防災士日誌

自然災害における防災活動、救助訓練などの参加レポート

慰霊

2009-04-25 22:09:15 | Weblog
こんばんは。


本日は2005年4月25日 午前9時18分に発生した、JR福知山線脱線事故から丸4年を迎えました。

事故発生のこの日の事は今でも忘れられません。

うちの息子が生まれた年で、妻がお産をおえて実家から帰ってきて間もなかった事と、会社で休憩の合間にNHKのニュースで想像を絶する悲惨な光景だったので・・・


関西では毎年、阪神・淡路大震災とJR福知山線脱線事故の前にはいろんなドキュメント番組がしていて、時間がある時は観ていますが、残された犠牲者の家族の方の気持ちが本当に辛いものだと感じさせられます。

阪神・淡路大震災は自然災害で、JR福知山線脱線事故は人災ですが、すべての災害において大切な方を亡くされるという事は遺族にとってはとても悲しい出来事です。

心より亡くなられた方のご冥福をお祈りしたいと思います。

消防団の初訓練

2009-04-19 21:01:23 | 消防団・自警団 活動

こんばんは。


今日も昨日に引き続き天気が良く暑かったですね


以前のブログで今年の4月から消防団に入団し、歓迎会の翌日に火災の初出動した記事を更新しましたが、本日ようやく新消防団員の総合訓練が朝より行われました。


初訓練


私の住んでいる市には全部で5分団ありますが、近年消防団員の減少でなかなか新消防団員の確保が難しいみたいですが、今年は5分団で20名もの方が新しく入り、初めての訓練も活気的でした。

訓練は礼式の訓練から始まり、後半は消火ホースを使っての訓練でしたが、不慣れな事をしたせいか?暑さのせいか?多少の緊張感のせいか?訓練が終った時点で少し疲れが出ました

ちなみに消防団に入ろうと思った時から筋トレを再開しはじめ、若かりし頃に格闘技をしてた頃には及ばずとも、そこそこ体力と筋力は戻ったかと思っていましたが、体力は年齢には勝てない事を思い知らされました

しかし年齢に応じての消防団活動が出来るように日々精進する覚悟はできました。


今晩はこのあたりで終わりにしたいと思います。

おやすみなさい。


亀の瀬地すべり跡に訪れて

2009-04-18 20:53:56 | 災害史・災害跡・防災施設を訪れて

こんばんは。


今日は本当にいい天気でしたね。

朝方に買い物に出ましたが、昨日までの激務に昼からはのんびりしすぎてしまいました


さて今回は以前に訪れた、大阪府と奈良県の府県境にある『亀の瀬地すべり跡に訪れて』をようやく更新できます。

ここには何度か来ていて、初めの写真は亀の瀬地すべり跡の向かいにある明神山の頂上付近に亀の瀬地すべり跡が一望できる展望場所で撮った写真ですが、過去ここで大きな地すべりがあったとは思えないくらいきれいになっています。

また大阪府柏原市が定期的に行っている亀の瀬地すべり対策工事見学会に申し込めば、地すべり跡内にある資料館(通常は非公開)と地すべり対策工事の見学が出来ます。
今回、資料館等のリンクを貼ろうと思いましたが、現在はサイトが無くなったのか?エラーが出たので、亀の瀬地すべり対策工事に興味がある方は柏原市役所にお問い合わせください。


亀の瀬地すべり


位置としては、金剛山地と生駒山地を大和川が東西に横断する峡谷部の北側にあり、地すべり活動はかなり昔からあったみたいですが、記録が残されているのは明治以降で、主に明治36年、昭和6~7年、昭和42年に発生した地すべりがあります。


亀の瀬地すべりの歴史や対策についての詳しい事についてはこちらのサイトを参照ください。(横着してすいません。)


大和川流域委員会

http://www.yamato-river.org/iinkai/007/0042.pdf






今日、2枚目の写真は現地の方に焼きまわしさせていただいた写真を許可を得て載せさせていただきましたが、昭和6~7年に起こった地すべり時の貴重な写真です。


現在、亀の瀬では世界規模の地すべり対策工事が行われていて、過去の大被害のような地すべりが起こる可能性は低くなりましたが、それでも日本は災害大国で亀の瀬に限らず、どこに住んでいてもいろんな自然災害に襲われる危険性があると思います。
自分が住んでいる場所の災害の危険性を知り、想定外の災害に襲われても自分と自分の大切な人を守れる防災・減災だけはしっかりとしてもらえればといつも言っていますが、1人でも多くの方が少しでも防災・減災をしてもらえればと願います。

それでは今晩はこのあたりにしたいと思います。


おやすみなさい。


初出動

2009-04-07 19:34:59 | 消防団・自警団 活動

こんばんは。


ご無沙汰していました。
1ヶ月ぶりの更新です


最近は景気悪化に伴い仕事量は減っているのにも関わらず、人手を減らされた分、個人の負担が大きく、なかなか思うように更新できませんでした。

一昨日の日曜には前回予告した「災害跡地を訪れて」のブログを更新しようと、先に風呂に入り、出てからゆっくり作業しようと思っていたのですが、お風呂に入ってる最中に消防団の無線に「火災発生!」の連絡が入り、サッと洗い流し、早々に消防団詰所に向かう事になり更新がまたもや遅れてしまいました。


消防団


実は今年から、いざという時に動けるように地域の消防団に入団させてもらいました。
私の地域の消防団の新入団は4月1日が始まりで、まさか入団5日目にして(まだ訓練前で・・・)初出動で一瞬、緊張感に襲われましたが、とにかくできる限りの事をしようと、詰所を経由して火災現場に向かいました。

到着後は待機で、しばらくして消火活動が落ち着いた頃に、分団長より勉強のために実際の現場がどんなものか見てくるようにと言われ、同期の方と3人で見にいきました。

消火活動はほとんど終り、家はほぼ全焼でしたが、幸いにも住んでいた方々は無事でした。
実は火災現場を見るのは2度目で、初めて見た火災現場は今でも忘れられない現場でした。
私が小学生の頃に近くで団地火災がありましたが、この火災では残念なことに幼い女の子と男の子が亡くなりました。
火災から数日して火災部屋の上階に友達宅があり、遊びにいく際に部屋の中が少し見えたのですが、悲惨なものでした。
TVは溶け、TV横にあった家具は原形をとどめず、またここで幼い子供が亡くなったという事で、当時は凄い衝撃を受けたことを今回の火災現場を見て思い出しました。

今回の消防団活動は忘れていた事を思い出させてもらい改めて防災・減災の大切さに気づかされました。
これからも防災士としてまた消防団員として防災・減災活動に励み、またブログで読んでいただいている方に少しでも防災・減災を実践してもらえるようにできればと思います。

これからも随時更新できるように頑張りますのでよろしくお願いします。

それではおやすみなさい。