BRING UP

①子どもを育てる。養育する。しつける。②問題などを持ち出す。提起する。

清水カップ通信 序章

2018年06月28日 | Weblog
ミニカップ・グループリーグ戦、対戦相手決定

第8会場「荒わしカップ」 静岡市立清水飯田中学校グラウンド

第1戦 8/12 9:50 vs浜見平ジュニアサッカークラブA(神奈川県茅ヶ崎市・出場22回)
第2戦 8/12 13:10 vs玉穂サッカー少年団(静岡県御殿場市・出場2回)
第3戦 8/13 9:50 vsバディサッカークラブ江東B(東京都江東区・出場8回)
 旧清水市のチームがいないことが少々残念。ワールドカップ同様初戦突破が何より大事。


宿舎「石橋旅館」

 いつもの「ロイヤルスイート(大広間のこと)」確保できず。

だったのが、2チーム出場の福島のチーム(この数年同宿)が1チーム出場辞退となった。2チーム出場のままなら人数的に「ロイヤルスイート」はとられるところだった。


 我がチームは前回王者ではないが、ドイツのようにはなりたくない。

 サッカーの神様は、ものすごく気まぐれのよう。
 「神は細部に宿る!」を信じて、子どもたちの努力に期待する。


きたはらサッカークラブの清水カップ初参加は第2回大会
昭和63年8月21日が初日、当時のメンバーは皆40歳を越えた。新たな歴史を作りたい。

今週の本 Dear KAZU 僕を育てた55通の手紙、 夢をかなえる。

2018年06月15日 | Weblog
『Dear KAZU 僕を育てた55通の手紙』
三浦知良著  文藝春秋  2011年12月10日発行  1200円

「世界中のひとたちからこんなにたくさん手紙をもらえることを誇りに思う」とカズは言った。本書は、カズでしか成り立たないものであり、カズだから9年にわたり55人ものひとたちから手紙が集まったのだ。ペレ、バッジョ、バレージ、ストイコビッチ、ジーコ、トルシエ、中村俊輔、松井大輔、香川真司……、ひとつひとつの手紙それぞれについてカズが回想する。1冊にまとまるとそれは、カズのサッカー人生そのものだった。53通はスポーツ・グラフィック ナンバーで掲載されたものだが、最後の2通は未公開のものである。ふたりの息子が父に充てた手紙だ。カズもそれに答える。非常に貴重と言えよう。 (出版社HPより)

 ワールドカップが開幕した。日本は6大会連続、6度目の出場となる。
 日本のプロフェッショナルサッカーがここまで来られたのは、三浦カズの功績だと信じている。
 あの時、カズにはワールドカップに出場して欲しかった。
 カズにこそワールドカップ、出て欲しかった。


Dear KAZU 僕を育てた55通の手紙
三浦 知良
文藝春秋



『夢をかなえる。』 思いを実現させるための64のアプローチ
澤 穂希著  徳間書店  2011年11月30日発行  1200円

夢は見るものではなく、かなえるもの――。

この言葉は、澤穂希が中学生の時から心に刻んできたものです。
そんな澤選手が、大切にしている言葉、普段心がけている思考と習慣を
コンパクトにまとめたのが、本書になります。
かつてワールドカップの舞台で、アメリカやドイツにまったく
歯が立たなかった頃から「いつか世界一になる」という夢を追い続けた彼女は、
本書のなかで、夢をかなえるプロセスを、レンガづくりの階段になぞらえています。
コツコツと夢のレンガを積み上げ、世界の頂点に立ってからも、
今なお自分を高めようと努力している彼女の言葉と思考と習慣は、
ジャンルを超えて多くの人に生き方のヒントを与えてくれるでしょう。 (出版社HPより)

 6度のワールドカップと4度のオリンピックに出場。2011年のワールドカップドイツ大会では得点王とMVP、FIFA最優秀選手賞。
 日本女子サッカーの牽引車は間違いなく澤穂希。日本のサッカーが世界一になった、そう世界一。


夢をかなえる。 思いを実現させるための64のアプローチ
澤 穂希
徳間書店



今回のワールドカップ、日本はどこまで行くのでしょうか。

今週の本 「勉強ぎらい病」の治し方、家族脳

2018年06月06日 | Weblog
『「勉強ぎらい病」の治し方』
今村栄三郎著  日本教文社  平成11年11月15日発行  1286円

独得の教育で優秀な医学者を育てた著者が、その英才教育法のすべてを小中学生向けにやさしく改良、「今村式楽習法」として初めて世に贈る。脳の働きを最大限に活用できるメンタル・リハーサルや、楽しみながらできる記憶法は、従来の「苦しい勉強」のイメージをモトからくつがえす。科目別「学び方のコツ」と子供の好奇心の育て方も同時解説、学び盛りの子供にピッタリ、受験生をもつ親も安心、画期的な学習法! (出版社HPより)

 以前読んだ本『「できる子」の親がしている70の習慣』(七田眞著)に引用されていたので読んでみた。

「勉強が好きになれない理由は大きく二つあります。
 一つは、なぜ自分は勉強しなければいけないのか。その目的がはっきり分からないこと。
 もう一つは、頭が悪いから勉強しても成績はあがらない、と自分で勝手に思い込んでいることです。」

・「なぜ勉強しなければいけないのか」これを議題に中一のとき授業参観で親子討論会をやった。結論は忘れた。大人が子どもに対してこの答えを明確にしてやればよいのだが、子どもが納得し、やる気になる答えはなかなか簡単には言えない。

「勉強の目的は、基礎知識の習得訓練を通して、頭の働きをよくすることです。」

「才能とは、ある特定の分野の脳細胞群が普通の人以上に活動している状態のことをいいます。」

「知的才能は、本能の才能と違って、自己努力で高めることができます。一に、興味を持つ。二に集中する。そして三に頭脳訓練を繰り返す。この三点セットで頭を良くすることができます。」

・だそうです。これは勉強に限らずスポーツにも当てはまる。わかっちゃいるけどなかなかな、というところでしょう。努力に勝るものなし。
 一読の価値有ります。


「勉強ぎらい病」の治し方―みるみる勉強好きになる知能革命
今村 栄三郎
日本教文社



『家族脳』 親心と子心は、なぜこうも厄介なのか
黒川伊保子著  新潮社  平成26年5月1日発行  430円

子どもに対して、「それはダメ」「勉強しなさい」が口ぐせになっていませんか? それでは才能を萎縮させてしまうかもしれません。「男としてカッコ悪いよ」と言えば、ヤル気も湧いてくるというもの。互いを尊重し、接し方を少し変えてみるだけで、夫の無神経さや舅の頑固さも、愛おしくなるはず。家族の絆を深めるヒントが満載。脳と感性の研究者が綴る、愛情溢れる痛快エッセイ! (裏表紙より)

 この著者の新潮文庫5冊中の4冊目かな。「なるほど」「そうそう」「あるある」ばっかり。お勧め本なのだが、何故か読んでることを内緒にしたく、隠れて読みたくなる。

「アメリカのある中学校で、数年にわたり、こんな試みが行われた。選択科目のアートのクラスを二つに分け、片方は「褒めて育てる」、もう片方は「クールに接する」方針を貫く。どちらが、才能を開花するのに向いているかの実験である。
 結果、「褒めて育てる」クラスのほうは、高校に進学してアートを選択する子の数が圧倒的に少なく、後にアートやデザインのプロを目指したのは、「クールに接する」クラスの子だけだったという。
 褒められると嬉しいから、子どもは褒めてもらうために描くことになる。恣意的に動く脳は、脳の奥にある才能に蓋をしてしまう。創意が溢れてこないので、描くことは義務になりタスクになる。辛いから、アートから逃げることになる。」

・などなど、とても興味深い。


家族脳: 親心と子心は、なぜこうも厄介なのか (新潮文庫)
黒川 伊保子
新潮社