防災士日誌

自然災害における防災活動、救助訓練などの参加レポート

消防団員基礎教育訓練

2009-09-27 18:20:09 | 消防団・自警団 活動

こんばんは


今日は以前から話していた、我が市の消防団員基礎教育訓練がありました

9時に訓練開始で昼食休憩をはさみ16時までみっちり鍛えられました


訓練内容

午前

ポンプ車及び可搬ポンプの概要説明
ポンプ車及び可搬ポンプの取り扱い要領

救助基本結索

午後

消防車両の点検及び整備
(ポンプ車点検要領)

現場活動訓練
(ホース延長要領、ホース統合要領、筒先配備要領、ホースカー・分岐等資機材取
 扱い要領)



今回の基礎教育訓練で分からなかったポンプ車や可搬ポンプの仕組みや消防車両
の点検及び整備の事が分かったのは良かったのです。

しかし午前中のロープ結索で調子が良かったせいで気を良くしすぎたのか?疲れか
ら集中力が切れてしまったせいか?午後からの現場活動訓練で1度のポカミスと1
度の勘違いミスをしてしまう反省する点もあり、実際の火災現場や災害現場で許さ
れないミスを犯さないように、今日の訓練内容とミスを書きとめておき、次の訓練時
に同じミスをしないようにしたいと思います。


今回、朝から夕方までお付き合いくださった消防の講師の方々には本当に感謝して
いますし、現場でもお礼を申し上げましたが、改めてお礼を言いたいと思います。

ありがとうございました。

それでは今晩はここまでにします。

おやすみなさい。


消防団についての意見交換

2009-09-26 18:48:13 | 消防団・自警団 活動

こんばんは


今週は本当に寝不足の日が続きました


23日は地元のだんじり祭りで、有給休暇をとって今年はじめて参加しましたが、だんじりは自警団員が引くのでかなり体力を使いました
しかし一緒に引っ張ってる子供たちやお父さんやお母さんに抱っこされてる小さな子供たちの喜んでいる姿は体力と引き換えに大きな癒しをもらえました


だんじりが自治会内の地域を回り終えてから、雑用を済まし解散となったのが21時前で、さぁ次の日も仕事やから帰るかと思った矢先に・・・自警団のみんなは打ち上げに行く気満々で・・・結局断れずに行く羽目に


飲み会に参加したのは8人で、そのうち消防団員が半分の4人でしたが、ここで1人の消防団員の人と消防団活動について話をしましたが、まず防災士って何をするか聞かれ、その後に火災時の消防団の在り方について、消防団員は火災時に本職の消防の方たちの邪魔だと、その方の考えを聞き正直驚きました。
まして怪我でもすれば自分たちの本職の仲間に迷惑かけ生活に大きな影響を与えると・・・

以前に知人の消防官の方に、消防団は地域によって温度差があると聞いていたので、確かに私の住んでいる市の消防団も分団によって温度差があり、少なからず理解できる部分もあるって思ってはいけないかもしれませんが正直思いました。

消防団の存在は大事やと思いますし、なにより大規模災害などの時に本職の消防官のサポートができるのは消防団であるべきやと。
確かに平常時に消防団によって温度差があるかもしれませんが、大規模災害が起こった場合には多くの消防団員は消火・救助に懸命になると信じています。

いろんな考えはあるものの仲間と飲むのはやっぱり楽しいものです

それでは明日は1日朝から夕方まで消防団の訓練に頑張ってきます。

今晩はこのあたりで終わります。

おやすみなさい。


練習用ロープ

2009-09-21 21:04:31 | Weblog

こんばんは


ハードな日が続いてます

昨日は用があって京都に出かけましたが、途中でmont-bell(モンベル)に寄り、ロープワークでの練習用ロープを購入しました。




ロープ径:6mm × 長さ:3M (クライミングや懸垂降下には不可)


実は今度の日曜に新団員による消防団総合訓練が行われるのですが、例年は消防学校で新団員のみで行われていましたが、今年からは消防学校とは別に我が市のみでの新団員総合訓練が行われることになりました。

以前佐用町に災害ボランティアに行った際に、我が市の消防団の副団長と一緒でしたが、その際にロープワークや本格的な消防訓練ができればと希望を言ったのですが、それが聞き入れられたのか、今回の消防団新団員総合訓練のメニューは豊富で、朝から夕方までみっちりです

ロープワークもいろいろとあるので、予習の為にロープ購入し、時間を見つけては練習してますが、今度の新団員総合訓練では時間を見つけてロープワークの基本だけではなく応用も積極的に聞こうと考えてます

訓練の内容は後日更新させてもらいます。

もう一つ野望があり、消防団とは別の事ですが、ここ数年は防災に明け暮れてたので、消防団の訓練や防災・災害ボランティアの合間に本格的に登山をしてみようかなって思ってます
昔は趣味の範囲でよく山登りはしていましたが、1000mに届かない山ばかりでしたが、これからは1000mを超える山にも挑戦しようと思ってます。

登山は体力をつけるのにも、ロープワークの練習にもつながるので・・・と結局は防災や救助につながりますが・・・

それでは今晩はこのあたりで終わります。

おやすみなさい。


津波・高潮ステーション

2009-09-12 19:57:47 | 災害史・災害跡・防災施設を訪れて

こんばんは


9月8日(火)に大阪府西大阪治水事務所に津波・高潮ステーションが開館するというので、今日は大阪に出る用事があったので行ってきました。





〒550-0006 大阪市西区江之子島2-1-64
【TEL】
06-6541-7799
【ホームページ】
http://pref.osaka.jp/nisiosaka/tsunami/index.html
【開館時間】
10時~16時
【休館日】
月曜日(祝・休日の場合は翌平日)、年末年始 《平成21年9月中は開館》
【入館料】
無料
【交通の案内】
大阪市営地下鉄 阿波座駅(中央線・千日前線)
7番出口より徒歩約2分・10番出口より徒歩約1分
※ちなみに駐車場はなく、車で行かれる場合は近くの有料駐車場を利用しないといけません。





入って受付を済ませ、まず海より低いまち大阪を大きなジオラマでの説明がありましたが、過去の室戸台風、ジェーン台風、伊勢湾台風と大阪を襲った3つの台風の際に浸水した高さが表示されていました。

大阪で繰り返し大きな高潮被害にあった歴史、水防団の役割、高潮防災の歩み、高潮防災施設の説明の展示、があり、いよいよこの施設のメインであるダイナキューブ-津波災害体感シアター-と進んでいきます。

ダイナキューブ-津波災害体感シアター-は7分ほどの映像シアターでしたが、なかなか迫力がありました。

最後は学びのサロンで防災に関する書籍が多くあり、小さな子供の為の絵本や紙芝居などもあり、またパソコンでの検索等もでき、津波・高潮をしっかり学ぶにはいい所だと思います。





津波・高潮ステーションを後にしてすぐに道路向いに水防用具庫がありました。
私も約30年ほど大阪市内の海側に住んでいましたが、水防用具庫は初めて見たので思わず写真を撮ってしまいましたが、この先何年後かに大阪市内の海側を南海地震の影響で津波が押し寄せてくるかもしれませんし、また台風などで高潮被害が起こるかもしれませんが、消防の方だけでなく、水防団の方がいて、こういった水防用具庫があるだけで少し安心感がありますよね。

でもやはり自然災害の防災・減災は一人ひとりの意識と行動が大事だと思うので、自然災害はみなさんが住んでいる場所によって違ったりしますが、しっかり対策をしてほしいと願います。


それでは今晩はこのあたりで終わります。


おやすみなさい。


8年の歳月

2009-09-11 20:26:28 | Weblog

こんばんは


早いものでアメリカ9・11同時多発テロから8年経ちました。

本当に衝撃的な出来事で、今でも当時のニュース速報を憶えてます。

毎年、9月11日にスカパーなどで9.11特集をするので観たり、録画しておき後日観ますが、今日も観ながらブログ更新していますが、何度観ても胸がつまる想いです。。。

FDNY(ニューヨーク消防局)やNYPD(ニューヨーク警察)の方々や他のレスキューの方々が危険地へ要救助者の方々を助けにいこうとした勇気には本当に心から敬服します。

救助する方々、救助される方々、本当に助けたい、助かりたいと必死だったと思います。
惜しくも亡くなられたすべての方々にご冥福をお祈りしたいと思います。


合掌


図書館講座

2009-09-08 19:38:33 | 防災・減災 知識

こんばんは


一昨日の日曜はゆっくりする予定だったのですが、日曜の朝刊に隣町の図書館で防災講座があるとの事で、急遽行ってきました

昔から思い立てば即動くところは39才になっても変わらないですね

日曜の図書館講座は「地質学から見た○○町の自然災害」という講座で、隣町なので地震災害が起こった時に知っておいたほうがいいと思い、聴講してきました。

基本的には知っている事も多かったのですが、隣町の地質や造成地盤の災害について知る事ができました。


造成地盤の災害について

今回の講師の方が特に言われていたのが災害時の「盛り土盤」の危険性で、元々が斜面や田園・水田の場所に盛り土をして、その上に建物を建てる際に造成段階で地盤改良工事がされているか、ただ単に盛り土をしているかで災害時の被害が大きく変わってきます。

盛り土の部分はほとんど締め固めが行われない場合が多いので強度はなく、大きな地震や豪雨で大きな被害に結び付く可能性があります。



一度、みなさんも自分の住まわれてる所を調べてみてはいかがでしょうか?

実は私も自分の住んでいる所が斜面半ばにあり、盛り土をして建てた家か切り土した上に建てた家か調べてみようと思います。

ちなみに造成地盤については私自身勉強中なので、また改めて分かりやすく更新したいと思います。


今晩はこのあたりで終わります。

おやすみなさい。


同志

2009-09-03 19:47:36 | Weblog

こんばんは


今日は39回目の・・・でまた1つ歳をとってしまいました
ちなみにドラえもんと誕生日が一緒みたいです・・・それがどないしてんって話ですが

昨日は9時から17時まで、消防本部主催の7時間の上級救命講習を受講してきました

久しぶりにみっちり勉強してきたので疲れ、更新が遅れました…が昨日は充実した1日を過ごせましたし、いろんな出会いがありました。

講習では午前と午後で4人の救命救急士の方が講師として来てくれました。

1人目の講師は応急手当の重要性について、講師の方が体験された事例を交えてのお話で、2人から4人目の講師は事例と実技の講習でしたが、とても細かい所まで1人1人に指導してくれたので、今までの講習とは違ったので新しい発見などありました

上級救命講習

地域によって講習内容や講習料の有無があるので、もし受講されたい方は皆さんの住んでいる、または勤務されている消防本部に確認してください。

ちなみに私が受講した上級救命講習は、受講料が無料で、内容は以下の通りです。

○応急手当の重要性について

○応急手当
 止血法(止血法の対象者・止血法法・血液感染防止)
 外傷の手当(包帯法・骨折の応急手当・熱傷の応急手当)実技
 特殊な傷病とその応急手当
  (歯の損傷・毒蛇・毒物・けいれん・溺水・熱中症)説明
 傷病者管理法(衣類の緊縛解除・保温法・体位管理)
 搬送法(搬送の原則・徒手搬送・担架搬送・応急担架作成法)
○救命処置
 心肺蘇生法
 AEDによる除細動
 気道異物除去法(背部叩打法・腹部突き上げ法)
○シナリオトレーニング

以上が私が受講した上級救命講習の内容です。


今回の講習は先に話したように、本当に充実した講習でしたが、それとは別に本当に「命」を尊重された方が多かった事には本当に驚きました。

話は少しそれますが、私が所属している市の災害ボランティアについて、考え方が違う者ばかりで、その事について私がボランティア人として心から尊敬している「雨ニモマケズ風ニモマケズ」の管理者でもあるkurosawaさんに相談した事がありますが、親身に相談にのっていただき、そこで「災害ボランティアは数ではなく個人のモチベーションが大切ではないかとkurosawaは感じています、それが、現地で考えを同じくするもの同士がつながりあいネットワークが形成され、それが1+1が3になり4になることがよくあります。
まずは現地に向かうことが最も大切なことではないでしょうか」

この大きな言葉を基本に、今回は災害ボランティアとは違いますが、いつも自分で大切だと思う講習やセミナーは1人でも行き聴いて学んで帰ってましたが、今回は実技も兼ねていたので、いろんな方に話しかけました。
そうすると今までと違い、同じように助かる命を救いたいと思う者同士だったので、いろんな話ができました。
中には家族の方が倒れられて、何もできずに亡くなられ、それがきっかけで救命講習を何度も受けられて、完全に会得されてる方など、本当にいろんな方がおられ貴重な話や体験など聞けました。

今後もkurosawaさんに教えられたように個人のモチベーションを大切にして、いろんな出会いを通じて良いネットワークをつくっていければと思います。

kurosawaさん、ありがとうございました。


それでは今晩はこのあたりで終わります。

おやすみなさい。