防災士日誌

自然災害における防災活動、救助訓練などの参加レポート

自助・共助

2008-12-20 19:08:03 | 防災・減災 知識
こんばんは。


今日は12月14日にアップしたブログの補足をしたいと思います。

都会と地方での近所付き合いの差は大きくあると思いますが、やはり日ごろの生活から自治会の行事に至るまでの連帯感が災害時には力が発揮できるんだと思います。


【自助】

「自分の命は自分で守る」がまずは大切ですよね。
日ごろからの意識ひとつで災害時の状況は変わると思いますし、知識を蓄える事でとっさの知恵も大きく膨らむのではないでしょうか。

自分の命を守ってこそ、災害時には助け合える輪が大きくなると思います。


【共助】


先日の防災士研修(自主防災組織の充実・強化に向けた出前講座)では江尻氏と大石氏の講演では改めて自助・共助・公助の『共助』の大切さを学びました。

江尻氏の住む新潟県柏崎市北条では町の看板や山の避難小屋など何かを作るのはすべて地域住民の手作りで、またイベントがある際はおにぎりと豚汁をつくって配るみたいで、こういった事はすべてが地域住民のコミュニケーションを築き、また防災訓練につながると言われていました。

実際、防災訓練の時に自衛隊の方たちと地域住民の方たちでおにぎり1700個を別々につくった時に、自衛隊の方たちが1300少しの時に地域住民の方は1700個を作り終えたと言われていました。
統率力の凄い自衛隊の方たちに負けない地域住民の頑張りが、災害時に役立つことを感じました。

しかし訓練時や災害時の自衛隊の機動力はやはり凄いと言われていました。
大規模災害の際に自衛隊や消防の方たちが被災地に到着されるまで、地域住民の方たちの力だけで被害を少しでも減らせれれば理想的ですよね。
大石氏の住む北海道札幌市南区澄川地区もやはりイベントなどで地域住民のコミュニケーションを築き、また全員に役割を与えることで責任感と与えられた仕事を理解すると言われてました。


災害時には誰が被災するか分かりません。
自分が被災するかもしれませんし、自分の家族が被災するかもしれませんし、また家族は無事でも近隣の方が被災するかもしれません。

そんな時に日ごろから誰もが助け合えるような関係ならいいのですが、人間関係もありますし難しいところもあると思いますが、やはり災害時は助け合える連帯感を持たなければいけないと思いました。

私も実家が大阪市内で結婚するまでは住んでいましたが、自治会というものはありましたが町内会の結束が弱く、皆で集まって何かするレベルではなかったので、隣近所の付き合いしかありませんでした。
そのせいもあり結婚して今の地域に越してきても仕事が忙しかったこともあり自治会の行事にあまり参加しなかったので去年までは私自身はご近所さんとは挨拶程度でした。
しかし子供が生まれ防災士になってからは今のままではいけないと思い、今年は仕事も落ち着いていたので積極的に自治会の行事に参加したおかげで少し話せる人も出てきました。

私自身まだまだですが、笑顔で挨拶することで印象も違うと思うので日ごろから笑顔で挨拶するように心掛けています。

次回は仁川地すべり跡についてアップしたいと思います。


それでは良い休日をお過ごしください。

おやすみなさい。

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