果です。

勉強会全体の感想・良かった点

・とても楽しく参加できました。
・人と人との間(ま)を考える良いきっかけとなりました。
・患者さんのカラーにより、セラピストのアプローチの方法を変化させることの大切さを確認できた。
・心理をメインに学んだことがほとんどなかったのでう、とても勉強になりました。患者さんとの接し方を改めて考えようと思いました。今後も参加させて下さい。
・心のある人間と相手をする仕事だということを改めて感じるきっかけとなりました。
理論的なものより、感覚的に思い当たることが沢山ありました。
・人によって得意な感覚があったり、意識の範囲が全く違ったりするということがとても新鮮でした。
・今回も時間配分良く、内容もとても興味深いものでした。呼吸を合わせて、傾聴していく方法を臨床で試したいと思います。
・2回目のNLP講義でしたが、2回目のためか理解しやすかったです。
改めて、自分や他人の視線がどこにあるかを意識することでコミュニケーションの新たなツールになると感じた。
・今回は前回を上回る収穫がありました。患者さんの言語記述にすごい注目してしまってましたが、視線などの評価をしていなかったため、(NLPの)優先代表システムを無視してしまってました(自分が言語記述が苦手にも関わらず)。
・実技があり、話し合いの場があって良かったです
・話し合いの発表後に、それに対しての(武道PTからの)フィードバックがあって良かったです。
・心に身体が引っ張られること。空間のイメージが外傷者や病人で異なること(が分かって良かった)
・相手の呼吸に合わせる経験が興味深かったです。
・実技を交えていたのですがずっと興味深く受けられました。
・間合いの大切さが分かってよかった。
・間合いの実技がすごく面白かったです。
・普段意識しないことを見つめることができておもしろかったです。人との間合いの取りかた、自分の得意な五感など。
武道PTより:今回も概ね好評でした。実は「臨床心理テクニックは理学・作業療法と縁がなさそう」と思う人が多いので今回のテーマは皆さんに興味をもってもらえるかやるまで心配でしたが実技を踏まえやることで皆さん腑に落ちたようです。間合いに興味を持つ方が多かったのも意外でした。

これから取り上げてほしい内容

・古武術介護、ロルフィング、頚椎のマニュアルセラピー、腰痛、催眠について、PTと合気道について(取り上げてほしい)
・催眠や心理学など。
・催眠療法に興味があります。
・身体機能の評価や治療ポイント、腰痛や頚椎疾患など
・実際に武道PTさんがクライアントに対してセラピーしているビデオが見られるとすごく嬉しいです。また、もっとNLPを学びたいと思いました。別枠でもいいので徒手療法的(メイトランド)なことを教えてほしいです。
・催眠について興味があります。
・臨床心理学
・アキレンス腱断裂
武道PTより:意外に催眠療法について興味があるというコメントがありました。既存のPTアプローチの限界と問題点を絡めながら催眠・徒手療法・心理療法などを順次取り上げていく予定です。

改善してほしい点

・個人によって、間のとらえ方が違ったりしているので、その違いをどのようにアプローチへつなげていくか気になります。個人の考えの違いや動作と運動がどのように影響してくるのか興味深いです。
・是非また参加したいのでなるべく早めに次回の開催日を教えて下さい(遠方より参加なので)。
・実際に臨床につながる方法を知りたいです。優先システムを考えた上でのアプローチ方法など。
・相手が一方的に話すような攻撃的な人の場合、共感の仕方のコツみたいのがあったら知りたいです。
・気づきが沢山あったのですが、それに対するアプローチの方法が少なかった。明日すぐ使えるアプローチが1つでもあるとよかった。
武道PTより:まず気づき、そして評価です。今回は時間の関係上ケース報告を省きました。気づきの感覚が増さないと治療へと入れません。そうはいっても臨床で働いている皆さんは具体的かつ即時的な方法を模索しているわけですよね。

 次回からは具体的な方法やケース報告をしていく予定です。初回、2回目の総論を学んだ上で治療法・ケース報告を聞けば皆さん納得されると思います。遅刻された方や、全2回出られずもう一度やって欲しいという声もあったので土日で半日開催も今後検討していきます。


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