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ハナネコノメ・3~蕾

 高尾山“6号路”で見られる「ハナネコノメ(花猫の目)」。ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で、山地の渓流沿いや湿り気のある岩場などで見られる。花期は3~4月で写真は蕾の様子だが、暖冬の今年は開花が早いかも知れない。
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ヒノキバヤドリギ・2~果実

 ビャクダン科(←マツグミ科)ヒノキバヤドリギ属の「ヒノキバヤドリギ(桧葉宿り木)」。写真は節の部分を拡大したものだが、節間に見える果実は直径2ミリほど。ヤドリギはキレンジャクやヒレンジャクなどによって種子が拡散されるが、ヒノキバヤドリギは果実の中に粘着物質が付いた種子があり、果実が熟すと破裂して種子を1メートル近くも弾き飛ばし近くの枝や他の樹に寄生する。アリが関与しているという説もあるようだ。ヒノキバヤドリギは常緑樹に寄生するとのことだが、ここでは落葉樹のエゴノキに寄生しており例外もある。葉は退化して無くなり扁平の茎が光合成を担っている。葉からの蒸散が無いため乾燥に耐えられる形態になっている。
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