BRING UP

①子どもを育てる。養育する。しつける。②問題などを持ち出す。提起する。

今週の本10

2015年05月21日 | Weblog
1.「読んだら忘れない読書術」 樺沢紫苑著

 『「読んだつもりにならない読書」、つまり「読んだら忘れない本物の読書」をするためのコツを精神科医の著者が紹介』だそうである。
『自分の頭でいくら状況を打開する方法を考えても、限界があります。しかし、「本」を読めば何千、何万人もの先人の知恵を借用できるのです。』
 自分でも何かレポートを書くときは何冊かを参考文献として使う。これと同じように、いや、それ以上に1冊の本を書き上げるには10冊以上は他の本のエッセンスが詰まっていると思う。それを考えたら1冊の価値は何倍にもなると思う。これも私の本を読む理由。




2.「頭がよくなる 青ペン書きなぐり勉強法」 相川秀希著

 息子も「青ペン」のことは高校受験のときに口コミで知っていた。どこかの塾の話だと言っていた。今現在学校でも青を使っている生徒はちらほらいるらしい。
 青という色は「鎮静効果」「印象効果」があり記憶力がアップするらしい。





 『青ペンはゲルインキ、スケルトンがベスト』というのがオススメとのこと。使い始めたペンがこれ。上「パイロット、Vコーン」。中「三菱鉛筆、ユニボール・シグノ」。下「パイロット、フリクションボール」。Vコーンは書きやすい。字が上手になったように感じた(最初の2行だけ)。もともと万年筆で青インクを使っているので違和感はない。


3.「「渋滞」の先頭は何をしているのか?」 西成活弘著

 渋滞に入るとこの書名と同じことをいつも思う。そして、先頭を見に行きたくなる。対向車のドライバーが何が起きているのか教えてくれればイラつき解消になると思うのだが。先日観たNHKの「探検バクモン」でもこの本のことは出ていた。渋滞は車だけではなく人にも、アリにもあるという。インターネットや電話回線も渋滞する。『万物は渋滞する』だそうだ。




4.「非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門」 飯間浩明著

 『「伝える姿勢がとぼしい新聞のコラム」新聞の一面下に載っているコラムは大学入試にも使われているのに考えを伝える文章の手本には必ずしもなっていない』と著者は言う。文具店には「天声人語ノート」という書き写し専用ノートも売っている。私は読売新聞と埼玉新聞なので「編集手帳」「よみうり寸評」「さきたま抄」を読んでいるが、「だから何??」と感じることが少なくない。最初の段落で最近のことが書かれ、こんなことあんなこと、最後にまとめ。「起承転結」ではなく「起承転々」といったところか。
 私も「だから何?」と言われないようにしたい。だが今だ、「論理的な文章」とは何だかわからない。




5.「脱パスサッカー論」 永井洋一著

 パスサッカーを強くイメージさせるチームとは『パス成功率が70~75パーセント以上あること、また、ペナルティエリア内まで進入して放つシュートが1試合平均3~4本以上あること、さらには、1本のシュートを打つのにパスが平均32本以上つながっていること、などの条件をほぼ満たしたチームとなる』今までの日本代表は、ただ単にパス回し好きなチームということか、ペナ内でのシュートがなさすぎた。ハリルの縦に速いサッカーが楽しみ。




6.「こだわりのブックカバーとしおりの本」

 ムスメの買い物に付き合い、ステラタウンに行ったとき隣の北図書館で読んだ。



 私もブックカバーにはこだわりがある。一番のお気に入りはこれ



紀伊國屋で見つけた豚皮の物、生成りのベージュだったのが今は茶色。しみだらけだがとても手になじんでいる。



新潮文庫の点数を集めてもらったのがこれ。中には文庫本の他にA6ノート、付箋、細ぺんを入れている。出先で長期戦になりそうなときのお供。



東急ハンズで見つけたのは布製、渋くていい。色が変わってきたのでそろそろ洗濯か。

他、けっこう集めた、文庫本サイズからB5サイズまで。



書店でつけてくれる紙製の物はジュンク堂が一番頑丈。でも書店カバーでおしゃれなものはなかなか見当たらない。大昔、浦和の須原屋のは赤できれいだった。また復活しないか。


7.「サッカーで大事なことは全てフットサルで学んだ」 北健一郎著

 これはわがチームのためにあるような言葉。サッカーではまずゲームありき、だと思う。それもミニゲーム。幼稚園年代で最もミニゲームをやっているのはうちだ、と言い切れる(今は人数が少なくて寂しい)。「サッカーはサッカーというゲームをやって上手くなる」これは持論。
『スペイン代表とバルセロナで司令塔として活躍したシャビが1試合に首を振る回数は何回だと思いますか? 正解は550回!』ものすごい数に感じるが、割り算をすると1分間に6回、10秒に1回。これは多いのか少ないのか。中田英はもっと多かったんじゃないか、遠藤はどうかな。子どもたちには1分間に3回を目標にさせてみよう。難しくはないと思う。周りを見ることがあたりまえの習慣になってくれれば嬉い。




8.「まるごと畑喜美夫」

 畑氏はビジネスの分野からも講演依頼が多いという。トップダウンが当たり前の社会にどれだけボトムアップが取り入れられていくのか。




9.「ロビンソン・クルーソー(上)」 デフォー作

 本の中で漂流してしまった。




10.「家族よ、ボケと闘うな!」 長尾和宏、近藤誠

 表紙の鳥はNHKの「ホットスポット」で放送していた絶滅危惧種。この鳥は動かない鳥として番組では紹介されていた。認知症本の表紙にするか?




『二重かぎかっこ内は引用』