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ジュウモンジシダ・1~高尾山2号路

 オシダ科イノデ属の「ジュウモンジシダ(十文字羊歯)」。葉身は単羽状に分裂するが基部の羽片だけが長く伸び羽状に分裂して、全体で3方向に伸び十文字に見えることから名付けられている。学名にある“tripteron”は3つの翼があるという意味。葉身は30~40センチで大きいものは60センチほどになるものもある。これは高尾山“2号路”のもので、高尾山では他の登山路でも良く見掛けた。シダ初心者の私にはとてもわかり易い種である。
 さて新型コロナウイルスの影響で2月23日天皇誕生日の一般参賀が中止となったのに加え、3月1日開催の東京マラソンでの一般参加者の出場ができなくなり、エリートランナー約180人のみのレースになると決まった。11倍という倍率の中で当選し楽しみにされていた3万8千人余りのランナーの皆さんはたいへん残念なことだろう。私は昨日の青梅マラソンを走ることができたが、3月8日の立川シティハーフマラソンにもエントリーしているので開催動向が気になる。日に日に感染者数が増えていくが、快方に向かわれた方の状況や完全治癒された方の数も知りたいところ。
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カラスザンショウ・5~葉痕

 長沼公園“霧降の道”で見られる「カラスザンショウ(烏山椒)」。ミカン科サンショウ属の落葉高木で、葉痕には垂れ目の可愛い笑顔が見えた。カラスザンショウは伐採地などで初めに生える先駆植物だが、ここは山道の脇で、以前の草刈りで小低木や雑草が刈られたような場所に生えてきている。樹高は1メートルにも満たない幼木で、まだ花は期待できない。
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