子どもたちと「しっかり」「ちゃんと」などの言葉は使わないようにしようと以前から話していた。スポーツの指導者たちは、どうもこれらの言葉を好むようだ。
「しっかりボールを見なさい」
「ちゃんと足首を伸ばしなさい」
「しっかりやりなさい。ちゃんとやりなさい」
などなど。「じゃあ、どうすればいいの?」ということは置いといて。
具体的に子どもたちが判る言葉で説明しているかどうか。(多くの場合ないようだが)
話し手も聞き手も、何となく判ったつもりでやり取りしているのではないだろうか。子どもたちは大人に気を使って判った振りをしているのかもしれない。
だから使わないようにしていた。子どもたちがこの言葉を使った時も別の言葉で説明することを求めた。
ところが
「しっかり」 「きちんと」はオノマトペだと言っている。
この本の156ページに書いてあった。
『子どもがグングン伸びる魔法の言葉』(文庫) 藤野良孝著 祥伝社/2013年
*「しっかり」というのは、堅固で容易にぐらつかないさま、堅実で危なげないさま、着実・真剣に行うさまを表すオノマトペ。「きちんと」というのは、乱れたところのないさま、規則正しいさま、過不足のないさまを表すオノマトペです。
・そうか擬音語だったのか。「しっかり」+「きちんと」=「ちゃんと」となる。
・オノマトペとは、擬声語及び擬態語のこと。「トントン」「ワンワン」や「ゆらゆら」「うろうろ」など。
きのう子どもたちに「しっかり」と「ちゃんと」の意味を辞書で調べて理解しておくようにと伝えた。これからは使うよ。
以前、テレビ番組で「タン・タン・ポーン」と発声するとフライパンの卵焼きを上手にひっくり返せる、とやっていた。逆上がりの場合だと「ギュッ・ピタッ・クルン」だそうな。
著者は身体に作用し、身体のリズムと連動したオノマトペを、「スポーツオノマトペ」と称し、推奨している。(オノマトペひとつで剣玉が上手になるのは驚き)
「エンジョーイ・フットボール」後の「シャーッ」も間違ってはおらず、他に意外な効果、使い道があった。勉強モードへのスイッチとして。
言葉がけ一つで効果が変わっていく。使わないのはもったいない。
「しっかりボールを見なさい」
「ちゃんと足首を伸ばしなさい」
「しっかりやりなさい。ちゃんとやりなさい」
などなど。「じゃあ、どうすればいいの?」ということは置いといて。
具体的に子どもたちが判る言葉で説明しているかどうか。(多くの場合ないようだが)
話し手も聞き手も、何となく判ったつもりでやり取りしているのではないだろうか。子どもたちは大人に気を使って判った振りをしているのかもしれない。
だから使わないようにしていた。子どもたちがこの言葉を使った時も別の言葉で説明することを求めた。
ところが
「しっかり」 「きちんと」はオノマトペだと言っている。
この本の156ページに書いてあった。
『子どもがグングン伸びる魔法の言葉』(文庫) 藤野良孝著 祥伝社/2013年
*「しっかり」というのは、堅固で容易にぐらつかないさま、堅実で危なげないさま、着実・真剣に行うさまを表すオノマトペ。「きちんと」というのは、乱れたところのないさま、規則正しいさま、過不足のないさまを表すオノマトペです。
・そうか擬音語だったのか。「しっかり」+「きちんと」=「ちゃんと」となる。
・オノマトペとは、擬声語及び擬態語のこと。「トントン」「ワンワン」や「ゆらゆら」「うろうろ」など。
きのう子どもたちに「しっかり」と「ちゃんと」の意味を辞書で調べて理解しておくようにと伝えた。これからは使うよ。
以前、テレビ番組で「タン・タン・ポーン」と発声するとフライパンの卵焼きを上手にひっくり返せる、とやっていた。逆上がりの場合だと「ギュッ・ピタッ・クルン」だそうな。
著者は身体に作用し、身体のリズムと連動したオノマトペを、「スポーツオノマトペ」と称し、推奨している。(オノマトペひとつで剣玉が上手になるのは驚き)
「エンジョーイ・フットボール」後の「シャーッ」も間違ってはおらず、他に意外な効果、使い道があった。勉強モードへのスイッチとして。
言葉がけ一つで効果が変わっていく。使わないのはもったいない。