防災士日誌

自然災害における防災活動、救助訓練などの参加レポート

平成21年度奈良県総合防災訓練

2009-08-30 20:58:43 | Weblog

こんばんは


今日は朝から時間があったので、以前より奈良県橿原市で平成21年度 奈良県総合防災訓練があるというので早朝より車で行ってきました。

行ったのはいいのですが、急用で1時間ほどしか滞在できず、プログラムでは一番の目的だった消防レスキューによる救出・救助訓練が帰る予定の30分後の予定で見れず残念でした




消防はしご車による高所からの救出・救助訓練


消防はしご車の出番になると見に来ていたチビッ子たちは目を輝かせていました

帰らないといけない時間が迫った時に、奈良県警による放置車両の排除訓練及び多重事故現場での救出・救助訓練が始まったので、短い時間での滞在で救助訓練が1つでも多く見れて良かったです。




奈良県警による救出・救助訓練(写真の撮り方が甘かったです


今回はあまり見れませんでしたが、今後も本職の方々の救出・救助訓練があれば1つでも多く見に行きたいと思います。

本職でもない私が救出・救助というと笑われるかもしれませんが、今後どこで大規模災害や大規模事故に遭遇するかもしれないので、防災士として消防団員としてスキルアップしていきたいと思います。


それでは今晩はこのあたりで終わります。


おやすみなさい。


防災力検定

2009-08-29 21:33:29 | Weblog

こんばんは


先日、近代消防社から発行されている近代消防9月号を購入しました。

特に毎月購入していた訳ではなかったのですが、9月号の緊急特集が大阪市此花区パチンコ店放火火災で、火災の概要や現場の状況が気になっていたので購入し読みましたが、もうあの痛ましい放火火災から2カ月ちかく経ちますが、献花しに行き悲惨な現場の雰囲気はいまだに記憶に残ってます。


さて今回はこの火災から話題がそれてしまいますが、近代消防9月号の最後の方に近代消防社から出版されている書籍案内があり、そこに防災力検定と気になる本があり、そんな検定があったのかと気になっていたのですが、さらに昨日の夕刊の1面に防災特集があり、そこにも防災力検定公認テキストの紹介があったので気になり検索してみました。

去年、一昨年と2度検定があり、残念ながら関東のみの開催だったのと、今年はまだいつどこで開催するかは未定だったので、まだ挑戦しようというところまでモチベーションは上がりませんが、災害・防災の基礎知識を再度勉強する意味でも、テキストを購入しましたが、これから時間がある時にしっかり勉強をしていこうと思います。

防災力検定が気になる方は以下のサイトを見てください。

NPO法人 防災・危機管理教育協会

http://elc-bk.org/text/index.html



最後に大阪市此花区パチンコ店放火火災で亡くなられた方に再度、お悔やみを申し上げたいと思います。

合掌


見落としがちなAEDによる自己心拍再開後

2009-08-27 20:29:07 | Weblog

こんばんは


最近、暑さがましになってきましたね
膝の故障も治ってきたので、そろそろラニング再開しようと思案中です。

さて来週は早くてもう9月ですね。
9月の私の誕生月ですが、誕生日前日に消防本部で以前より受講したかった上級救命講習をようやく受講できます。

最近は大阪市消防局など大きな消防本部等では適時に上級救命講習が開催されていますが、大阪市消防局は大阪市在住か在勤の方のみで、地方などでは問い合わせしても人数が集まらないと開催できないと言われ、半分あきらめていましたが、ようやく受講できる機会なのでしっかり勉強してきます。

少し前より基礎講習時の教本で予習・復習していますが、ここで改めて見落としてた部分に気がついたので、知られてる方も多いかと思いますが、私と同じように見落としてる方や知らなかった人に知ってもらうために説明させてもらいます。

途中省略させてもらいますが、AEDで電気ショック後に心拍再開すると、その人は助かったと思う方が多いとおもいますが(私もその1人です)、実は教本には…

AEDのショックで成功した場合でも直後の自己心拍は弱く、循環の回復には至っていない事が多い(AEDにより自己心拍再開が得られた症例の約90%は、AED直後は胸骨圧迫が必要な状態であった)ことから、直ちに心肺蘇生法を2分間または5サイクル続けます。

☆またショック直後から自己心拍が再開していることもありますが、このような傷病者に対して胸骨圧迫をしても有害ではない。

AEDの「ショックは必要ありません」の音声指示を「循環が回復した」あるいは「心肺蘇生法を中止してもよい」と誤解しないでください。
傷病者が見るからに正常な呼吸が現れた場合以外は、心配蘇生法を続けます。

とありました。

医療ドラマなどでも心拍再開で「助かりました!」と途中で終えてますし、また大体の救命講習でも電気ショックを押して、「ショックは必要ありません」で終わってしまいます。
なので今回の見落としは知っておいて損はないので、私同様に見落としてた人も知らなかった人も、覚えてもらえればと願います。

それでは今晩はこのあたりで終わります。


おやすみなさい。


咲きました(はるかのひまわり成長日記)

2009-08-24 20:55:49 | はるかのひまわり

こんばんは


またまた久々の更新ですが、はるかのひまわりがやっと咲きました・・・と言っても咲いたのは先週の金曜日ですが、週末はバタバタして写真が撮れず、今日ようやく会社から帰ってから撮れました。

やはり鉢植えのせいか花は小ぶりですが、しっかり咲いてくれて安心です

あとは害虫に葉や花を食べられず、無事に種が取れて来年につながればいいなって思います。

はるかのひまわりを見た人が防災意識をもち元気になってくれればと願います。


今晩はこのあたりで終わります。


おやすみなさい。


残念です。

2009-08-23 21:13:01 | Weblog

こんばんは


今日は市の災害ボランティアとして3度目の佐用町災害ボランティアに行く日でしたが自治会行事優先で行けずに残念でした。

2度目の時は市役所内の災害ボランティアの方たちだったのと仕事だったので、行けませんでしたが、今日は市民災害ボランティアの会長も行くのでお誘いがあったのですが、昨日は夏祭りで今日は祭りの後片付けで自警団員及び役員という事もあり、佐用町のボランティアに行きたかったのですが、残念ながら先週の夏祭り事前準備は佐用町に行っていたので出れず、今回のボランティアも急な事だったので自治会の役員や自警団の仲間に迷惑をかけるわけにはいかず地元の行事を優先させてもらいました。

しかし昨日、今日ともに自分たちの街が佐用町のように豪雨災害が起きた時に、まずどこが危険かという話を何人かで話をしていたので、防災に関心をもってもらえてるのは良かったかなと思いました。

夏祭りに後片付けと無事に済んだので、帰宅後は災害ボランティアの皆はまだ頑張ってると思うと、時間を有意義に過ごさないとと思ったので、9月に上級救命講習を受けるので、今から勉強をしておこうと教本を読んでいました。

明日は会長に連絡をして報告を聞き、来週以降で佐用町もしくは宍粟市や朝来市がまだ災害ボランティアを必要としていれば調整して行こうと思います。


それでは今晩はこのあたりで終わります。


おやすみなさい。


技術系災害ボランティア

2009-08-19 19:54:49 | Weblog

こんばんは


今日は昨日の「兵庫県佐用町災害ボランティア」の更新時にも少しお話した技術系災害ボランティアについて紹介したいと思います。

2年前の新潟県中越沖地震の災害ボランティアに行った際に、初日の災害ボランティアが、老人宅の大型ブロック塀倒壊の片づけでしたが、2人1組で邪魔にならない所に運ぶのですが、これがなかなか重労働で、当時は重機と重機に乗れる免許があればと思いました。

それからwebでいろいろと検索していたら、今回あわせて紹介したいkurosawaさんのブログに出会いました。
kurosawaさんは人としても尊敬でき、私が理想とするボランティア人でもあり、また重機や資機材を利用しての災害ボランティアネットワークの1人でもあり、ブログにコメント欄がなかったので、迷惑かと思いきやメールをしてしまいました。
そうすると気さくに返事をしていただき、助言までしていただきました。

私自身はまだまだ人力系の災害ボランティアの1人であり防災士としても未熟ですが、今後は救助・救命のスキルアップにあわせて技術系災害ボランティア人になれるようにどん欲に資格取得にスキルアップに励みたいと思います。

しかし素晴らしい人と出会う事は最高の心の財産ですよね。
もちろん私のブログ友達の皆さんも私の心の財産です。

技術系災害ボランティアの説明については、下手な私の説明よりkurosawaさんのブログを見てもらうのが理解できると思うので、是非見てみてください。


雨ニモマケズ風ニモマケズ

http://blog.canpan.info/coco/archive/221


それでは今晩はこのあたりで終わります。


おやすみなさい。


兵庫県佐用町災害ボランティア

2009-08-18 19:36:31 | 災害ボランティア活動

こんばんは


今日は、一昨日に兵庫県佐用町に災害ボランティアに行ってきたので、報告させてもらいます。

8月16日(日)、朝6時に出発し、約2時間半ほどで佐用町に到着しました。
到着後、まず佐用町災害ボランティアセンター(佐用高校内に設置)で登録を済ませ、資材準備後に早々と被災者宅(店舗)に向かいました。

歩いて15分ほどの所でしたが、道中佐用大橋を渡り、被災状況を見ながらの移動で、災害当時川から水があふれ出しJR佐用駅前の町役場、商店街及び民家が水位を増し被災した状況が分かりました。





豪雨災害から1週間ほど経っていましたが、まだまだ民家及び店舗内は泥だらけで、住民の方やボランティアの人たちは泥をかき出し、家具や店舗内の道具を洗い、また重機を使っての技術系災害ボランティアの方々も活躍されていましたが、それとは逆に道路などの泥は乾き、車が通るたびに粉塵として舞っていたので環境的には良くありませんでした。

技術系災害ボランティアについては、次回更新時に私が尊敬する方と共に紹介したいと思います。




今回の災害ボランティアは被災者の方の店舗内の清掃とショーケースの洗浄でした。
店自体が大きく、またショーケースは別の場所だったので、今回市役所内の災害ボランティアと市民災害ボランティア合同で行き、17名もいたので2グループに分けての作業としました。
市役所内の災害ボランティアの方数人は経験者だったので、スムーズに作業は進み、遅れている方のサポートをしたので順調に作業を終えました。

私自身は水害のボランティアは初めてでしたが、水害を知るという事と共に水害でのボランティアの仕方も大変勉強になりました。





今回の災害ボランティアは仕事の都合もあり日帰りでしたが、昼の休憩時と帰る際にいろいろと見て回りましたが、2年前に新潟県中越沖地震の災害ボランティアに行きましたが、地震災害とはまったく違う水害の恐ろしさを見る事ができました。

また被災者の方々も1週間経っても掃けない土砂や泥に心身ともに疲労感たっぷりな感じでしたが、被災者の方はもちろん現地の中高生が懸命に復興に頑張り、またボランティアも続々と現地入りしているので、1日も早く復興することを信じ願っています。
私自身も仕事と時間を調整し、再度行く努力をします。


今晩はこのあたりで失礼します。


やっと・・・

2009-08-15 19:59:41 | 災害ボランティア活動

こんばんは


いよいよ明日、兵庫県佐用町に災害ボランティアに行きます。

当初、盆休みに入り、市民災害ボランティアの方々もそれぞれ忙しいと思い、単独で佐用町に災害ボランティアに行こうと思っていましたが、市民災害ボランティアが行く事を決定して今日まで、行くメンバーへの連絡係に、現地では土砂を除去するためのスコップやバケツが不足しているとの事で、スコップやバケツを調達したりでバタバタしました。

しかしそうしている間にも佐用町では行方不明者が思うように見つからず、また死者の数も増え、さらには民家の土砂や不要物の除去が思うようにはいかず、ボランティアの数もまったく足らない状態だそうで、焦る気持ちを抑えるのに苦労しました。

明日は1人の人間として被災者の方の力になれるように頑張ってきます。


大地震両川口津波記

2009-08-13 18:53:06 | 災害史・災害跡・防災施設を訪れて

東京・八丈島で震度5弱=静岡地震とは関連なし-気象庁(時事通信) - goo ニュース


こんばんは


大きな地震が続きますね。

以前に前京都大学防災研究所所長の河田 惠昭先生が阪神・淡路大震災より日本は地震の激動期に入ったと言われた事を思い出します。

今後、30年以内に発生確率が高いのが、99%の宮城県沖地震を筆頭に東京直下地震に東海・東南海・南海地震といった大きな地震の危険性があります。
最近の地震もこういった大地震の前兆かもしれません。
8月11日の静岡での地震や今朝の八丈島での地震で危険を感じられた人もそうでない人も、今からでも遅くないと思うので、防災対策をしてみてはと切に願います。


安政南海地震

今日は早朝より亡き父の墓参りに行ってきましたが、15年経っても寂しいものです。
当初24才だった私も来月で39才になります・・・ほんま早いな。

移動中に今度の日曜の兵庫県佐用町での災害ボランティアの打ち合わせの電話を何度かはさみ、墓参り後に大阪市大正区にある大地震両川口津波記の石碑を見てきました。
ここは目と鼻の先に京セラドームおおさかがあります。

内容は現代文に直し掲示されていましたが、全文を書くと長くなるので、石碑の要約は下記のサイトを参照ください。


消防防災博物館 見て学ぶ11 大正橋の石碑文

http://www.bousaihaku.com/cgi-bin/hp/index.cgi?ac1=R211&ac2=&ac3=4146&Page=hpd_view



災害は体験者の方々が語り部として伝えていき防災・減災意識を高めていますが、体験者の方々も年が重なるにつれ減っていき、皆の心の中から防災意識が薄れた時に新たな災害が襲っています。
その時に被害が大きくならないように、こういった石碑の重要さは大切だと思います。

現実にはこういった石碑がある事も知らずに通り過ぎていく人が多数だと思います。
その為に少しでも紹介していければと思います。

明日は今度の日曜の兵庫県佐用町での災害ボランティアに向けて買い出しと、市の戦争展に初めて行ってみようかと思っています。

それでは今晩はこのあたりで終わります。


おやすみなさい。


防府市災害ボランティア活動報告と今後

2009-08-12 21:30:17 | 災害ボランティア活動
こんばんは


会長より防府市災害ボランティア活動報告

先週の金曜(7月31日)に7月27~28日に私の所属している市民災害ボランティアが山口県防府市での活動報告を会長より報告を受けました。
当日、私は外せない仕事があり休めなかったので行けませんでした。

メンバーは市の職員数名と市民災害ボランティアからは会長のみで申し訳ない気持ちで一杯でした。

活動内容は地震時とは違い、ほとんどが家に入り込んだ土砂を写真にあるように、畳を取り去りスコップでの除去作業で、2日間の活動はほぼ同じ内容で大変な労力を要したみたいです。


今後について

会長自身は70才前ですが、会社の社長で時間を見つけてはいろんなボランティアをされていて、今日も市民プールでのボランティアが終わってから、わざわざ私の家に来てくれて、今後の相談をされました。

今度の日曜(8月16日)に兵庫県佐用町に市の職員2名と市議会議員の先生3名が行かれるとの事で、市民ボランティアも合流しないかと言われ、私個人はお盆時期で忙しいかと思い、当初15日に1人で行こうと思っていましたが、皆のモチベーションが高いので、せっかくなのでご一緒させてもらおうと先ほどメンバー全員に連絡して参加されるか確認しました。

お盆という事で市民ボランティアからは会長と消防団の副団長と私の3人しか参加できませんが、なんとか行く事が決定しました。


今日は災害ボランティア活動の段取り等で父の墓参りに行けませんでしたが、私は明日にでもお墓参りに行けますが、今回の災害で被災された方は片づけに追われお墓参りも行けず、またご家族を亡くされた方々は悲しみも大きく何もできないと思うので、8月16日(日)は災害ボランティアとして限られた時間を精一杯頑張ってきたいと思います。

※今回の写真は会長からお貸ししていただいた防府市の被災宅の写真ですが、個人宅が分からないようにボカシを入れています。