1.「乱読のセレンディピティ」 外山滋比古
思いがけないことを発見するための読書術
184万部「思考の整理学」読書版!
「知の巨人」が、思考を養い人生を変える読み方を伝授
〈セレンディピティ〉とは、探しているものではない、思いがけないことを発見する能力
乱読の価値とは
一般に、乱読は速読である。それを粗雑な読みのように考えるのは偏見である。ゆっくり読んだのではとり逃すものを、風のように速く読むものが、案外、得るところが大きいということもあろう。乱読の効用である。本の数が少なく、貴重で手に入りにくかった時代に、精読が称揚されるのは自然で妥当である。しかし、いまは違う。本はあふれるように多いのに、読む時間が少ない。そういう状況においてこそ、乱読の価値を見出さなくてはならない。
本が読まれなくなった、本ばなれがすすんでいるといわれる近年、乱読のよさに気づくこと自体が、セレンディピティであると言ってもよい。
積極的な乱読は、従来の読書ではまれにしか見られなかったセレンディピティがかなり多くおこるのではないか。それが、この本の考えである。 (帯より)
2.「世界一やせる走り方」 中野ジェームズ修一
体脂肪がみるみる落ちる29のコツ、教えます。
一生太らない体をつくる方法を、パーソナルトレーニング第一人者がやさしく教える。
あなたの体が変わる「やせスイッチ」を見つけよう!
今日まで体を変えられなかった、あなたに。 (表紙より)
走り方に「やせる走り方」「やせない走り方」があるのだろうか。最近、健康法やダイエットでの流行が「ウォーキング」と「スローラン」だと新聞、テレビでよく言われている。やせるに特化した走りとは何か。私自身で実験します。
3.「認知症はもう怖くない」 西崎知之
止める・改善する・よみがえる
朗報! 認知症革命
認知症研究の最先端に位置する医学者が開発。「これで治る!」理由、個々に初公開。認知症の患者さんは救えます! (帯より)
認知症は治らない―。
これが現代医学の常識とされていますが、
本書を読めば
「認知症は治る」
そうした段階にもう入っていることを知るでしょう。
最先端研究の「認知症と脳」の関係に
大きな可能性を見出したのが本書です。 (カバー返しより)
何冊目になるか認知症関連本、この著者は「認知症は治る」と言っている。高齢社会の朗報になるのか。
4.「オイディプス王・アンティゴネ」 ソポクレス
父を殺し、母と交わり、そしてついにオイディプスは―
文学史上最高の悲劇 (帯より)
知らずに実の父を殺し、生母を妻とし、ついには自ら両眼をえぐり放浪の旅に出る―テバイの王オイディプスの悲惨な運命「オイディプス王」。
国禁を犯して反逆者である兄の葬礼を行ったために石牢に幽閉された、オイディプスの娘アンティゴネの愛と誇り「アンティゴネ」。アイスキュロス、エウリビデスとともにギリシア三大悲劇詩人と称されるソポクレスの代表作2編を収める。 (裏表紙より)
昔、発達心理学か何かでレポートを書かされた「エディプス・コンプレックス」の原典。「父という病」で「エディプス・コンプレックス」が出てきたので読み直し。
5.「論理的に考える技術」 出口汪
社会人も2年目に突入し、少しずつだが仕事もまかされるようになったOLゆい。彼女の課題は、“もっとうまく仕事をやれないか”と“どうしたら「できる人」になれるのか”だった。そんな彼女の前に『「論理力」がカギ』という伝説のカリスマ講師出口先生が現れる。果たして彼女は「論理力」をつかむことができるのか?
イラストには『マンガで分かる心療内科』シリーズで大人気のソウ氏を起用。対話形式で楽しく読めて、しかも一生使える「論理思考」の決定版! 読後、あなたはゆいと一緒に「できる人への最短の道」を歩んでいることでしょう。 (裏表紙より)
「論理的な文章の書き方入門」を読んで、「論理的って何」答えが出なかったので本棚を探す。以前の読みかけの続き。
『考える力が「論理力」だとすると、幼稚園などで団体生活が始まる幼児に他者意識が芽生えると論理的思考も始まる。そして思春期が他者意識の成長期、恋をすると自分の気持ちを相手に伝えたい、自分のことを相手に知ってほしい、それには論理が必要。だから思春期は論理力を育てる絶好のチャンスになる。』
私にも恋が必要か?
6.「脳を鍛えるには運動しかない!」 ジョンJ.レイティ、
最新科学でわかった脳細胞の増やし方
運動をさせた子どもは成績が上がる
運動すると35%も脳の神経成長因子が増える
運動することでストレスやうつを抑えられる
運動で5歳児のIQと言語能力には大きな差がでる
運動する人は癌にかかりにくい
運動を週2回以上続ければ認知症になる確立が半分になる (カバー返しより)
さいたま市図書館で8人待ちだった本。疲れない程度の運動がいいと言う。これ以降、夜のウォーク・ジョグ後に勉強することにした。
7.「15歳若返る脳の磨きかた」 苫米地英人
あなたの「若さ」は脳が決める
ほうっておけば錆びるだけ。
いまなら間に合う!
記憶力・思考力・集中力が冴えわたる!
あなたの脳を叩き起こす最新脳科学メソッド
・科学技術の発達で「寿命」の概念は様変わりしている
・日本人の脳の老化を早めるソラ恐ろしい理由とは?
・世に溢れる、間違いだらけの若返り法
・筋トレをせずに、筋肉をつける方法
・不老不死のカギを握る、ある酵素とは?
・「最近、耳が遠くなってきた」の認知的メカニズム
・IQが高い人の脳の使い方
・古武術式マインド・アンチエイジング
・仏教の「止観」に若返りのヒントがある
・脳の老化をストップさせる生活習慣術 (帯より)
こちらは図書館で15人待ち、人気があるのか。
知らなかった「クリティカルエイジ」
『クリティカルエイジというのは、DNAに刻まれた遺伝情報で、脳の学習限界年齢、のことを指しています。個人差がありますが、クリティカルエイジは一般的に、8歳~13歳にかけての時期にあたります。子どもがクリティカルエイジまでに学習した場合と、それ以降に学習した場合とを比較すると、身につく技能にたいへんな格差が生まれます。』
少年スポーツの世界では「スキャモンの発育曲線」とならび「ゴールデンエイジ」という言葉は必ず出てきます。一生のうちただ一度現れる「超吸収の時代」、小学校高学年から中学前半まで、スポーツのスキルをどんどん会得すると言われています。学習面でもあったんですね。となるとこの時期の少年たちは学ぶことスポーツをすること忙しいです。ゲームをやっている暇はないです。
8.「母という病」 岡田尊司
母親という十字架に苦しんでいる人へ。
・母と会うと落ち込んでしまう
・失敗して傷つかないように、何事にも本気でぶつかることを避ける
・相手の顔色ばかりうかがい本音は言えず相手に合わせ、損な役回りばかりを引き受けてしまう
・器用に他人に甘えられない
・自分一人で頑張り過ぎる完璧主義
・どこか自分に自信がなくて、家族や会社に献身し過ぎてしまう
・自分を価値のない人間だと思うことがある
……その裏側に潜むのが、知らずしらずあなたの人生を蝕む、母という病! (帯より)
「悪い子」だったあなたにも、「良い子」のままのあなたにも。
昨今、母親との関係に苦しんでいる人が増えている。母親との関係は、単に母親一人との関係に終わらない。他のすべての対人関係や恋愛、子育て、うつや依存症などの精神的な問題の要因ともなる。「母という病」を知って、それに向き合い、克服することが、不幸の根を断ち切り、実り多い人生を手に入れる近道である。現役精神科医による、あまりにも感動的かつ衝撃的な提言! (裏表紙より)
少々厳しい内容。しかし、そうだったのかと思わせること多々あり。
9.「父という病」 岡田尊司
父親って必要ですか―?
「父親の不在」が家族を追い詰める。
「母という病」の待望の父親編。真の理解と解決の道を解き明かす。
「不在の父親」を求め続けていませんか?
あなたも支配されているかもしれない「父という病」の呪縛とは……
・プライドが高く、つまづくと投げやりに
・強そうに見えても、ストレスに敏感で傷つきやすい
・恋人やパートナーに依存し、独占欲が強い
・理想の父親像を求め、愛憎を繰り返す
・目上の人を過度に信奉したり、否定したりする
・子育てに関心が乏しく、夫や息子と対立しやすい (帯より)
「母という病」の共犯者・父親とは―。
かつて、家族にとって絶対的な存在であった父親は、共同体の崩壊とともにその役目を少なくしていった。しかし、父親との葛藤から開放された子どもたちは、母親との密着を強め、精神の安定を得るどころか人間関係の構築に支障を来たし始める。父親が果たすべき役目とその変遷、さらに「父親の不在」から、知らぬ間に現代人を蝕む病の正体と救済の道を探る。 (裏表紙より)
「母という病」の続編。父親って何?? こちらも厳しい。
10.「いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング」 飯山晄朗
わずか半年で甲子園に!
名門高校を復活させた「言葉の使い方」とは?
ビジネスにも教育にも役立つ 本書の内容
第1章 やる気のない子を前向きにする9つの言い方
第2章 自信のない子を勇気づける8つの言い方
第3章 不満ばかり口にする子に使命感を与える6つの言い方
第4章 なかなか行動を起こさない子を動かす8つの言い方
第5章 ピンチに弱い子のメンタルを強くする8つの言い方 (帯より)
これはオススメ、別項でご紹介します。
『二重かぎかっこ内は引用』