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セツブンソウ・9~春の妖精

 暖冬の今年も節分には間に合わなかった庭の「セツブンソウ(節分草)」。キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草で、これらの中の早いものは節分から三日遅れで咲き始めた。今日は4月並みの気温になり日差しは少ないものの気持ち良さそうに咲いている。この可憐さはやはり“春の妖精”と呼ぶのに相応しい。
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ヤマハンノキ・3~蕾

 長沼公園“栃本尾根”で見られる「ヤマハンノキ(山榛の木)」。カバノキ科ハンノキ属の落葉高木で雌雄同株雌雄異花。写真は蕾の様子で、手前に垂れ下がっている雄花序は長さ7~8センチ。その右上に見えるのが雌花序になる。開花は3月頃で花粉症の元凶のひとつでもある。
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コシアブラ

 ウコギ科ウコギ属の「コシアブラ(漉し油)」。その樹脂を漉して油や漆のような塗料を採ったことから名付けられており「ゴンゼツノキ(金漆木)」とも呼ばれていた。平安時代の書物にコシアブラの名が出てくるものの、江戸時代にはその抽出方法や用途がわからない謎の木だったようだ。タラノメと同様、若芽を天ぷらにすると美味しいようだが、私は食べたことが無い。写真はV字形の葉痕で維管束痕は15個程度あり、その上に小さな冬芽が見える。何か怪物がニタッと笑っているようにも見える。
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