ぶらっとJAPAN

おもに大阪、ときどき京都。
足の向くまま、気の向くまま。プチ放浪の日々。

ぶらっとからすま

2017-01-13 21:43:51 | 京都

新年らしい華やかさです。

 

昨日ご紹介した手織りずしのお店に入るまで時間があったので、近所を散策してみました。

この辺りは祇園祭の時に屏風などが公開されるところで、近年減ってきているとは言え、町家がたくさん残っている地域です。

普通の家かと思ったらステーキのお店だったりします。

確かこの辺りで室町幕府が開かれたんですよね。あちこちで古い民家が残っている場所を見てきましたが、やはり京都の充実度はダントツで、大都会だったんだなと改めて思います。古いものを守るためには、お金とたくさんの人の尽力が必要ですから。

1枚目の写真の軒先にある灯り。実際に使用した形跡があるのが凄いですね。もしかして今も現役かも。

昨日も書いた通り、この辺は呉服関連のお店が多く、明治大正頃は問屋街的な場所だったこともあるみたいです。なので、大通りに近づくと、洋館が増えてきます。

文椿ビルヂング。

和洋折衷? こちらは現在カフェのようです。

おなじみヴォリーズ建築でしょうか。

実は、この立派な建物に取り付けられた看板を読んでびっくり仰天。この辺りは平安の昔、三条南殿と呼ばれる、いわゆる御所があった所だったんです

鳥羽上皇のお住まいだったそうで、(大河ドラマ『平清盛』で三上博史さんが演じていましたね。モンスター後白河上皇の陰に隠れて可哀想でした)かの源頼朝が出仕していたこともあるとか。

財閥系の瀟洒なホテルに外資系カフェが立ち並ぶモダンな地域にそんな歴史があったとは。さすが京都は奥深いです。

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見るところが違う (ピョンピョン)
2017-01-13 23:52:33
brattさんと私と、見るところが違うなと思います。
私は写真目的で行くので、美味しい物や美術的なものをみてないです。
いつも感心して、読ませてもらってます。

私のは中身のない写真ばかりで、恥ずかしいです・・・
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私は好きですよ^^ (bratt)
2017-01-14 19:16:28
ピョンピョンさん、こんばんは

私の歴史オタッキーなブログをそんな風に言っていただいてありがとうございます。

ピョンピョンさんの写真は、純粋な視線と優しさが感じられて、私は好きですよ

素直に綺麗だなと思います。

私ももう少し写真の腕を上げたいです。。。
返信する
ありがとう! (ピョンピョン)
2017-01-14 21:36:17
そう言っていただけると、励みになります。

いつも中身の濃い、brattさんのブログは読み応えがあります。
すごいなと思います。
返信する
こちらこそありがとうございます。 (bratt)
2017-01-15 21:15:11
ピョンピョンさん

ありがとうございます。
私もまたブログのぞかせてもらいます!^^
返信する

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