こんばんは。
昨日、1月25日(日)は日本赤十字社大阪支部の赤十字防災ボランティア養成講座に参加してきました。
まずは赤十字防災ボランティアの方より「地震に備えて」の講演があり、休憩をはさみ炊き出し体験の段取りとして、赤十字支給の「赤十字災害救護用包装食」用のポリエチレン製の袋に米、水、梅干などを入れ、輪ゴムで硬く縛るまで用意しました。
その後は約30分ほど沸騰したお湯で炊き上げます。
※今日の画像は「赤十字災害救護用包装食」をお湯に入れたところです。
とりあえずお湯に入れ出来上がるまでの時間に「身近なものでの応急手当」として、直接圧迫止血法、骨折時に雑誌とネクタイを利用しての応急手当、女性が使うストッキングを利用しての応急手当等、また要救助者の搬送法などを学びました。
今まで一般的な応急手当はいろんな講習で学びましたが、今回は女性が使用するストッキングでの応急手当で、女性用のストッキングがあんなに応用が利くとは思いもしませんでした。
「だれでもできる応急処置 パンスト救急法」が㈱コンパス社より発売されています。
詳しくはこちらを参照ください。
㈱コンパス
http://www.compass-tokyo.jp/service/publishing/index.html
応急手当講習が終了してからは、自分たちでつくったご飯と、赤十字防災ボランティアの方が作ってくれた豚汁で昼食をいただきました。
豚汁は本当に美味しかったのですが、自分で作った無洗米と水を調合したご飯は少し水っぽくなりいまいちでした。
しかし今回の炊き出し体験は凄く勉強になったので、今後につなげれるように、また「赤十字災害救護用包装食」を入手して普通につくれるように何度か家でも試してみたいと思います。
※赤十字社のものと同じではないですが、「災害救護用包装食」用の袋は一部のキャンプ用品店や防災ショップで扱ってるみたいです。
今回、学んだ事は繰り返し勉強しないと忘れてしまうことが多いですが、体験するという事はとても大事だと思うので、皆さんも機会があれば是非とも応急手当法や炊き出しを体験してもらえればと思います。
それでは今晩はこのあたりとします。
おやすみなさい。
こんばんは。
寒い日が続きますね。
今日は先日の阪神・淡路大震災関連として、『ありがとう』という映画を紹介させてもらいます。
※2006年11月25日から公開された日本映画で、現在はDVDの鑑賞となります。
映画『ありがとう』
この映画は史実をもとにつくられた映画作品で、神戸市長田区の鷹取商店街でカメラ店を営み、阪神・淡路大震災で自宅兼店舗を焼失してしまい、その後地元の復興のため、町内会長や消防団の団長などを務め、ボランティア活動に奔走した古市忠夫さんの半生を綴った映画です。
神戸市長田区といえばご存知の方も多いと思われますが、阪神・淡路大震災で被害が大きかった地域でもあります。
映画の前半は古市忠夫さんが阪神・淡路大震災時とその後の復興がメインですが、後半は震災後に自らの趣味であるゴルフで、生計をたてようとプロゴルファーになることを決意し、PGA資格認定プロテストに60歳で合格する奇跡を描かれています。
監督やキャストなどはこちらをご覧ください。
goo 映画
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD9693/
とにかく地震のシーンはリアルすぎて驚くほどです。
前半の阪神・淡路大震災時とその後の復興の場面では学ぶところも多いかと思います。
また興味のある方は一度観てもらえれば、いろんな事を考えさせられると思います。
それでは今晩はこのあたりとさせてもらいます。
おやすみなさい。
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こんばんは。
今日で阪神・淡路大震災から14年が経過しましたね。
今年は1月17日が土曜という事もあり、阪神・淡路大震災 1.17のつどいに参加しようと計画していましたが、午後から防災士研修の予定だったのでちょっとハードかと思いましたが強引に実行しました。
自宅から神戸会場である神戸市役所南隣りの東遊園地(テーマパークではなく公園です。)に朝5時46分に間に合わそうと思ったら、車で向かうのに3時には家を出ないといけないので大変でした。。。案の定、昼からの研修(講演会)で少しだけ気を失いそうになりました・・・
いろんな表情・・・
さて阪神・淡路大震災 1・17のつどいの会場である東遊園地に無事5時には着き、記帳を済ませてから会場を歩きましたが、マスコミの方を除きいろんな表情を見ました。
友人や知人、家族と談話している方、じっとロウソクを見つめたままの方、泣いている方と様々でした。
特に印象的だったのが、ロウソクを挟み私の斜め向かいに居た20代半ばの男性がジッとロウソクを見つめたまま立っていましたが、5時46分の黙祷の終った時には涙を流されていました。
ありがちな光景だと思われるかもしれませんが、印象に残るくらいの想いが伝わってきました。
14年経った今でも突然の地震で家族や友人や恋人を亡くした悲しみは消えないと思います。
だからこそ、今後同じ想いをしない為にも防災・減災を1人でも多くの方が実践してもらえればと願います。
竹灯篭と1・17のつどいの始まり
平成10年(1998年)1月17日、被災された方々を中心に結成されたボランティアグループ「神戸・市民交流会」が中心になって、震災時避難所であった中央区の旧吾妻小学校(現:コミスタこうべ)で震災3周年を機に、追悼やこれからの復興に祈りを込めて、「つどい1・17」を開催しました。
翌年の平成11年(1999年)1月17日からは現在の会場である神戸市役所南隣りの東遊園地に場所を移し、早朝5時46分に「1.17」の形に竹灯篭の灯りをともし、夕方5時46分に再び灯りをともす形式になりました。
今晩はこのあたりで休ませていただきます。
おやすみなさい。
こんばんは。
毎年、この時期が来ると話題になりマスコミで特集を組まれたりするのが、阪神・淡路大震災です。
もちろん震災を忘れないためにも、またこれから起こりうる自然災害に備えての防災・減災意識を高めるうえでも大切なことだと思います。
さて改めて阪神・淡路大震災がどういった激甚災害だったかを皆さんと再確認できればと思います。
阪神・淡路大震災(兵庫南部地震)
地震の概要
発生年月日 平成7年(1995年)1月17日(火) 5時46分
地震名 平成7年(1995年)兵庫南部地震
震央地名 淡路島
震源の深さ 16Km
規模 マグニチュード7.3
震度7を観測した地域
※気象庁が地震起動観測班を派遣し、現地調査を実施した結果、下記の地域は震度7であった。
震度7
神戸須磨区鷹取、長田区大橋、兵庫区大開、中央区三宮、灘区六甲道、東灘区住吉、芦屋市、芦屋駅付近、西宮市夙川等、宝塚市の一部、淡路島北部の北淡町、一宮町、津名町の一部
被害状況
人的被害
死者 6、434人
行方不明者 3人
重傷者 10、683人
軽傷者 33,109人
住家被害
全壊 104、906棟(186、175世帯)
半壊 144,274棟(274,182世帯)
一部破損 390,506棟
※総務省消防庁 阪神・淡路大震災データベース引用
以上は阪神・淡路大震災の概要と被害状況を簡単にまとめましたが、もっと詳しく知りたい方は、こちらを参照ください。
総務省消防庁 阪神・淡路大震災災害データベース
http://sinsai.fdma.go.jp/search/
今回は震災被害の数字のみを記載しましたが、阪神・淡路大震災という激甚災害を数字だけで理解するのは正直無理だと思います。
私たち関西人は震災の爪あとを観にいったり、人と防災未来センターに行き、語り部さんの話を聞き、遺品を観たりで阪神・淡路大震災を感じることはできますが、関西以外の方はなかなか簡単にはいかないと思います。
なので今後も皆さんに阪神・淡路大震災をもっと感じてもらえる記事や画像をアップしていくので、今後の防災・減災につなげていってもらえればと願います。
それでは今晩はここまでとします。
皆さん、おやすみなさい。
こんばんは。
年始の挨拶から少し仕事がバタバタして間が開きましたが、今年初めの記事は、いざ!という時に学んでおきたい救命講習についてお話したいと思います。
私たち一般人が学べる救命講習には、消防署などで受講できる応急手当講習他、日本赤十字社が主催する救急法基礎講習他があり、他にも病院やいろんな団体が主催する救命法があり、最近ではAED講習も含まれています。
もし目の前で・・・
皆さんは、もし目の前で人が倒れたりしたらどうしますか?
私は過去に2度、目の前で人が突然倒れるところに遭遇しました。
1度目は中学生の頃に銭湯で、2度目は会社の同僚のお見舞いに行った際に病院から100mほど離れた場所でした。
周りにいた人は見ているだけで、私自身はまだ救命法とは無縁で何ができる訳でもなく、とにかく走っていきました。
幸いにも2度ともすぐに意識を戻したので、1度目は救急車を呼んでもらい、2度目は病院まで運び、どちらも大事には至りませんでしたが、もし最悪な状態だったらと思うと・・・
やはり学んでおきたい救命法
自分の大事な人が自分の目の前で命の危険がある場合は何としても助けたいですよね。
その時に自分自身が救命法を学んでいれば、救急隊員の方が来られるまでに命をつなげる事ができます。
しかしもし自分の知らない人が倒れた場合どうでしょうか?自分にとっては知らない人でもその人を大事に思ってる人はいてるはずです。
同じように自分の大事な人が自分の知らない場所で倒れた場合、同じように知らない人が自分の大事な人のそばにいるかもしれません。
そんな時にどちらも助ける事ができる人なら悲しい想いをする人が減るかもしれません。
1人でも多くの方が救命法を身につけ助けれる人が増えれば、大災害が起きても助け合えるかもしれません。
是非、皆さんも受講してみてください。
救命法を受けてみたいという方は
消防署での講習については、地域の消防本部もしくは消防署にお問い合わせください。
日本赤十字社については各地域の日本赤十字社の支部のホームページを見るか、電話でお問い合わせください。
日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/
それでは今晩はこのあたりします。
おやすみなさい。
今年も防災・減災活動に励みたいと思いますのでよろしくお願いします。
本日は挨拶のみとさせていただきます。
2009年 元旦
※画像は防災士会のキャラクターであるサイです。
今年の干支である丑じゃなくてすいません