書評ご無沙汰です。お奨めしたい本はたくさんあるのですが、小学校3年生の時から読書感想文は嫌いになりました。偉人伝を読んでの宿題が大大難儀でした。
ということで、読み終わりではなく現在進行中をご紹介します。こんなの読んでる、を連載していきます。(1週で終わったりして)
10冊にいつもある書名は読み続けているもの、無くなったものは10から外れたものか飽きたもの。読了本で印象的なものは番外でご紹介します。
1.「デュシャンは語る」マルセル・デュシャン、ピエール・カバンヌ
ららぽーとのBOWLで「あなたと同じ日に生まれた著名人の本」という企画をやっています。私と同じ誕生日がデュシャンという人。「こんな人知らない」と思ったのですが気になって別の本屋で購入。20世紀美術に決定的な影響を残した芸術家。読んでみてもわからない、つまらない。同じ誕生日ということで最後まで付き合うだけ。
ウィキペディアではそれぞれの日付で同じ誕生日は誰かを探せます。これ面白いです。
私と同じ誕生日にはセルジオ越後やキャプテン翼の高橋陽一がいました。
2.「老人力 全一冊」赤瀬川原平
10年以上前に読んだ。真っ赤な装丁の本だったような記憶、「老人力」という言葉は流行語になった。続編も出たが未読、文庫版で一冊になったので読み始めた。
私にもどうやら「老人力」つき始めたか、と思われる表記がいくつもある。こまった。
3.「本の読み方」平野啓一郎
これもBOWLで引っかかってしまったもの。
眼の異常が出る前日まで速読のトレーニングをしていた。速読関連本は10冊を超えて読んだ(眉につばをつけながら)。けっこう速くなったと思ったのだが眼の手術。一気に遅くなった。そして、この本。副題が「スローリーディングの実践」。『量の読書はもう終わり。これからは、自分にとって大切な本を読む読書を心がけよう。』速読コンプレックスからの開放。これ、響いた。ただ、今までの積読本をどうするかが大問題。
4.「大人の時間はなぜ短いのか」一川誠
またまたBOWL。
先月「ゾウの時間 ネズミの時間」を久しぶりに再読したのでその流れ。なぜ短いのかはまだ答えが見つからないが、実感として20代より30代、30代より40代と加速されてきたなというのはよくわかる。
時間とは何か、時間とどう付き合うべきか……。
5.「少年スポーツ ダメな大人が子供をつぶす」永井洋一
私はこの著者のファンです。ふんふん、なるほど、そうそう、という感じで読めます。読み終わったら改めて、の候補です。以前「スポーツは「よい子」を育てるか」をご紹介しました。2005年4月22日です。
6.「まるごと畑喜美夫」
以前から探していた、やっと見つけた。なぜか注文したくなく、実物が見たかった。ジュンク堂にあった。
広島観音高校が高校選手権に出場したときから、畑氏には興味があった。著作を読んで驚いた。私が少年サッカーでやろうとしていることがそのまま文章になっていた。自分が考えていたことが文字になっている。「俺にも文才があったなら…」
試合のときのバッグ並べはこの畑氏の本を読んでからです。
本とは関係ありませんが、ジュンク堂の店員さんに聞きました。「ドラマの『書店ガール』はジュンク堂で撮影してるの?」「そうなんです」「やっぱり!」
7.「ザ・万歩計」万城目学
この著者ははずれなし。2月に「偉大なるしゅららぼん」を読んでその勢いで見つけた。エッセイもまたよし。「鹿男あをによし」「鴨川ホルモー」「ホルモー六景」「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」「プリンセス・トヨトミ」どれも私の波長に合ってしまった。
8.「ロビンソン・クルーソー(上)」デフォー
社会学として読んでみようかと本屋で探したら、岩波文庫だけその後のロビンソン・クルーソーとして上下2分冊だった。これは冒険ものではなく社会学だ。漂流だけど社会だ。
9.「今やる人になる40の習慣」林修
「いつやるか? 今でしょ!」の文庫を読んだ続き。この著者のテレビ番組はほとんどチェックしています。秀才ですね。
10.「家族がボケる前に読む本」和田秀樹
著者は精神科医ですが勉強本も出しています。勉強本好きとしては今まで何冊か押さえておきました。しかし、今回はおふくろのボケ問題があるので読んでいます。ぼける前ではなく、ボケ進行中なのですが、ちょっと切ない。
ということで、読み終わりではなく現在進行中をご紹介します。こんなの読んでる、を連載していきます。(1週で終わったりして)
10冊にいつもある書名は読み続けているもの、無くなったものは10から外れたものか飽きたもの。読了本で印象的なものは番外でご紹介します。
1.「デュシャンは語る」マルセル・デュシャン、ピエール・カバンヌ
ららぽーとのBOWLで「あなたと同じ日に生まれた著名人の本」という企画をやっています。私と同じ誕生日がデュシャンという人。「こんな人知らない」と思ったのですが気になって別の本屋で購入。20世紀美術に決定的な影響を残した芸術家。読んでみてもわからない、つまらない。同じ誕生日ということで最後まで付き合うだけ。
ウィキペディアではそれぞれの日付で同じ誕生日は誰かを探せます。これ面白いです。
私と同じ誕生日にはセルジオ越後やキャプテン翼の高橋陽一がいました。
2.「老人力 全一冊」赤瀬川原平
10年以上前に読んだ。真っ赤な装丁の本だったような記憶、「老人力」という言葉は流行語になった。続編も出たが未読、文庫版で一冊になったので読み始めた。
私にもどうやら「老人力」つき始めたか、と思われる表記がいくつもある。こまった。
3.「本の読み方」平野啓一郎
これもBOWLで引っかかってしまったもの。
眼の異常が出る前日まで速読のトレーニングをしていた。速読関連本は10冊を超えて読んだ(眉につばをつけながら)。けっこう速くなったと思ったのだが眼の手術。一気に遅くなった。そして、この本。副題が「スローリーディングの実践」。『量の読書はもう終わり。これからは、自分にとって大切な本を読む読書を心がけよう。』速読コンプレックスからの開放。これ、響いた。ただ、今までの積読本をどうするかが大問題。
4.「大人の時間はなぜ短いのか」一川誠
またまたBOWL。
先月「ゾウの時間 ネズミの時間」を久しぶりに再読したのでその流れ。なぜ短いのかはまだ答えが見つからないが、実感として20代より30代、30代より40代と加速されてきたなというのはよくわかる。
時間とは何か、時間とどう付き合うべきか……。
5.「少年スポーツ ダメな大人が子供をつぶす」永井洋一
私はこの著者のファンです。ふんふん、なるほど、そうそう、という感じで読めます。読み終わったら改めて、の候補です。以前「スポーツは「よい子」を育てるか」をご紹介しました。2005年4月22日です。
6.「まるごと畑喜美夫」
以前から探していた、やっと見つけた。なぜか注文したくなく、実物が見たかった。ジュンク堂にあった。
広島観音高校が高校選手権に出場したときから、畑氏には興味があった。著作を読んで驚いた。私が少年サッカーでやろうとしていることがそのまま文章になっていた。自分が考えていたことが文字になっている。「俺にも文才があったなら…」
試合のときのバッグ並べはこの畑氏の本を読んでからです。
本とは関係ありませんが、ジュンク堂の店員さんに聞きました。「ドラマの『書店ガール』はジュンク堂で撮影してるの?」「そうなんです」「やっぱり!」
7.「ザ・万歩計」万城目学
この著者ははずれなし。2月に「偉大なるしゅららぼん」を読んでその勢いで見つけた。エッセイもまたよし。「鹿男あをによし」「鴨川ホルモー」「ホルモー六景」「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」「プリンセス・トヨトミ」どれも私の波長に合ってしまった。
8.「ロビンソン・クルーソー(上)」デフォー
社会学として読んでみようかと本屋で探したら、岩波文庫だけその後のロビンソン・クルーソーとして上下2分冊だった。これは冒険ものではなく社会学だ。漂流だけど社会だ。
9.「今やる人になる40の習慣」林修
「いつやるか? 今でしょ!」の文庫を読んだ続き。この著者のテレビ番組はほとんどチェックしています。秀才ですね。
10.「家族がボケる前に読む本」和田秀樹
著者は精神科医ですが勉強本も出しています。勉強本好きとしては今まで何冊か押さえておきました。しかし、今回はおふくろのボケ問題があるので読んでいます。ぼける前ではなく、ボケ進行中なのですが、ちょっと切ない。